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九州パート[ラグビー部リレー日記]

 written by 小寺 祐輝投稿日時:2017/03/14(火) 22:03

 我らが新歓代表森下からバトンを受け取りました。新4年の小寺です。先日ララランドを観ましたが、なかなか示唆に富むエンディングでいろいろと考えさせられました。いい映画なのですが2年の下條君曰く一人で見るとつまらないそうなので、部員の皆さん誘い合ってぜひどうぞ。


 ちょうど新歓期を前にリレー日記が回ってきたということもあり、我らが九州パートについて書こうかと思います。東大ラグビー部には九州パートなるものが存在し、その名の通り九州出身者(修猷館・筑紫丘・明善・濟々黌・鶴丸・その他準会員多数)によって構成されています。先日OBさんに伺ったところ、いつの時代も九州出身者は謎の絆で結ばれており、固い結束を誇るそうです。現在の九州パートもその例に漏れず、他地域とは一線を画す連帯感を有しています。

 昨年末には福岡の地で念願の九州会を開催しました。「美味しい食トレ」と題しもつ鍋、ラーメン、牡蠣など様々なグルメを堪能し、英気を養うと共に増量に努めました。九州会の趣旨に賛同していただき、ご支援いただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 今でこそ九州会を開催できるまでになりましたが、私が入部した時には九州出身者も少なく、少し寂しい状況でした。しかしそれ以降毎年九州出身者を獲得し、関西会に次ぐ規模へと発展してきました。このまま順調に勢力を拡大し、将来は関西会をしのぐ一大勢力となることを密かに願っています。今年も九州出身の新入生を1人でも多く獲得できるよう全力を尽くすつもりです。
 
 実家を離れ遠い東京の地で一人暮らしをする我々にとって、同郷の仲間の存在は非常に頼もしいものです。このまま九州パート全員で支え合い、秋、同じグラウンドで大暴れすることが出来れば幸せなことです。九州出身の新入生へ。ハートが熱く人情に篤い九州男児にとってラグビーはぴったりのスポーツです。ぜひ我々九州パートの仲間になりましょう!(もちろん女子も歓迎です)

 次は学内で高い知名度を誇る3年の石川悠太にお願いしたいと思います。

新歓に向けて[ラグビー部リレー日記]

 written by 森下 幸志朗投稿日時:2017/03/12(日) 12:00

 爽やかな笑顔が素敵な新二年の中須からバトンを引き継ぎました、新四年の森下幸志朗です。


 つい先日、東京大学の合格発表があり、新たに3,000人以上の後輩ができました。
合格するために何かを犠牲にしながら努力してきたことが結果として表れ、喜びも一入だろうと思います。
かくいう私も3年前、一浪しながらも合格したときは努力が報われたと思い、喜びを爆発させていました。
そんな3年前の私がどうしてラグビー部を選んだかについて書こうと思います。

 上京した当時、私は硬式野球部に入部すると決めており、親や地元の知人・友人にもそう言ってありました。
小学生のときはソフトボール、中学では軟式野球、高校では硬式野球と野球一色で、我が家の晩御飯ではいつもナイター中継を見ている、そんな少年時代を過ごしていました。そのため、大学でも当然硬式野球部に入部して、六大学野球に出場するものだと思っていました。
 しかし、諸手続きの日に、予備校の友達と冷やかし半分でラグビー部の体験練習に参加しました。すきやき食べ放題の謳い文句に誘われたのは言うまでもありません。その体験練習でラグビーと出会い、楕円形のボールを使うことしか知らなかった私にも、ボール遊びやタッチフットを通して、ラグビーの楽しさの一端を体感しました。
 もともとある程度体格は良かったため、アメフト、ボート、ラクロスなど、様々な部活から熱心に勧誘してもらう内に、せっかく大学という新しい環境に身を置くので、今まで続けてきた野球を続けるのではなく、何か新しいことに挑戦したいと徐々に思うようになりました。その中でもラグビー部は、部の雰囲気がよく、どの先輩に話しかけてもにこやかに応対してくれるので、とても魅力的でした。また、雑談などで和気藹々としている時間と練習中や試合中などの真剣な時間、そのオンとオフの切り替えの早さに強く心惹かれ、この部に入りたいと思うようになりました。
 ひょんなことからラグビー部に入ったのですが、後悔は全くありません。この部に入ってから、間違いなく心も体もひとまわりもふたまわりも大きくなったと思います。下級生の頃は自分のことで精一杯でしたが、学年が上がるにつれて、私という存在は、家族、同期、先輩、後輩、マネージャー、監督・コーチ陣、OBさん、友達、その他私と関わっている全ての人のおかげで成り立っているということをより強く感じています。この場をお借りして感謝申し上げます。

最後に、新入生へのメッセージで終わりたいと思います。

新入生は、どんな大学生活を送ろうかと期待に胸を膨らませていることでしょう。私のように、人との出会いによって、最初に決めていた部活やサークルとは違うものに入ることも少なくないと思います。東京大学には無限の可能性が広がっています。いろいろなサークルに入ってマルチに活躍するもよし、東大に入ったからにはと勉学に打ち込むのもよし、部活に入って文武両道を究めるのもよし。しかし、柄じゃないから、自分に合いそうにないから、といった先入観で自らの可能性を狭めるのはとてももったいないことです。なので、少しでも気になったところにはとにかく新歓に行ってみましょう。その選択肢の一つとして、ラグビー部があることを願っています。

自分語りの駄文をお読みいただきありがとうございました。
次は、先週ララランドを観たという小寺にバトンを回します。

新二年生として[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2017/03/09(木) 19:51

日々笑顔でユニット練習、ポジション練習を取り仕切ってくださっている樋口さんからバトンを受けとりました。新二年の中須です。
 
新二年生という肩書きになってから一ヶ月以上が経過しました。全員で一緒に練習をするようになり、我々の代もチームにおいて責任のある立場を担うようになっています。
去年の僕は、28年度卒部の津川さんから練習中の存在感がない、というお言葉を何度もいただきました。当時の僕はそれを解決するためにはとにかく練習中の声を増やしさえすればよいだろうと考えていましたが、それでは不十分だったようです。今振り替えると、1年生という立場への甘えこそが、存在感のなさの大きな原因の1つでした。先輩方の姿から吸収して自分の力にしよう、という意識はあったものの、あくまでそれは内向きのもので自分の中で完結しており、チームの雰囲気をあげるため、チームの力を底上げするため、といった意識は不足していたのが当時の僕です。新二年生となり、部としても新体制を構築しつつある今、改めてチームの中での自分の責任を確認して精進したいと思います。そして、Jr.チームが始動する頃には、Jr.コーチとしてJr.の練習をみている津川さんにも、別れて練習している僕の存在感が伝わるくらいの濃い熱量を身に付けたいです。
 
次は時たまトレーニングのBGMとして、アイドル曲を流して我々を鼓舞してくださる新四年生の森下さんにつなぎます。

面談を終えて[ラグビー部リレー日記]

 written by 樋口 潤司投稿日時:2017/03/07(火) 21:29

 日々チームを支えてくれているあやのちゃんからバトンを受け取りました副将の樋口です。Voiceでも記事を書かせていただいたので、最近思うところを書きたいと思います。
 
 今シーズンが始まって早くも一カ月がたった。首脳陣では、昨シーズンの振り返りと今シーズンの課題の共有のため行っていた面談が先日一区切りついたところだ。各部員と改めて話して思うのは、それぞれに様々なことを考え自分なりに真摯にラグビーと向き合おうとしているということだ。自分の課題をしっかりと捉え、これからどうしていきたいのかビジョンを持っているということがよく分かった。同時に、自分のリーダーとしての責任も痛感する。彼らの熱い気持ちに応えることを行動として示していかなければならない。ただそれは、すべてを上から指示するということではなくむしろチームとしての方向性をしっかりと示し、彼らのラグビーへのモチベーションを発揮できるようにしていくことであろう。
 緊張感や規律、ただそれだけではなく楽しさも重要な要素だと思う。そしてラグビーにおける楽しさとは、誰かに与えられえるものではなく自分で考え行動していくことにあるはずだ。それぞれが考えをもっているからこそ別々の方向を向くのでなく、一つのまとまったチームを皆で作り上げていきたいと強く感じた。

次はバックローの後輩であり、いい意味でネジの外れている中須くんに回したいと思います。
 

新しい春[ラグビー部リレー日記]

 written by 大平 綺乃投稿日時:2017/03/05(日) 19:44

おしゃれなお店をたくさん知っている素敵女子の竹村さんからバトンを受け取りました、新2年マネージャーの大平です。最近インフルエンザにかかったり花粉症に苦しんだりとつらいことが多いので、冬オフ中に行った台湾での楽しい思い出について書きたいと思います。

春節を控えた冬の台湾は、暖かで乾燥しておらず日本より過ごしやすかったです。標識や看板は全て漢字なのでわかりやすく、地下鉄に乗って気軽に移動できます。台湾で特に印象的だったのは食べ物です。漢方のような独特の香りの香辛料がよく効いており、空港に降り立つとどことなくほのかにその香りが漂ってきます。小籠包や火鍋などの定番の中華料理は、日本で食べる高級店以上のものが数百円で食べられます。まるで天国のようでした。中でも私のお気に入りは、「鳥の足」と「臭豆腐」です。鳥の足といっても日本では食べない、ウロコのようなもので覆われた足の部分です。字面だと少しグロテスクな珍味なのですが、せっかくの機会だと思って食べてみると、プリプリした食感で大変美味でした。臭豆腐は豆腐を熟成させた発酵食品です。想像を絶する臭さなのですが、揚げたり辛い鍋の具にして食べると、あっさりしていて美味しいです。どちらも日本では食べられないものなので、とてもあの味が恋しいです。

もうすぐ新歓期を迎えるということで、新入生にどんな言葉でラグビー部の魅力を伝えようか、と最近よく考えます。大学で心機一転新しいスポーツを始めたい人、高校で不完全燃焼だった人、とにかくラグビーが大好きな人。東大ラグビー部はどんな人にも密度の濃い大学生活を約束してくれる環境でしょう。ラグビーのラの字も知らなかった1年前の私にとっては、ちょうど台湾で味わったような新鮮さを持ち、好奇心を掻き立ててくれる存在でした。やっと2年生になりマネージャーの仕事に慣れてきた今でも、日常でありながら非日常であり、新たな発見が多くあります。私自身、エネルギッシュな1年生と沢山お話しできる新歓期をとても楽しみにしています。彼らの選択がいかなるものであれ、新入生の皆さんが後悔のない最高の4年間を送れるように祈りながら、筆を置きたいと思います。

駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。次は、いつも笑顔が爽やかな副将の樋口さんに回したいと思います。
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2025年10月

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