ブログ 佐野 恵梨さんが書いた記事

強く、強く。[ラグビー部リレー日記]

 written by 佐野 恵梨投稿日時:2015/02/06(金) 20:31

志水よりバトンを受け取りました、今年度マネージャー長を務めさせて頂きます佐野恵梨です。宜しくお願い致します。
 
このリレー日記を通して同期が抱いている様々な感情を知ることができ非常に嬉しいです。
私はというと、この一年、常に強くあらねばと考えています。
どんな逆境に立たされたとしても、この東大ラグビー部の中で誰よりも一番に強くありたいと思っています。(もちろん体格面の話ではなく、精神面の話です。)強くありたいと思ったのは、4年生になることで芽生えた初めての感情です。今までの3年間、特に1・2年生の時は様々な面でかなり葛藤し続けました。ただ、最上級生になって思うことは、3年間葛藤していたことへの後悔です。なので踏みとどまっている下級生には同じような思いをして欲しくない、今年こそ入れ替え戦に出場するために皆で意識を高めていきたいという思いで、今回のリレー日記を書かせていただきます。
 
 
 
「井に座して天を観る」ということわざがあるように井戸のような狭いところにいては、見えないものが多く、見解も浅はかであったりします。誰でも、上に立てば自ずと全体像は見え、問題点も明らかに見えます。最高学年になって部を見つめ直してみると、初めて気付くことは非常に多いです。これは、私が今まで井戸の中にいて非常に狭い見解の中で物事を見ていたということを意味します。ここで言いたいのは、学年が上がってから考えたり行動に移したりするのでは遅いということです。特に東大ラグビー部員に関しては、このことは大きな課題であると思います。このような意識だったり気持ちだったりの類のことは、4年生にならずとも変えられます。学年なんていうのは目に見える形でしかありません。
 
4年生になってから考えるようでは遅すぎます。
4年生になってからスイカを着たいという覚悟では遅いと思います。
入れ替え戦に出場するという目標を掲げている以上、全員の意識が上になければいけません。東大ラグビー部は首脳陣に頼り切る傾向があります。私もそうでした。それでは、強くなれないと思います。
 
学年関係なく、意見を言う。
学年関係なく、スイカを争う。
そうすることで全体のレベルが上がっていく。4年生の力だけではこのようなチームは作れません。全員の力が必要です。もちろん、毎年生半可な気持ちでやっているわけではありませんが、まだまだ足りないと思います。ラグビーについて、チームで勝つために自分は何ができるのかということについて、じっくりと考えなければいけません。それは練習後にどれだけビデオを見てるだとか、反省をノートに記すだとか、グラウンドに少しでも早く出るだとか、常にジョグバックをするだとか、そのようなところに表れてくると思います。下級生に向けていろいろ言っていますが、チームをこのような雰囲気に持っていけるかどうかは私たち最上級生にかかっていますし、一番は強くありたいと思う自分に投げかけています。
 
対抗戦初戦まで半年余りです。どのチームも与えられた時間は同じです。カウントダウンはもう始まっています。ああしておけばよかったと、絶対に後悔したくありませんマネージャーとしては言い過ぎで、嫌われるんじゃないかというくらい偉そうにものを申しました。しかし、マネージャーでもこういうことを主張できるような組織にしていきたいとも思っています。
 
再始動前に何度かマネージャーミーティングを開きました。
どうしたら強いチームになれるのか、今後の東大ラグビー部のマネージャーはどうあるべきなのか、皆が真剣に考えていることが伝わり、このチームで最後の1年を過ごせることを誇りに思います。
「頑張ります!」という後輩の言葉は、もしかしたら何気無くただひとつ返事で言っているものかもしれませんが、こんなに嬉しいものなのかと。胸に染みました。
今年度からマネージャーは体制が少し変わります。皆で考えて出した結論ですが、正しいと思って進んだ道が間違っていることは十分考えられます。そういう時もまた全員で考え、この部を支えていきたいと思います。

未だ経験したことのないくらいの勝利の喜びを、全員で分かち合えることを胸に、この一年も精一杯尽力して参りたいと思います。
 
最後になりましたが、OBOGの方々、保護者の方々、様々な方面から応援して下さっている方々に深く感謝申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次は唯一の同期マネージャー、栗原にバトンを渡します。
 
佐野恵梨

勝つことへのこだわり[ラグビー部リレー日記]

 written by 佐野 恵梨投稿日時:2013/09/01(日) 09:59

 同期の芹澤くんからバトンを受け取りました2年マネージャーの佐野恵梨と申します。
まずは更新が遅くなってしまったこと、お詫び申し上げます。

 2回目の夏合宿が終わりました。私自身、1年次の夏合宿よりも考えること・気づくことが増え、それらは頑張ろうという気持ちの原動力となりました。前回のリレー日記では新2年生となった意気込みを語っています。あれから長いようで短く、いよいよ対抗戦が目前となりました。目前にして最近より強く感じるようになったことは、やはり勝った時の喜びを感じたいということです。

 私事ですが、小学5年生の頃から高3までバスケットボールをしていました。周りの人にはなぜバスケットボールを続けなかったのかと多々聞かれることがあります。私はメンタルの弱いプレーヤーでした。足首の靭帯を痛めたことで、靭帯損傷が癖になってしまい長く走れる事ができなくなってしまたことと、そこからくる自分のメンタルの弱さから、大学では続けないと判断しました。つまり諦めてしまったのです。このことは、スポーツを続けている友人を見ると悔いても悔やみきれません。やはりスポーツを通して感じる達成感・勝った時の喜び・チームメイトとの意思疎通が通じたときに入る得点は何ものにも変えられないものだと思っています。しかし悔いを感じた後には必ず、私にはラグビーがあるではないかと思うのです。スポーツを通して喜びを感じたいという気持ちはいま、マネージャーとしてのモチベーションとなっています。Aチーム昇格を目標としたチームである以上、そのチームの一員として、勝つことへのこだわり、そしてそのために自分が彼らをどうサポートしていくかということは常に考えていたいです。勝ったとき、みんなと喜びを分かち合えることを思い浮かべ、今日も頑張ります!

拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
次のリレー日記は、PRとして頑張っている1年生の難波くんにお願いします。


2年 佐野恵梨

The last year of the first twenty years.[ラグビー部リレー日記]

 written by 佐野 恵梨投稿日時:2013/03/17(日) 20:36

春光うららかな季節となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

同期の中田翔、元い、田中翔太くんからバトンを受け取りました、新2年マネージャーの佐野恵梨と申します。
まず更新が遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

本日川島主将率いる新体制のチームでの初めての試合、早稲田GW戦が無事終了致しました。応援ありがとうございます!
同期のトライを見ることができ、とっても嬉しかったです!!3試合目は惜しくも負けてしまったものの、どれも今年度の目標である「立ったプレー」が多く見られ、次へと繋がる大変よい試合であったと思います。今年度初、そしてオフ明け初の試合ということもあり、部員がテントや櫓を建てている様子を見ることで久しぶりに試合開始前の緊張感を感じ、今年度も始まったなあ、という実感が湧きました。


1年生は本当にあっという間でした。

"Live as long as you may, the first twenty years are the longest half of your life." (by Robert Southey)
 ---いくら長生きしても、最初の20年こそ人生の一番長い半分だ。  


今年は "最初の20年" の最後の一年。

もちろん東大ラグビー部にとっても、そして私にとっても大切な一年となります。
私にはマネージャーとしての課題や目標が沢山あります。
テレビで昨年の対抗戦Aの試合を見てから、今の私にも部員と同じように、入れ替え戦に出場したい・Aに昇格したいという夢ができました。マネージャーは直接的に貢献することはできませんが、その夢を胸に、できるだけ部員と同じ気持ちで部活に取り組み、勝った時の喜びを一緒に経験したいという思いがあります。そのためにもこの一年を実りあるものにしなければなりません。

新歓活動も着々と始まってきています。
4月からは私にも後輩ができます!楽しみの気持ちでいっぱいですが、その前に、後輩のお手本となるマネージャーになれるよう、より良い部員へのサポートができるよう、精進して参りますので、今後ともOBの方々をはじめ、沢山の皆さんのご声援宜しくお願い致します!

拙い文章で私情な決意表明をしてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次のリレー日記は同期の藤堂君にお願いしたいと思います。


新2年 佐野恵梨


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