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打倒一橋[ラグビー部リレー日記]

 written by 坂田 啓悟投稿日時:2016/09/11(日) 00:53

近藤君からバトンを受け取りました、4年の坂田です。合宿後に病院で検査を受けたところ、膝に怪我が見つかり今は練習できていないので、早く復帰したいと思うと同時に大きな怪我なく最後までやれることを願うばかりです。

 

さていよいよ明日から対抗戦が始まります。今年は対抗戦5勝という目標を掲げています。5勝というのは過去10年になく、「東大ラグビー部の歴史を変える」と今シーズンが始まってからはまず対抗戦初戦に勝つことに焦点を当てて練習をしてきた。初戦の相手は一橋大学。2年前と同じだ。当時自分は怪我で長期離脱しておりチームの練習には入れていなかったが、春シーズン約10年間勝てていなかった防衛大、九州大に勝っていたし、このチームなら入れ替え戦に行けると思っていた。初戦の相手は一橋大学ということで、過去のスコアを見ても4年連続で勝利しており1トライしかとられていなかったため、自分の中では勝てると思い込んでいたし、ずっと初戦を落としていた東大にとってはラッキーぐらいに考えていた。だが負けてしまった。非常にショックだった。怪我人だったとはいえ、そんな甘い考えで部活に行っていたことに罪悪感を感じた。この年一橋大学は成蹊大学をも破り、6勝1敗で入れ替え戦出場を果たした。失礼な言い方になり申し訳ないのですが、完全なダークホースだった。しかし、同時に同じ国立大学である東大も1年でここまで強くなり、入れ替え戦に出れる可能性を持っているのではないかと感じた人も多かったと思う。

 

3年間見てきて、対抗戦Bグループにおいては前年度までの戦績はあてにならず、お互いの1年間の取り組みで勝敗が決まると感じている。振り返るとチームとして上手くいかず苦しかった時期があり、各々怪我やプレーの調子が良くない時期もあっただろうが、そういった日々を経て確実に強くなっていると思う。試合に出るメンバーには今シーズンやってきたことに自信を持って試合に臨んでほしい。たとえ苦しい状況になっても、「よっしゃ、やったろか」と奥ゆかしくほほえんで一つ一つのプレーをしっかりやれば自ずと結果はついてくる、みんなならできると信じています。

 

次のリレー日記は「しょうみ」の愛称で親しまれている3年佐々木君にお願いしたいと思います。

vs一橋[ラグビー部リレー日記]

 written by 近藤 諒一郎投稿日時:2016/09/07(水) 23:38

一年目でいきなりの同性の4年の近藤さんからバトンを受け取りました、1年の近藤です。

今回は対抗戦の初戦、一橋戦を前にして思うことを書きたいと思います。
ラグビー部に入部して半年ほどが経過したが、我が部は対抗戦の相手の中でも一橋を特に意識しているなということはかなりはっきり感じとれるし、一橋の友人によると、一橋もまた打倒東大を目標に掲げているらしいので、勝手ながら両校はライバル校だと認識しても間違いはないはずだ。そんなある意味、因縁の両校の試合が初戦というのは、非常になんとも難しく、残りの対抗戦の流れにも深く影響するであろう一戦となるだろう。入れ替え戦出場に向けて、ここで良い流れを作るためにも、今週は特にチームのために全力を尽くしたい。

チームのためはもちろんのことながら、個人的感情からも一橋には絶対負けたくない。というのも、一橋の1年生に高校のラグビー部で同期だった奴がいるのだ。元チームメイトと完全に敵として戦うというのは、なにぶん初めての経験であり、なんだか少し恥ずかしいような嬉しいような気持ちなのだが、試合ではヒットでぶっ飛ばすなり、タックルをぶちかますなりなんとかして、東大での成長っぷりをその身で体感させてやりたいものである。春に行われた一年生試合では、イマイチ自分がいいプレーができないまま終わり、チームとしても大敗を喫するという悔しい結果に終わった。しかし、喜ばしいことに対抗戦の翌週にBCマッチが組まれている。ここでチームとして、そして個人的にも、春のリベンジをしたい。

次は菅平で一緒に試合にでて少しは親交を深めれたと個人的に思っている4年の坂田さんにお願いします。

Aチームじゃない四年生[ラグビー部リレー日記]

 written by 近藤 健太郎投稿日時:2016/09/04(日) 14:42

法学部の優秀な後輩である小寺君からバトンを受け取りました、法学部の劣等生の近藤です。

今年のチームが目標としてきた一橋戦がいよいよ目前に迫ってきた。試合までの残り少ない練習を有意義なものにしたいと思う。

さて今日はAチームではない四年生について書きたいと思う。

人気、エンターテイメント、収入、諸々の要素が求められるプロスポーツと違って学生スポーツは勝利を至上命題に掲げることが許される。そうである以上実力がモノを言うし当然のことながら上級生の中にも下級生ないし同級生にチーム内の競争に敗れ、控えになる者はたまた控えからも外れてしまう者が出てくる。かく言う私も現状その一人であろう。(余談になるが花巻東高校野球部最後のノックという動画はメンバーを外れた者のみに焦点を当てたものであり賛否両論あるが個人的にはグッと来るものがあるし、興味のある人は是非みて頂きたい。)

そんななかチームの強さを図る指標の一つの中でも重要なものの一つが試合に出ない選手が役割を問わずどこまでチームのために働けるか(それが控えだとしてもメンツ外だとしても)だと私は思う。それは最上級生に限らず本当は部員全員の話だ。でも下級生は(Aチームじゃない)四年生を見て動く。少なくても自分はこれまでの三年間そうだったし、もっと言えば中学以降部活というものに所属してからずっとそうだった。だからこそ四年が身を粉にするべきだと思う。根が真面目な人が多いこのチームではほとんど見ることもないがこれまで経験してきた部活では腐ってしまう人、心からチームの応援ができない人‥いろんな人をみてきた。そうなってしまう心理も競争心が強いからとか理由はつけられないことはないし、およそ理解不能とまでは言わない。むしろそう感じないのはおまえのハングリー精神が足りないんだよ、とか言われたら反論に窮する。でもそんなことしている最上級生がいていい影響があるわけがない。これまでの三年間、立派な先輩方が示してきてくれたように少なくても自分はどんな立場で試合の日を迎えようがチームのため一生懸命働きたいと思う。

こんな当たり前なことがわからない人はいないと思う。現に自分と近い立場の四年生及び下級生の面々を思い浮かべた時、果たしてこんな文章をリレー日記に書く意義があったのか疑問に思うほどだが、今回は自戒の念も込めてこのような内容を書くに至ったことを御容赦頂きたい。

次は四年目にして初めての同姓、1年の近藤諒一郎君にお願いします。

あと一歩のとこまで、きっと来てる[ラグビー部リレー日記]

 written by 小寺 祐輝投稿日時:2016/09/02(金) 21:01

 最近ややボキャ貧気味の後輩、平蔵からバトンを受け取りました。3年の小寺です。
 
 いきなりですが、私と萩原の浪人時代を支えた1曲を紹介したいと思います。Mr.Childrenの「End of the day」。
目標がとてつもなく大きく感じて、届くはずがないと思ってしまう。焦りばかりが募るが、今日も昨日と同じような1日が過ぎていく。「あと一歩のとこまで、きっと来てる。」そう言い聞かせて進むしかない。気づいていないだけでほんとはもう掴んでいるかもしれない。そうじゃないかもしれない。輝ける日は来ると信じて進もう。
そのような内容を歌った歌詞があまりにも当時の状況とぴったりで、毎日予備校帰りの電車の中で聞いていたように思います。1日の終わりに聞くにはもってこいの曲です。気になる方はぜひ聴いてみてください。

 勝負事はなんだってそうです。受験だってラグビーだって自分が10進歩しても相手がそれを上回ってくれば負けるのです。だからこそ不安にもなります。もしかしたらすでに相手を上回っていて、これ以上努力しなくても勝てるかもしれません。しかしそれが分からないから私たちは今日も練習を続けます。

 対抗戦初戦の一橋戦まであと1週間余りです。残念ながら私は怪我により出場はできません。今までラグビーをしてきて、自分が出て負けた試合はもちろん悔しかったですが、自分が出ることができずに負けた試合のほうが何倍も悔しかったように思います。一橋戦では、東大ラグビー部を背負って戦うスイカの戦士たちはきっと勝利を届けてくれると信じています。試合に出ることのできないメンバーやマネージャー、お世話になった方々の思いを込めて戦ってくれると信じています。

 今の時期、誰だって不安を抱えていると思います。しかし1月にチームが始動してから今までやってきたことを信じるしかありません。今までの練習を信じるしかありません。ボーカルの桜井和寿が歌うように「あと一歩のとこまで、きっと来てる」。そう信じて残りの一歩を乗り越えていきましょう。

 次はB3の後輩から絶大な人気を誇るこんけんこと4年の近藤さんにお願いしたいと思います。



 

スクラムハーフとして[ラグビー部リレー日記]

 written by 木村 平蔵投稿日時:2016/08/31(水) 18:54

なぜか木村ではなく、平蔵としてバトンを渡されてしまいました、1年生の木村平蔵です。
今回は対抗戦直前の今思うことについて書きたいと思います。

「フッカーではなく、スクラムハーフとして入部する」と意気込んでこれまでやってきたものの、まだまだ一人前のスクラムハーフには程遠い状況である。先輩の怪我により、奇跡的に現在Bチームにあげていただいてはいるものの、先日の東農大戦でも4年生の尾崎さんにホスピタルパスを放ってしまうなど未だ基本的なところでのミスが多い。この場をお借りしてもう一度謝らせていたただきたい。尾崎さん、ごめんなさい。

話を戻して、私はハーフとして最も大事な要素であるパスも満足に放れない。雨の日のハンドリングなどは、見ていられないほど下手だと思う。他のハーフの先輩方と比べても、パススキル、フィットネス、相手への仕掛け方など何一つ勝っているものはないだろう。
しかし、ありふれた言い回しになってしまうが、うまくなりたいという気持ちだけは誰にも負けないようにしようと思って練習に取り組んでいる。いくら言い訳をしたところで、うまくなるわけではないし、大学では4年間しかプレーできない。その限られた時間の中で、他の大学に追いつかなければならないのである。どこまで成長できるかはわからない。でもただがむしゃらに前に進んでいくしかない。最後に、チームの誰よりも努力することをここに誓って筆を置きたいと思う。

拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。次は密かに一度ハーフ団を組んでみたいと思っている3年生の小寺さんに回したいと思います。



 
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