ブログ カンリフ 慈英斗さんが書いた記事

現実部分[ラグビー部リレー日記]

 written by カンリフ 慈英斗投稿日時:2025/03/01(土) 19:41

腓骨骨折後輩のモモカイさん(新3年)からバトンを受け取りました、先輩のカンリフ(新2年)です。モモカイさんは僕より重めの骨折ですが、よくリハビリしていたと思います。そして、まさに最近復帰して、BBCでは誰よりも声を出してチームを引っ張っています。良い後輩を持ったなあ。復帰祝いとして、彼のためにスイカジャージにスイカらしく赤色を足してあげるべきだと思います。



 



 自分にリレー日記が回ってくるタイミングで、奇跡的に、直近のオフに同期とディズニーシーに行くことが出来まして、そこでディズニーというものに感動したので、そのことについて記したいと思います。



 まずディズニーの素晴らしいところのひとつに、一度入場してしまったら、中から汚染された外界が見れないという点があります。これは忘れがちだけど重要な事実ですよね。パーク内から、道路で車が行き交う様子などを見れてしまっては興ざめでしょう。まさに、夢の国、らしく徹底してパーク外とパーク内を分離しています。その徹底ぶりに感心しました。同期の目黒いわく、USJはこれができていないため気に食わないとの事です。



 次に、これもディズニーが夢の国たる所以だと思うのですが、スピーカーが客から見えない位置に設置されているという点があります。パーク内では、四方八方から陽気な音楽が聞こえるのにも関わらず、その出処は分かりません。この隠されたスピーカーを探すのが以外に楽しいものです。1番感心したスピーカーの設置位置は、最近新設されたエリアのファンタジースプリングスに向かう道中、横に木製っぽい壁があるのですが、その木目らしき場所から音楽が流れているらしいです。(伝わりにくくてすみません)皆さんも探して見てください。ちなみに、この知識は同期の目黒が嬉しそうに教えてくれました。



 最後に、来場客に対する配慮が完璧であるということがあります。ディズニーシーと言えば、閉園間際にパークど真ん中でショーをやるのですが、ショーが終わればほとんどの客が帰宅するためにエントランスに向かうのに対し、ショーが20時という閉園まで1時間残した絶妙な時間帯に閉幕するため、一部の客は最後のライドに乗るためにパーク内を逆走します。この状況を放置していると、パーク内が様々な方向に向かう人々で渋滞し、カオスな状態となります。想像するだけで嫌ですよね。これを避けるため、ディズニー側はキャストを道に沿って配置し、人々が左側通行するように仕向けるという対策をとっています。それに加えて、ショーを見終えてエントランスに向かう人の方が多いため、キャストたちはそちら方面の道を広く取れるように配置しています。そういった来場客のストレスをためないようなキャストたちの計らいに感心しました。同期の目黒も、「完璧な導線だなあ」みたいなことをぼそっと呟いていました。



 他にもいろいろ感心したところはあるのですが、長くなりすぎるのでこれくらいとしておきます。



 僕の同期の三上も一緒にディズニーに行ったのですが、前日は「途中で帰ろうかな」とか乗り気じゃない発言をしていたのにも関わらず、蓋を開けてみれば、一緒に同行していた同期の小川の持参したサングラスを、一日中つけては、はしゃぎ回ってました。ディズニーマジックです。



 このリレー日記を通じて、ディズニーが乗り物だけのテーマパークじゃないこと、そして、僕の同期の目黒が以外にもディズニーを愛してやまない可愛いやつであるということをわかって頂けたら幸いです。



  



 次は我らがラグビー部のスーパースタッフ、のなさんにバトンを渡します。のなさんは東大ラグビー部のマドンナ的存在で多くの部員から愛されています。よく、尋常じゃなくデカい荷物を持っているところをみますが、それらを楽に運ぶコツとして、周りのボーッとしている選手をこき使うということがあります。誰も文句は言わないはずです。もちろん自分も運びます。



 

名誉回復[ラグビー部リレー日記]

 written by カンリフ 慈英斗投稿日時:2024/08/24(土) 09:45

4年の倉橋さんからバトンを受け取りました、もはやウェールズのハーフであることがアイデンティティでなくなった1年のカンリフです。僕も怪我を倉橋さんを始めとした4年生方の卒部前に完璧に治して、一緒にプレーしたいです。


 

 


 

さて、今回のリレー日記についてですが、最近、「卓球部は文化部だ」などと僕が所属していた卓球部があまりにもバカにされすぎていますので、皆の穿ったものの見方を僕が正したいと思います。ラグビー部のリレー日記で卓球のことについて熱く語るという変な形にはなりますが、そこは僕の右足首に免じて妥協して欲しいです。


 

 


 

まず、皆が卓球に対して抱く誤解のひとつに「動く必要がなくて楽」というものがあるでしょう。これはお話になりません。台は一本道ではなく左右に広がりを持ちますから、台の端に飛んできたボールをただ真ん中に突っ立っているだけでは返せません。移動する必要があります。移動した分だけ戻る必要もあります。これを「動く」と言います。


 

「動かない」とまでは言わなくても、中には「卓球部って反復横跳びだけは早いよね」とか言ってくる方々がいます。卓球を動かないスポーツだと思っている論外な人に比べたらマシな発言ですが、これは卓球を左右に動くだけのスポーツだと思っての発言でしょうか。であれば、後ろへ下がるためのスペースを用意する必要がありません。前へボールを落としたり、後ろへ下がってロブショットを打ったり、それこそ左右にゆさぶったり、選手が前後左右に動けるスペースがあるためプレーにバリエーションが出るのです。


 

それと卓球の練習には、「多球練習」というものがあります。この練習では2人の人間が必要で、適当なボウルにありったけのボールを敷きつめそれを出す人と、それをひたすら打ち返す人に分かれます。ひたすら打つ人は前後左右に揺さぶられながら、40球ほどの球をスクワットの体勢をおおよそ保ちながら打ち返し続けます。これを数セット続けてみて下さい。とてもキツイですよ。


 

 


 

また、卓球の凄さが浸透しないのは、テレビで見る卓球と実際に自分がやる卓球に乖離があるからでしょう。テレビのコートを上から見た画角ではボールが選手間を直線的に行き来してるようにしか見えません。しかし実際のコートでは、中身が空洞の軽いボールはに、信じられないほどの回転がかかっており、プレーヤーは相手が打ってから自分に届くまでの一瞬の間(約0.2-0.3秒くらい)でその回転の種類と、コートのどこに飛んでくるのかを見極め動く必要があります。これでも、大したことないでしょ、と思う方は僕に言ってください。僕が実際に体験会を開きます。


 

 


 

これ以上、つらつらと卓球の良さを語っても、そもそも大半の人が最後まで読んでいないと思うのでここまでとしておきます。時々自分が卓球部だった事実を隠す人がいますが、大丈夫、恥ずかしがらずに堂々とその事実を受け入れましょうよ。


 

 


 

次は4年の寿太郎さんにバトンを渡します。寿太郎さんはごはんを食べる時、ご飯を両ほっぺにしきつめ、それを噛まずして喋り倒すため食べるのがとても遅いです。その代わり話がとても面白いです。東大ラクビー部を入れ替え戦出場へと導く偉大な主将のおもろしい1面です。

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