ブログ 國枝 健さんが書いた記事

アイデンティティ[ラグビー部リレー日記]

 written by 國枝 健投稿日時:2019/08/25(日) 22:18

運動量の多さと、体の大きさを武器に、大学からラグビーを始めた選手とは思えない活躍を見せている永山さんからバトンをいただきました、1年の國枝です。

初めてのリレー日記ということで、僕の入部動機について書かせていただこうと思います。


中学・高校は部活動と学校行事に明け暮れる日々。
ただ、目の前にあることをこなすだけで、将来のことなどろくに考えたこともなかった。
目の前に、茫漠と横たわる社会に対して、無関心で、視野の狭い自分。

最高学府である東京大学に進学したら、教育系や国際系などのサークルに入り、いわゆる“意識の高い人間”になろうと思っていた。

合格発表後のテント列や、サークルオリエンテーション。
様々な“意識高い系サークル”を周ったが、常に窮屈さを感じている自分がいた。
体裁の良い言葉で飾り立て、調子良くこしらえた夢を、背伸びをして語る自分に強い違和感を感じた。

東京大学運動会ラグビー部。
週5回のグラウンド練習。加えて週3回のウエイトトレーニング。
入部することになれば、4年間の全てをラグビーに捧げることになる。

だから僕は躊躇していた。
将来、社会に出た時に、身を助けるような、実用的なスキルや経験をこの4年間で得なければいけないのではないか。
部活に打ち込む4年間。今までの自分と何も変わらないのではないかと。

でも、気づけば新歓練習に足を運んでいる自分がいた。

ボールを持って、走る。
ただそれだけの単純な行為に、どうしてか、僕は夢中にならずにはいられなかった。

余計なことは考えず、こんな風に、毎日、真剣に体を動かすことができたらどんなに幸せだろうか。と考える自分がいた。


練習が終わり、グラウンドに寝そべると、心地良い疲れが押し寄せ、充足感に満たされた。
そして、かりそめの自分が剥がれ落ちていくのを感じた。

最終的に、僕は自分に正直であることに決めた。
東京大学運動会ラグビー部に入部することを決めた。

入部して、4ヶ月が経過した現在、
僕は自分の選択が間違っていなかったと考えている。
1つ1つの練習に、プレーに真剣に取り組む自分は、他のどんな時の自分よりも輝いていると思う。

現在はDLとして満足にプレーできない状態が続いているが、『リアル』から目を背けずに、
1つ1つのことを全力でやりきりたいと思っている。

そして、いつの日か、スイカジャージを着て対抗戦で活躍したいと思う。


拙い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次は、誰よりもストイックな姿勢で、チームを引っ張ってくださっているスタッフの太田さんにバトンを回したいと思います。
 

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