ブログ 2023/1

越冬[ラグビー部リレー日記]

 written by 前川 紘佑投稿日時:2023/01/24(火) 18:38

石澤からバトンをもらいました、新四年の前川です。石澤はコミュ力が高く、可愛げがあるので毎週のようにおごることも苦ではありません。どこかの憎たらしい雪竹君にも見習ってほしいものです。

さて、最高学年になるということでリレー日記ではラグビーについて語ろうかとも思っていましたが、それはもう少しシーズンが進んだ次回に残しておこうと思います。
 

では何について書くか。非常に困りました。ただでさえ、明日試験がありクソ忙しいことやこの間までコロナにかかっていたこともあり、そんな大層なものを書く余裕は正直ないです。すみません。

というわけで最近僕が発見したことを書こうと思います。最近、僕は部の会報がちょっと面白いんじゃないかということに気づきました。今までは文字数の多い面白くない読み物と思っていましたが、意外とそうでもなかったのです。といっても別に監督などのシーズンの振り返りやありがたいお話が面白いというわけではないです。(そもそも現役向けではないはず。)新聞だったらテレビ欄とスポーツ欄と四コマ漫画しか読んでこなかった男がそんな所読む訳ないのです。じゃあ何が興味あるか。それは現役部員が書く文章です。それも自分の知らない年代の人が面白可笑しく書いている文章が良いと思います。内容自体は若干コンプライアンスに引っ掛かりそうなものもありますが、本当に面白いです。名前も顔も分からない人たちの話ですが破天荒な様子がうかがい知れ、何より歴代の部員の人たちも同じように四年間を過ごしてきたことが分かって、親近感がわきます。僕のおすすめは71号のTURFC事件簿2014~ありのままの姿で~という文です。他にも面白い文章はたくさんあるので現役部員は会報を読んでみましょう。

それと会報を読んでいて思ったことを一つ。会報のなかで四年間にあった面白いことを思い出して書くという文章があったのですが、その中で四年間は思ったより長くすべてを思い出すことはできないということが書いてありました。現に僕もまだ三年もやっていないですが、結構忘れている気がします。辛かったことも楽しかったこともどうせ平等に忘れていくのだから、これから始まるきつい春シーズンもいずれ忘れるのだからというモチベーションで乗り切りたいなと思います。

次は清和にバトンを回します。最近FWらしく、デカく強くなってきて非常に頼もしいです。ただ、この前聞いたときは授業も出ず、勉強もしてないと言ってましたが大丈夫でしょうか。同じ法学部の池田君のようにはならないでください。

 

今、話したい誰かがいる[ラグビー部リレー日記]

 written by 石澤 諒馬投稿日時:2023/01/21(土) 01:26

おっくんからバトンを受け取りました新2年の石澤です。本当は奥山"先輩"と呼ぶべきでしょうが、彼の海のように広大な懐と兄のような優しさにより、我々は親しみを込めておっくんと呼ばさせていただいています。そんな彼はリーダーシップに溢れ、昨年のコルツ戦では精神面とプレー面の両方において非常に頼りになりました。尊敬というのは外面だけから伺えるものではないのです。



 さて、最近の個人的ニュースといえば、1週間以上前になりますが、成人式を迎えたことでしょうか。中学から30キロ増えた肉体とフェードカット。バチバチにいかつくして臨んだ成人式大イキり選手権でしたが、当日は悔しくも本物のいかちい人たちに圧倒され、予選敗退しました。 


 とはいえ、前シーズンの個人目標であった「成人式で元中をビビらせる」はギリギリ達成できたように思います。再会の瞬間の彼らの驚きの反応が楽しくてたまりませんでした。とにもかくにも、旧友たちとの思い出話を盛大に楽しめた三日間は忘れられない記憶になるでしょう。

 

 ところで、新シーズンが始まり1週間が経ちました。基礎づくりの春シーズンということで、覚悟はしていましたが、ボールを持つ時間よりも人と組み合う時間のほうが長い練習には、ラグビー部というよりは"スクラム"部の方が実情に合っていると感じさせられます。

 

 始めた時から今まで一切スクラムに関わったことのない僕のような完全バックス人間にとってすれば、楕円球はもはや恋人です。

 

 "春シーズンは遠距離になるけど、アフターでたくさん投げて、たくさん蹴り飛ばしてあげるからね" 

 

遠距離になっても心の距離は離れないように、楕円球とのコミュニケーションも怠らないようにしたいと思います。

 

 次は新四年生の前川さんにバトンを渡します。前川さんは毎週木曜日にご飯をご馳走していただける機会に恵まれてから、いろいろな話を聞いたり、話したりするようになりました。経験値とパススキルはいうまでもないうえに、アフターでパスやキックの練習を黙々とこなす姿がとても印象的で、今年度のチームを引っ張ってくれそうな頼りがいを常に感じます。粋でこれからも美味い飯とディープな話を期待してます。

バチバチ 2023[ラグビー部リレー日記]

 written by 奥山 敦裕投稿日時:2023/01/13(金) 07:00

皆さま、あけましておめでとうございます。
1月11日に2023年度シーズン・西久保組がスタート致しました。

新シーズン最初のリレー日記は新3年奥山が担当します。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新シーズンを迎えたにあたり、本チームの目標や目指すかたちは主将、副将がVoiceにて綴りますので、私のリレー日記では、個人的なことを書かせて頂こうと思います。

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昨年は一昨年よりも良い景色に辿り着けた。
膝の怪我からやっとの思いで練習に復帰しても調子はあがらず、夏先までは全く戦力として評価されていなかったため正直つまらなさを感じることが多かったが、バックローへのコンバートを決めてからはB戦にも出していただけるようになり、試合毎に様々な感情を味わうことができた。概してどれも一昨年には決して感じることのなかった良い感情だった。
対抗戦が終わるとコルツチームのリーダーを任せていただいた。首脳陣のスケジュールマネジメントのおかげで試合経験に恵まれるとともに、個人的には2年間の中で最も濃い1ヶ月を過ごすことができた。
また、東大ラグビー部の理念のひとつである「人生を豊かにする」という言葉がどういう思いで作られたのか、その意味するところがほんの少しだけわかった気がした。

けれど昨シーズンまでスイカジャージを着ることはなかった。最終戦のエコパスタジアムでの京大戦では、登録人数が普段より多い関係で初めてリザーブに入れたのは嬉しかったけど、まだスイカを着て闘うに資する選手ではないことは自他共に認めるところだ。まだまだこんな努力では東大を代表する「戦士」には到底なり得ない。

あれは昨春シーズンのいつだったか、B.Bの合間に大西さんが選手を集めておっしゃった
「みんなの感じる限界は設定にすぎない」という言葉が忘れられない。

今年は自分の人生を大きく決める国家試験を受ける予定であり、今までの人生で最も大切な一年になる。選手としても今年こそはこの手で結果を掴み取りたい。双方が自分の理想通りにいくか、今の時点から不安は尽きないが、天命を待つのみという心境に至るまで努力をし続けるしかない。


自分がラグビー選手として、人としてどこまで強くなれるのか、成長しているのか、1年後の同じ時期に振り返るのが楽しみでならない。また、チームのみんなと今年どこまで良い景色を見に行くことができるのか、今とてもワクワクしている。

自分のためだけではなく、チームのために努力できる、努力しようと思えるのはとてもありがたいことだ。加えて自分には選手として以前に、人として当たり前に生活できている。その当たり前を作ってくれている沢山の人々の存在がある。今日も、明日も明後日もみんなと駒場で当たり前に練習やトレーニングできることを幸せと思わずに、これ以上どんな幸せを望もうか。
どんな限界を感じても、そんなものは自分が勝手に決めた設定だと思って突き破ってやろう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

 
次は新2年生の石澤君です。基本に忠実なパススキル、キックスキルも素晴らしいですが、それ以上に力強いボールキャリー、1発で仕留める1on1のタックルでチームを引っ張る素晴らしい選手です。
また、練習後やバス移動の際には、同級生との談笑の輪の中心となって面白い話を披露しており、よく自分も笑かしてもらっています。
そんな彼の今シーズンの活躍からは目が離せません。

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二十過ぎれば
2023/01/21(土) 01:26
今、話したい誰かがいる
2023/01/15(日) 21:16
深みを求めて
2023/01/13(金) 07:00
バチバチ 2023

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