ブログ 筑波 大貴さんが書いた記事

...あいこで、TRY!!![ラグビー部リレー日記]

 written by 筑波 大貴投稿日時:2024/01/23(火) 17:30

新年明けましておめでとうございます。宮田さんからお褒めの言葉を頂戴しました、新2年の筑波です。光栄です。宮田さんを最近までは破壊的な突破力をもつ快速センターだと信じ込んでいました。京大戦直前のミーティングで自分のポジションを紙に記入する場面があったのですが、そこで宮田さんはみずからをフランカーとして自認しているみたいでした。FWとしてのアイデンティティを持っていると知って嬉しかったなあ。
 

さて7日に幕を閉じた第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会。僕の地元である長崎からは長崎南山高校が出場しましたが、実はくじ引きで勝ち取った花園行きだったんです。というのも、県大会決勝は26-26の引き分けで長崎北陽台と長崎南山の両校優勝に終わり、さらにトライ数が同じだったため花園への出場権は最終的に抽選に委ねられたのです。試合展開が激アツなのでぜひ一度見て欲しいのですが、ナイスゲームなだけに引き分けに終わり、結果3年間夢見てきた全国出場がくじ引きであっけなく決まるのはなんとも言えない気持ちになります。そこでラグビーの試合で同点となった時の勝敗の決定方法が気になって調べました。

 

すると日本では点数、トライした数、抽選の順番で勝利(次戦進出)チームを決める原則があるといいます。みなさんは知っていましたか?大学、高校、中学、小学生の試合はほぼその原則に則っています。ワールドラグビーの19歳未満標準競技規則第5条「試合時間」の1に、「試合は70分間とし(前後半に分け、各ハーフは35分を超えない)、そこに失われた時間を加える。延長戦は認められない」と記載があり高校以下では世界的に延長戦が行われていないようです。ただしリーグワンプレーオフトーナメントでは同点の場合、10分の延長戦を行い、先に得点した方を勝者とするサドンデスが実施され、それでも勝敗が決しない場合はキッキングコンペティションを実施し、勝者を決定する、とされています。このキッキングコンペティションは、延長戦終了時にプレーしていた選手から5人を選び、特定の 3 箇所のエリア(22mライン上あるいはその後方)から両チームの5人が交互にキックを行う試合形式のことで、サッカーのPK戦に似ています。これはワールドカップの決勝トーナメントでも採用されていてリーグワンでは80分の試合→サドンデスの順でしたが、W杯では80分の試合→前後半10分の延長戦→サドンデス→キッキングコンペティションで勝敗を決めています。調べていて驚いたのは小学生のミニラグビー大会規則には、引き分けの場合チームから選抜された9人をそれぞれじゃんけんで戦わせ、勝った人数で勝敗を決めると定めているところもありました。

 

話が長くなってしまいましたが個人的な意見を述べさせてもらうと、引き分けの場合は抽選よりも延長戦を行うほうが実力が反映されて両チームともに納得のいく結果を得られて良いと思います。さて、次は今まで話してきたのとは別の延長戦を2度も経験しているという二宮さんにバトンを渡したいと思います。二宮さんはおしゃれでモデルみたいな格好を着こなす、ラグビー部には貴重な存在です。しかしその見た目からクールなのかなと思いきや実は熱いハートの持ち主です。昨シーズンは試合中同じバックローとして走り回る姿に幾度も励まされました。そういえばもうすぐ期末試験ですね。東京大学の規則によるとこれでもうサドンデス。泣いても笑っても抽選やキッキングコンペティションは行われません。必ず一緒に勝利を掴みとりましょう!

I want to ride my bicycle[ラグビー部リレー日記]

 written by 筑波 大貴投稿日時:2023/09/07(木) 13:50

3年のりんさんからバトンを受け取りました。1年の筑波です。りんさんはフィールド内外でギャップがあって普段笑顔を絶やさないりんさんがレフェリーを務める時は目の色を変え、声色も随分大人っぽくなります。かっこかわいいです。早起き、頑張ります。


さてみなさんは「小学生でもできるのに、あなたにできていないことは何か」と尋ねられたときぱっと思いつくのはなんですか。こんなふうに聞くと説教する先生や上司を思い出す人もいるでしょうか。そのつもりはありませんが、つい最近まで僕は自転車と答えていたでしょう。

日本トイザらスのアンケートによると、小学校入学のタイミングである6歳の時点で既に自転車に乗れた人の割合は全体の4分の3にまで上り、20歳から59歳までの大人で乗れないのはわずか1.4パーセントほどだといいます。実際駒場東大前駅近くでは小さな子供たちがいとも簡単に、楽しそうに、踊るように漕いでいるのをよく目にします。


小学生になるまで、補助輪付きの自転車には乗れていました。でも補助輪を外せば四輪車から二輪車へともはや別の乗り物に。バランスを崩し倒れることが目に見えて怖くて練習すらしませんでした。かといって幼稚園卒園を目前に控え大人の階段を登る気でいた僕は、補助輪つき、しかもハンドルの真ん中でアンパンマンが鎮座する自転車に乗って住宅地を爆走する勇気とは友達になれず、結局そのまま自転車に乗らなくなってしまいました。僕の地元は坂が多く自転車は扱いづらいせいもあったかもしれません。しかし今年東京にきてから街中には溢れんばかりの自転車自転車自転車…。眺めていると自転車に乗りたい。そんな欲望が湧き上がってきました。


そうして早速始めた自転車の練習は困難を極めました。問題はやはりバランスの取り方。発進のときペダルを漕ぐ。そのあとペダルを漕ぎ続けようと考えている間に右や左に傾いて足がついて漕げない。ずーっとこの繰り返しで、何日も乗れないままこりゃダメだ、そう諦めた時でした。同期スタッフのはやぴ~の声がどこからともなく聞こえ始めたのは。ペダル早く漕がないと倒れるに決まってるじゃん。なんで勢いつけないの。助走とかつけてみなよ。

彼のアドバイスは的を射ていました。僕は、思いっきり左足を蹴り上げてスピードをつけ、夢中で右左右左、とペダルを押して。押して。押して。すると、なんということでしょう、下で自転車が走っているではありませんか。まるで宙に浮いているような、不思議な感覚でした。

はやぴ~の鋭い観察眼を生かしたテクニカルな指摘は正しかったと言えますが、バランスの取り方というよりビビってたから乗れなかったのではと後になって考えます。これは自転車から逃げた幼少期にもあてはまっています。倒れたら…スピードに乗った時止まれなかったら…アンパンマンがその存在感を放ったら…

ビビらない。勇気を持つ。難しいですがラガーマンとして持つべき資質です。屈強な相手に立ち向かい、その上に立つプレイヤーになるためにこの経験を活かします。


次は3年の清和さんにバトンをつなぎます。清和さんは部内で一番面白い人と囁かれており、サイトのプロフィールにはそのセンスが出てしまっているように感じますし、大勢で風呂に入れば清和さんの一言でフロアがすぐ沸きあがってしまうほどです。うらやましいです。
 

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