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ラグビーを続けられる理由[ラグビー部リレー日記]

 written by 山本 健介投稿日時:2017/09/21(木) 18:00

1年生の中で大人気の3年生、吉村さんからバトンを受け取りました1年の山本です。

 

高3の6月、他の高校ラガーマンより一足先に引退を迎えた時、「もうラグビーはええかな。」と思っていました。中学入学と同時に始まったラグビー生活は、仲間にも恵まれ、楽しい6年間であったことは間違いなかったのですが、自分の中でラグビーが大学に入ってまでやりたいスポーツであるという認識を持っていなかったのもまた事実でした。

しかし、驚いたことに、身体を動かせない受験勉強期間中に1番やりたくなったスポーツは、野球でもサッカーでもバスケでもなくラグビーでした。この時初めて、自分の中でラグビーというスポーツが欠かせないものになっていることに気付かされました。

 

今、自分が大学に入ってもラグビーを続けることができているのは、色々な面で支えていただいているOBの方々、しっかり面倒を見てくださるコーチ・スタッフの方々や優しくて面白い先輩方、そして一緒にいるのが楽しくてたまらない同期のおかげであることは間違いありません。

しかし、それ以上に忘れたくないのは、中学入学まで無縁のスポーツであったラグビーをここまで好きにならせてくれた中学高校のラグビー部の存在です。顧問の先生や中高の先輩・同期・後輩への感謝も忘れずに、いつか東大ラグビー部で活躍する姿をお世話になった方々にお見せすることができるよう、これからのラグビー生活も日々頑張っていきたいと思います。

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次は、半日頑張って考えたのですが欠点が思い浮かばなかった四年生、岡本先輩にバトンを回します。

声の震え[ラグビー部リレー日記]

 written by 山田 允投稿日時:2017/09/20(水) 19:04

真面目そうに見える1年の前田からバトンを受け取りました、3年の吉村です。
 
声が震えていた、昨年の一橋戦のジャージ授与式の後に、みなに言われた。
緊張しているのは自覚していたが、そこまでとは思わなかった。
昨年の対抗戦中、たしかそのときも武蔵戦を前にしていたが、「緊張」と言う題でリレー日記を書いた。
対抗戦が終わるまで緊張しっぱなしだった。
 
今年の一橋戦のジャージ授与式では声は震えていなかったと思う。
けれども、試合を前にすると緊張するのは変わっていない。
結局武蔵戦を前にして書くリレー日記は、こんな感じ。
今年も、対抗戦が終わるまで緊張しっぱなしなのだろうか。
 
去年と違う結果を迎えるためには、去年とは違わねばならない。
故に、去年同様の緊張などしていられない。
緊張する暇など無く、声を震えさせる暇など無く、考え続け、動き続ける。
それが、自分がチームのために出来ることだと思う。
 
拙文お読みいただきありがとうございました。次は、灘の良心とうわさの1年山本に回したいと思います。
 
 

強いチームとは[ラグビー部リレー日記]

 written by 前田 洋太投稿日時:2017/09/16(土) 12:14

副将であり頼れる四年生の樋口さんからバトンを受け取りました、一年生の前田です。

 

 

先日の夏合宿にて、二年生の先輩から「前田、お前はどんなチームがつよいとおもう?」との問いを投げかけられました。まだまだ一年生で、先輩たちについて行くだけだった私はその問いに対する自分なりの答えを持ち合わせていませんでした。そもそもそんなことについて考えたこともありませんでした。

 

 

将来的に、なんて大袈裟ではなく、あと二年と数ヶ月でチームの最高学年になることを考えると今のうちから、どんなチームが強いのか、どんなチームを目指すべきか、ということを考えて行かなくてはならないと強く感じます。

 

 

これらの問いに対する答えを、同期の仲間と共に探りながら日々の鍛錬に励んでいきたいと存じます。

 

 


 

最後までお読みいただきありがとうございました。次は、夏合宿中にオセロゲームのプログラムを組んでいた未来のエンジニア、三年生の吉村さんにバトンを渡します。

 

 

前をむいて[ラグビー部リレー日記]

 written by 樋口 潤司投稿日時:2017/09/13(水) 22:28

 学生コーチとして常にチームを鼓舞する石内君からバトンを受け取りました。4年樋口です。まず最初に、2ヶ月ほどのDL期間様々な面でサポートやアドバイスして下さったドクターの田崎さんをはじめトレーナーの飯塚さん、マネージャーの皆さんに感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。対抗戦シーズンもまたよろしくお願いいたします。


 一橋戦の敗戦から3日が経った。気持ちは次に向けて切り替えられていると思う。しかし、改めて振り返って書くとなると上手く文章が続かない。重要な初戦、同じ国立の一橋に4年間勝ちきれなかったこと、そして直前まで怪我でグラウンドに立てずチームに迷惑をかけ続けたこと、悔しさや不甲斐なさはきりがない。

 しかし、チームはもう次の武蔵に向けて前に進んでいる。振りえるのは終わってからで良い。今は入替戦出場という目標のため日々の練習を積み重ね、目の前の一戦一戦を全力で勝ちに行きたい。


ずいぶんと短い文章になってしまいましたが、次は渡英していた1年生の前田君に回したいと思います。

斜陽[ラグビー部リレー日記]

 written by 石内 鴻壮投稿日時:2017/09/11(月) 12:21

奇しくも三年前の私と相通ずる内容の日記を書いた寶島からバトンを受けた4年学生コーチの石内です。

昨日の一橋戦後、グラウンドからの去り際に浴びた斜陽は2年前のそれとそっくりに見える、そう感じた。
時期的な意味で、それと自分が身に着けていたのがスイカではなくアップTやインカムだった等の点でも、むしろ客観的には去年のそれに近かったのかもしれないが。

コーチになって2年目になるが、グラウンド外にいる者としての限界を感じることが増えた。
勝つために必要なスキルや戦術その他のこと、少なくとも最低限のことはこれまでにやってきたはずだった。それは自分の無知・無力ゆえの慢心かもしれないが。だが選手個人レベルのもの、それは緊張の類のメンタルの強さとか目前の試合にかける思い或いは闘争心ないし勝利への渇望とかだろうか、については、思っていた以上に自分には如何ともし難く、自分が期待し要求する程度と多少の乖離が垣間見えることもあった。

それでもきっと勝ちたいという思い自体は皆が持っていて、同じ方向を向いていて、まだ何も終わったわけではない。

昨日は宛ら自分が試合に出るかのような強烈な緊張を覚えていた。もしかするとメンバーの誰よりも、あの時と同じくらいに。殊自分たちの代だけあって、勝ちたかった。悔しかった。泣けたなら楽だっただろうが涙は出なかった。

勝ちたい。「お前に来年ここでラグビーさせてやることができなかった、すまない。」という、最も敬愛する先輩の一人が、2年前の対抗戦最終節対成蹊戦後にやはり斜陽の差す熊谷のグラウンドで言い放った言葉を繰り返したくない。
全員に、各人に、より高次の full throttle を求めたい。そして自分自身も覚悟を決め、ひとまず筆をおく。

最後まで拙文を読んでいただき、ありがとうございました。
次は、長きに渡る怪我の療養も明け、一橋戦で華々しく復活を遂げた我等が副将、樋口にバトンを繫ぎます。
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2025年10月

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