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有名人に会ってきました[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/12/12(月) 20:12
3年生の持田です。更新遅れて大変申し訳ありません。
こないだのオフに、高校の陸上部の先輩とサントリーの練習をのぞいてきました。
その先輩は大学からラグビーを始め、いまやW杯を現地観戦するほどラグビーにのめり込んでいます。東大ラグビー部のHPで僕の名前を見つけたそうで、上京ついでに一緒に飲もうと誘ってくれました。会うのは高校以来だったんですが、ラグビー談議に花が咲き、大いに酒が進みました。次の日、「おれ今からサントリー見に行くけど来る?」と誘われ、授業を思いっきり休んで府中本町へ。サントリー・サンゴリアスは、トップリーグの強豪ですが、東京にしては寂しい街並みに、ほんとにここでやってるのかと訝りながら目的地へ向かうと、巨大なビール工場の近くに瀟洒なクラブハウスを発見。グラウンドへ入ると既に練習は中盤にさしかかっていて、ユニット練習が行われていました。
その練習は、とにかく全くムダがない!全員がテキパキと動いて、流れるように練習が進んでいく。要所要所で監督が大きな身ぶりで指導して、選手がすぐに改善して実践する。練習の合間にも絶えず誰かしらがコミュニケーションをとりあっている。密度の濃さがひしひしと伝わってきました。練習内容も予想以上に強度の高いもので、FWは言わずもがなBKでさえもユニット練習で体を当てまくっていました。フィットネスはコンタクト、ショートダッシュ、長めのダッシュと盛りだくさんの内容で、見てるこっちがいやーな気分に・・・。やっと終わったかと思うと、今度は延々AD。すべてが終わった時、練習開始から既に2時間半が経っていました。一流選手にこれだけ密度の濃い練習をこれだけ長時間されたらかなわないなーとしみじみ思いました。練習後も日和佐選手(有名人)をはじめ、ほとんどの選手が居残り練習をしていて、意識の高さを感じました。
サントリーはトップリーグの中でもスター選手が多いそうで、観客もたくさんいるのかなーと思ったら、僕らの他にはマダムとその娘らしき人だけ。平日のまっ昼間だったからだったからでしょうか。そのおかげで、選手たちと気軽に話すことができました。先輩は、英語がペラペラだったので、外国人選手にもからみました。SHのデュプレア選手(世界的有名人)はめちゃくちゃ気さくで、顔もかっこよかったです。家に帰ってYou Tubeで動画を見てすごい選手だということを実感し、もうちょい激しくからめばよかったなと少し後悔しました。
他のチームの練習を見ることはとても勉強になるということが今回学んだことです。特に僕は1チームでしかプレーしたことがないので、東大でやっていることがすべてでしたが、サントリーの練習を見ていて他にやり方はいくつもあるんだなと実感しました。また、トップリーグのチームをのぞいて有名人に会うことは非常に心を満足させます。サントリーに行った日の夜、僕はとても幸せな気持ちで、すぐに寝付き、翌日の昼過ぎまで爆睡。体力をチャージできました。普通の精神状態なら朝5時に1回起きているはずです。無理があることを承知で言うと、心技体のうち、「心」が充実し「技」を学んだわけですから、あとは日々の練習で「体」を鍛えていけば、うまくなること請け合いです。もうすぐオフに入るので、また他のチームをのぞきにいってきたいと思います。
更新が遅れた分、おもしろい内容の日記を書けとあるOBの方にプレッシャーをかけられていましたが、僕の持ち合わせのユーモアを前段落につめこみました。これで勘弁してください。
次回のリレー日記は、顔がイケてるジョイマン、川本くんにお願いしたいと思います。
こないだのオフに、高校の陸上部の先輩とサントリーの練習をのぞいてきました。
その先輩は大学からラグビーを始め、いまやW杯を現地観戦するほどラグビーにのめり込んでいます。東大ラグビー部のHPで僕の名前を見つけたそうで、上京ついでに一緒に飲もうと誘ってくれました。会うのは高校以来だったんですが、ラグビー談議に花が咲き、大いに酒が進みました。次の日、「おれ今からサントリー見に行くけど来る?」と誘われ、授業を思いっきり休んで府中本町へ。サントリー・サンゴリアスは、トップリーグの強豪ですが、東京にしては寂しい街並みに、ほんとにここでやってるのかと訝りながら目的地へ向かうと、巨大なビール工場の近くに瀟洒なクラブハウスを発見。グラウンドへ入ると既に練習は中盤にさしかかっていて、ユニット練習が行われていました。
その練習は、とにかく全くムダがない!全員がテキパキと動いて、流れるように練習が進んでいく。要所要所で監督が大きな身ぶりで指導して、選手がすぐに改善して実践する。練習の合間にも絶えず誰かしらがコミュニケーションをとりあっている。密度の濃さがひしひしと伝わってきました。練習内容も予想以上に強度の高いもので、FWは言わずもがなBKでさえもユニット練習で体を当てまくっていました。フィットネスはコンタクト、ショートダッシュ、長めのダッシュと盛りだくさんの内容で、見てるこっちがいやーな気分に・・・。やっと終わったかと思うと、今度は延々AD。すべてが終わった時、練習開始から既に2時間半が経っていました。一流選手にこれだけ密度の濃い練習をこれだけ長時間されたらかなわないなーとしみじみ思いました。練習後も日和佐選手(有名人)をはじめ、ほとんどの選手が居残り練習をしていて、意識の高さを感じました。
サントリーはトップリーグの中でもスター選手が多いそうで、観客もたくさんいるのかなーと思ったら、僕らの他にはマダムとその娘らしき人だけ。平日のまっ昼間だったからだったからでしょうか。そのおかげで、選手たちと気軽に話すことができました。先輩は、英語がペラペラだったので、外国人選手にもからみました。SHのデュプレア選手(世界的有名人)はめちゃくちゃ気さくで、顔もかっこよかったです。家に帰ってYou Tubeで動画を見てすごい選手だということを実感し、もうちょい激しくからめばよかったなと少し後悔しました。
他のチームの練習を見ることはとても勉強になるということが今回学んだことです。特に僕は1チームでしかプレーしたことがないので、東大でやっていることがすべてでしたが、サントリーの練習を見ていて他にやり方はいくつもあるんだなと実感しました。また、トップリーグのチームをのぞいて有名人に会うことは非常に心を満足させます。サントリーに行った日の夜、僕はとても幸せな気持ちで、すぐに寝付き、翌日の昼過ぎまで爆睡。体力をチャージできました。普通の精神状態なら朝5時に1回起きているはずです。無理があることを承知で言うと、心技体のうち、「心」が充実し「技」を学んだわけですから、あとは日々の練習で「体」を鍛えていけば、うまくなること請け合いです。もうすぐオフに入るので、また他のチームをのぞきにいってきたいと思います。
更新が遅れた分、おもしろい内容の日記を書けとあるOBの方にプレッシャーをかけられていましたが、僕の持ち合わせのユーモアを前段落につめこみました。これで勘弁してください。
次回のリレー日記は、顔がイケてるジョイマン、川本くんにお願いしたいと思います。
一橋戦を経て[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/12/05(月) 18:45
同期の大川からバトンをうけとった1年の鉄本大樹です。
今回は先日行われた一橋戦について書こうとおもいます。
一橋戦はチームにとって対抗戦勝ち越しをかけた試合、4・5年生にとって最後の対抗戦ということもあって、それまでの試合よりもいっそうひきしまった雰囲気が漂っていました。それは試合前の円陣にも表れていて、自分も含めて感情が高まって涙を流すメンバーもいるなかで、落合主将の話を聞きながらチームが一つになっていく感覚は、変な言い方かもしれませんが自分にとって心地よいもので、なんだってやってやる!!という気持ちにさせるものでした。
そしてそれと同時に試合前にもかかわらず、このチームでやれていること、この試合でリザーブながらスイカを着させてもらっていることに喜びを感じていました。
このような感覚は長年ラグビーをやっているなかでも頻繁に味わうものではありませんが、そのたびにラグビーをやっていてよかったなーと実感します。
でもその気持ちは試合で勝たない事には自己満足にすぎません
もちろん先日の一橋戦はスコアからも明らかのように、チームとしては完封という目標を達成し、今年1番の内容で完勝でした。
しかし私はその試合に出場することはできませんでした。
理由は明確で、私のディフェンス力ではチームの目標である完封を達成するのは困難だというものでしたが、メンバーに選んでもらったことだけで満足していた自分は最初から出られなくて当然だったのかもしれません。
試合終了のホイッスルが鳴った時、自分の中では勝った嬉しさが半分、出られなかった悔しさが半分といった感じで、チームの勝利を100%で喜べないのはさびしいものでした。
今シーズン残り2試合ではもうこんな思いはしたくない
試合に出られるとは限りませんが、今シーズンに悔いをのこさないように必死でやりたいと思います。
まずはセレクションになるといわれている今週末の都市大戦で頑張ってアピールしていきます
最後までお読みいただきありがとうございました
次は3年生の持田先輩にお願いしたいと思います。
今回は先日行われた一橋戦について書こうとおもいます。
一橋戦はチームにとって対抗戦勝ち越しをかけた試合、4・5年生にとって最後の対抗戦ということもあって、それまでの試合よりもいっそうひきしまった雰囲気が漂っていました。それは試合前の円陣にも表れていて、自分も含めて感情が高まって涙を流すメンバーもいるなかで、落合主将の話を聞きながらチームが一つになっていく感覚は、変な言い方かもしれませんが自分にとって心地よいもので、なんだってやってやる!!という気持ちにさせるものでした。
そしてそれと同時に試合前にもかかわらず、このチームでやれていること、この試合でリザーブながらスイカを着させてもらっていることに喜びを感じていました。
このような感覚は長年ラグビーをやっているなかでも頻繁に味わうものではありませんが、そのたびにラグビーをやっていてよかったなーと実感します。
でもその気持ちは試合で勝たない事には自己満足にすぎません
もちろん先日の一橋戦はスコアからも明らかのように、チームとしては完封という目標を達成し、今年1番の内容で完勝でした。
しかし私はその試合に出場することはできませんでした。
理由は明確で、私のディフェンス力ではチームの目標である完封を達成するのは困難だというものでしたが、メンバーに選んでもらったことだけで満足していた自分は最初から出られなくて当然だったのかもしれません。
試合終了のホイッスルが鳴った時、自分の中では勝った嬉しさが半分、出られなかった悔しさが半分といった感じで、チームの勝利を100%で喜べないのはさびしいものでした。
今シーズン残り2試合ではもうこんな思いはしたくない
試合に出られるとは限りませんが、今シーズンに悔いをのこさないように必死でやりたいと思います。
まずはセレクションになるといわれている今週末の都市大戦で頑張ってアピールしていきます
最後までお読みいただきありがとうございました
次は3年生の持田先輩にお願いしたいと思います。
ラグビーを知ること[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/11/30(水) 22:12
こんにちは、磯崎先輩からバトンを受けた1年生の大川です。まず、更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
チームは先日行われました一橋戦に無事勝利しました。自分は外から見ていることしかできませんでしたが、まるで自分のことのようにうれしく思いました。そして、試合前、試合後の先輩たちの表情をみるにつけ、自分が高校の最後の試合に臨んだときの気持ちも思い出され自分自身感情の高まりを感じました。来年こそは自分自身もスイカを着て、この喜びをその中で感じたいと強く思いました。
さて、話は変わりますが、私にバトンをまわした磯崎先輩は「教育者」と私のことを書きましたが、実際には全然そんなたいそうなものではありません。自分が今までラグビーを高校3年間やってきて学んだことは磯崎さんに限らず他の同期の選手などにもできる限り伝えようとしてはいますが、そこで伝える内容も所詮大半は高校時代の指導者の先生からの受け売りです。
しかし、そうした知識の多さ(私たちの高校ではラグビー偏差値と呼んでいました)はラグビーをするうえでとても重要じゃないかと、最近強く思うようになりました。そうした偏差値の高さは、試合中のとっさの判断やチャンスを見つけることにつながり、最終的には勝敗にも大きく影響してくるでしょう。私自身、大学に入ってから新たに学ぶことも多く、自分自身のラグビーの幅も広がったと思います。
では、こうした知識はどうすれば身につくのでしょうか?もちろん、経験によってその多くは身に着けられるに違いありません。ですが、大学からラグビーを始める人もおり、ラグビー以外にもしなければならないことが多くある私たちはただ経験によってのみ身に着けているだけでは無論まったく足りません。そのために、一人一人がラグビーをもっと考えてやること、そしてラグビーをもっとよく知ろうとすること、これが重要なのではないか、と思います。ただ受け身のラグビーではなく、自分自身で能動的にラグビーをしなければならないのです。
こう偉そうに書いてきましたが、私は逆に「口だけ」のプレーヤーです。頭で理解していても、フィールド上で体を張って実践しなければ意味がない。このことを実感する毎日です。
今回、自分たち1年生は先輩方の対抗戦にかける情熱、そして何より勝つ喜びというものを教わりました。残り1か月となってしまいましたが、少しでも多くのことを学んでいきたいと思います。
次回のリレー日記は、一橋戦をスイカを着て、いわば中で体感した同期の鉄本君にお願いしたいと思います。
さっき思ったこと:対抗戦最終戦前日で[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/11/26(土) 22:00
大熊先輩からリレー日記がまわってきました、ロッカーがきれいな2年ロックの磯崎です。大熊さんの言いつけどおり(?)肩の力を抜いて長い文章を書いてみようかと。
もちろんまだまだ今年は終わっていないけれど、明日、対抗戦最終戦を迎えるという、何かにつけて1年間を振り返る時期になったのも事実。昨日寝る前にリレー日記に何を書くかベッドの上で考えながら自分個人の部活での1年間を思い出してついしみじみとしてしまった。
昨年未経験で始め1年生練習しかしなかったので、初めて上級生練習に混じって痛くて辛くてビビった初春。地震で練習できずウエイトに通った日々。新入生勧誘で高校の親友が入部してくれたこと。部内マッチ。フィットネスとか意味わからんくらい辛かった春合宿。同じポジションの選手が怪我して、文字通り戦々恐々でA戦に出ることになった春シーズン。緊張して前日寝れなかった秩父宮の慶應との記念試合、特大サイズの相手が怖くてやはり前日寝れなかった明治大戦。防衛戦、九大戦。信じられない数を組んだ朝のスクラム練。日々のフィットネスやコンタクト。キツかった夏合宿。モール。喘息と頸椎捻挫でまともに練習できないもどかしい日々が続いたこと。対抗戦の一戦一戦。公式戦ではないけど、走って抜けてラグビー人生初トライできた秋のOB戦。プレーとは関係ないけれど、先輩にひっぱたかれたり、OBの方にかわいがられすぎて顔面が傷だらけになるなどの練習のヒトコマ、日々の笑い話や練習中のちょっとした会話、(さらには戸田コンや食事会!)までも含めたら、部活の記憶は書き尽くせない・・・。何回泣いたかわからないし、何回ムカついたかもわからない。帰ってから1人でにやけてしまうぐらい、うれしくてしょうがなかったことも山ほどあった。
僕個人にとっては、ラグビーについて、あるいはラグビーを通じて、途方もないくらいの大切なことをいくつも学んだ1年だった。そうしているうちに、ここまで一緒にやってきたこの部活が大好きになった。こんなこと書くのも気持ち悪いが、日々の練習が、ウエイトが、毎回とても楽しい。だからこそ、次の個人目標。今度は足を引っ張らないようにしようとか自分だけダントツ下手くそでどうしようとかビクビクしながらではなく、怪我人の代わりでなく、ラグビーを存分に楽しみながら、堂々とAチームのメンツに入れる選手になりたい。ラグビー偏差値とでもいうのだろうか、判断力や考え方。タックル、ブレークダウン、キックキャッチやセットプレーの技術。フィットネスや筋力のハード面。自分はまだまだまだまだ最底辺だけれど、できるだけ早く他の選手に追いつきたいと、そしてAメンツになりたいと、思う今日この頃だ。未だ、春に、自分が今年の終わるころにはこうなる、と決めた目標には到底届いていない。それこそ体調不良なんて言ってる場合じゃないし怪我なんてしてる場合じゃない。誰より成長に貪欲でありたい。これが自分の話。
ところで、試合前のアップには、全員で手を繋いでトレーナーさんの指差した方へ走るというメニューがあるのだけれど、この前それを見ていて僕が大好きないきものがかりの「茜色の約束」の一節が、ふと脳裏に浮かんだ。本来は恋愛の歌なのだけれど、高校ラグビーのテーマソングになったこともあり、ついつい部活を連想してしまう曲でもある。「泣いて笑って繋いだこの手は重ねた言葉に負けない約束」。歌詞になぞらえて言うのなれば、「重ねた言葉」、それは入れ替え戦出場だったのだろう。チームとしては「重ねた言葉」を果たすことはできなかった。しかし、「泣いて笑って繋いだこの手は、重ねた言葉に負けない約束」なのだ。一緒に泣き、笑い、走り、汗を流したこの日々の時間は裏切らない。僕は他の人よりラグビーの知識も少ないし、まだよくわかっていないことも山ほどあるのだが、それでも確実に言えるのは、今年、チームはとても強くなったということだ。これだけたくさんのことをチームで乗り越え、成長し、強くなってきたという事実、それは入れ替え戦出場という「重ねた言葉」に負けない、絶対的な価値存在なのだと思う。それが、最近、落合主将がしばしば言う「今年の形を示せるか」「あとどれだけ強くなれるか」ということにつながると思うし、今年の蓄積は来年への財産、来年の蓄積はその次への財産―その進化の中で、いつしか「重ねた言葉」やそれ以上の目標をも果たすときが来るのだろうとも思う。
最後に、もう少しだけ同曲から引用。「ひとつひとつ季節は過ぎてくけど、あといくつの想いを伝えられるだろう。」「ありふれてた日々さえ戻せはしない、この毎日を、一瞬を愛しく思うの」。当たり前だが今年はまだ終わっていない。けれど、このメンバーで、こうやって試合に出たり毎日練習したりする時間も残りがわずかになってくる。対抗戦は明日で最後だし、公式戦も2試合だし、B戦だって2、3試合だ。その中で自分がプレーで、練習で、できる(想いを伝える=表現できる、したい)ことはなんだろうか。何一つ後悔が無いように、そして晴れ晴れとした表情で残りの試合、そして京大戦のフィールドに立てるように、そしてもちろん、ここから先、全勝できるように、日々の時間を大切に精進したいと思う。だからこそ、怪我や様々な事情で最近部活に来れていない同期の人にも、部活に戻ってきてほしいとも思う。チームとしても、個人としても、今年の成果がこれだ、と言えるような最高の結末を迎えられますように。
結局、日記じゃなくて作文になってしまいまして、すみません。次回は、練習の内外でいつも僕の言動に鋭いツッコミを入れてくれる教育者、大川にお願いします。
もちろんまだまだ今年は終わっていないけれど、明日、対抗戦最終戦を迎えるという、何かにつけて1年間を振り返る時期になったのも事実。昨日寝る前にリレー日記に何を書くかベッドの上で考えながら自分個人の部活での1年間を思い出してついしみじみとしてしまった。
昨年未経験で始め1年生練習しかしなかったので、初めて上級生練習に混じって痛くて辛くてビビった初春。地震で練習できずウエイトに通った日々。新入生勧誘で高校の親友が入部してくれたこと。部内マッチ。フィットネスとか意味わからんくらい辛かった春合宿。同じポジションの選手が怪我して、文字通り戦々恐々でA戦に出ることになった春シーズン。緊張して前日寝れなかった秩父宮の慶應との記念試合、特大サイズの相手が怖くてやはり前日寝れなかった明治大戦。防衛戦、九大戦。信じられない数を組んだ朝のスクラム練。日々のフィットネスやコンタクト。キツかった夏合宿。モール。喘息と頸椎捻挫でまともに練習できないもどかしい日々が続いたこと。対抗戦の一戦一戦。公式戦ではないけど、走って抜けてラグビー人生初トライできた秋のOB戦。プレーとは関係ないけれど、先輩にひっぱたかれたり、OBの方にかわいがられすぎて顔面が傷だらけになるなどの練習のヒトコマ、日々の笑い話や練習中のちょっとした会話、(さらには戸田コンや食事会!)までも含めたら、部活の記憶は書き尽くせない・・・。何回泣いたかわからないし、何回ムカついたかもわからない。帰ってから1人でにやけてしまうぐらい、うれしくてしょうがなかったことも山ほどあった。
僕個人にとっては、ラグビーについて、あるいはラグビーを通じて、途方もないくらいの大切なことをいくつも学んだ1年だった。そうしているうちに、ここまで一緒にやってきたこの部活が大好きになった。こんなこと書くのも気持ち悪いが、日々の練習が、ウエイトが、毎回とても楽しい。だからこそ、次の個人目標。今度は足を引っ張らないようにしようとか自分だけダントツ下手くそでどうしようとかビクビクしながらではなく、怪我人の代わりでなく、ラグビーを存分に楽しみながら、堂々とAチームのメンツに入れる選手になりたい。ラグビー偏差値とでもいうのだろうか、判断力や考え方。タックル、ブレークダウン、キックキャッチやセットプレーの技術。フィットネスや筋力のハード面。自分はまだまだまだまだ最底辺だけれど、できるだけ早く他の選手に追いつきたいと、そしてAメンツになりたいと、思う今日この頃だ。未だ、春に、自分が今年の終わるころにはこうなる、と決めた目標には到底届いていない。それこそ体調不良なんて言ってる場合じゃないし怪我なんてしてる場合じゃない。誰より成長に貪欲でありたい。これが自分の話。
ところで、試合前のアップには、全員で手を繋いでトレーナーさんの指差した方へ走るというメニューがあるのだけれど、この前それを見ていて僕が大好きないきものがかりの「茜色の約束」の一節が、ふと脳裏に浮かんだ。本来は恋愛の歌なのだけれど、高校ラグビーのテーマソングになったこともあり、ついつい部活を連想してしまう曲でもある。「泣いて笑って繋いだこの手は重ねた言葉に負けない約束」。歌詞になぞらえて言うのなれば、「重ねた言葉」、それは入れ替え戦出場だったのだろう。チームとしては「重ねた言葉」を果たすことはできなかった。しかし、「泣いて笑って繋いだこの手は、重ねた言葉に負けない約束」なのだ。一緒に泣き、笑い、走り、汗を流したこの日々の時間は裏切らない。僕は他の人よりラグビーの知識も少ないし、まだよくわかっていないことも山ほどあるのだが、それでも確実に言えるのは、今年、チームはとても強くなったということだ。これだけたくさんのことをチームで乗り越え、成長し、強くなってきたという事実、それは入れ替え戦出場という「重ねた言葉」に負けない、絶対的な価値存在なのだと思う。それが、最近、落合主将がしばしば言う「今年の形を示せるか」「あとどれだけ強くなれるか」ということにつながると思うし、今年の蓄積は来年への財産、来年の蓄積はその次への財産―その進化の中で、いつしか「重ねた言葉」やそれ以上の目標をも果たすときが来るのだろうとも思う。
最後に、もう少しだけ同曲から引用。「ひとつひとつ季節は過ぎてくけど、あといくつの想いを伝えられるだろう。」「ありふれてた日々さえ戻せはしない、この毎日を、一瞬を愛しく思うの」。当たり前だが今年はまだ終わっていない。けれど、このメンバーで、こうやって試合に出たり毎日練習したりする時間も残りがわずかになってくる。対抗戦は明日で最後だし、公式戦も2試合だし、B戦だって2、3試合だ。その中で自分がプレーで、練習で、できる(想いを伝える=表現できる、したい)ことはなんだろうか。何一つ後悔が無いように、そして晴れ晴れとした表情で残りの試合、そして京大戦のフィールドに立てるように、そしてもちろん、ここから先、全勝できるように、日々の時間を大切に精進したいと思う。だからこそ、怪我や様々な事情で最近部活に来れていない同期の人にも、部活に戻ってきてほしいとも思う。チームとしても、個人としても、今年の成果がこれだ、と言えるような最高の結末を迎えられますように。
結局、日記じゃなくて作文になってしまいまして、すみません。次回は、練習の内外でいつも僕の言動に鋭いツッコミを入れてくれる教育者、大川にお願いします。
今シーズンも残りわずか[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/11/24(木) 15:11
豊田からバトンを受け取った3年の大熊将平です。
まず、リレー日記の更新が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
豊田から時代の最先端を進むという紹介をされましたが、僕は同じガラケーを3年も使っている豊田の硬派なところに惹かれてしまいます。
冗談はさておき、日記を書こうと思います。
気づけばシーズンも終盤になり、公式戦は残り3試合となりました。終わりが近づくにつれて、最近よく考えることは、自分がこの一年どれだけ成長したか、ということです。成長した点を列挙しようと思えば、自分ではいくつか挙げていくことができます。しかし、週6日の練習をしていれば、大抵の人は成長するはずで、もっと大事なことは、成長したことが結果に現れるということです。自分が実感してる、というだけでは駄目で、客観的に進化が形となって見えてこなくてはいけません。
特に今年は練習試合にも公式戦もたくさん出させていただきました。しかしながら、今までの試合で、春シーズンにやりたいと思った強いプレーや思い描いた攻守での活躍ができていない、というのが現実です。
でもまだ残り少ないシーズン中にも飛躍のチャンスがあると思っています。 自分の昔の経験では、高1の冬のOB戦で初めてタックルを成功し、それ以来タックルできるようにりました。そのときの感覚は今でも忘れません。真剣に練習していれば必ずまたあの飛躍の感覚を味わえると信じています。
最近は怪我が蓄積してきて、弱気に なりたくなるところですが、ここで一踏ん張りして日々の練習に励んでいこうと思います。
次回のリレー日記は、部室のロッカーのお隣りさんであり、いつもロッカーの周りを散らかしてしまうお茶目な磯崎 くんに更新してもらいます。
まず、リレー日記の更新が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
豊田から時代の最先端を進むという紹介をされましたが、僕は同じガラケーを3年も使っている豊田の硬派なところに惹かれてしまいます。
冗談はさておき、日記を書こうと思います。
気づけばシーズンも終盤になり、公式戦は残り3試合となりました。終わりが近づくにつれて、最近よく考えることは、自分がこの一年どれだけ成長したか、ということです。成長した点を列挙しようと思えば、自分ではいくつか挙げていくことができます。しかし、週6日の練習をしていれば、大抵の人は成長するはずで、もっと大事なことは、成長したことが結果に現れるということです。自分が実感してる、というだけでは駄目で、客観的に進化が形となって見えてこなくてはいけません。
特に今年は練習試合にも公式戦もたくさん出させていただきました。しかしながら、今までの試合で、春シーズンにやりたいと思った強いプレーや思い描いた攻守での活躍ができていない、というのが現実です。
でもまだ残り少ないシーズン中にも飛躍のチャンスがあると思っています。 自分の昔の経験では、高1の冬のOB戦で初めてタックルを成功し、それ以来タックルできるようにりました。そのときの感覚は今でも忘れません。真剣に練習していれば必ずまたあの飛躍の感覚を味わえると信じています。
最近は怪我が蓄積してきて、弱気に なりたくなるところですが、ここで一踏ん張りして日々の練習に励んでいこうと思います。
次回のリレー日記は、部室のロッカーのお隣りさんであり、いつもロッカーの周りを散らかしてしまうお茶目な磯崎 くんに更新してもらいます。
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