ブログ 池上 暁雄さんが書いた記事

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たとえ思っていた形と違っても[ラグビー部リレー日記]

 written by 池上 暁雄投稿日時:2024/03/30(土) 20:00

 武村から勢いのある紹介とともにバトンを受け取りました、新4年生の池上アキ雄です。本当に名前がカタカナな訳ではありませんが、2週間ほど前からこう呼ばれ出しました。理由に関しては、武村がほとんど答えを書いてくれましたが、今回はその話題です。

 一瞬だけ暗い文章です、お許しください。アキレス腱を断裂する大怪我をしました。痛みはそこまで大きくなかったものの、怪我をした瞬間に今季の大半を棒にふる絶望を嫌でも理解しました。自分が4年生のシーズンになり、FWとチームを引っ張っていく立場になって、そして入替戦出場の目標に向けて本気で取り組んでいた中での怪我に、不甲斐なさと悔しさで、涙が止まりませんでした。

 ただ、怪我をした瞬間から緊急搬送先に着くまでに泣きすぎたためか、だいぶ思考はクリアになり、気持ちは切り替わりました。また、素早く対応してくれたスタッフと病院の方々のおかげで、すぐに手術できる環境が手配されて、翌日中に無事手術は完了しました。そして、装具を着けてですが、両足でよちよちと歩くこともできるまでになっています。ジェットコースターのような日々でしたが、徐々に順調に回復でしています。
 
 おそらくですが、復帰までのルートとしては考えうる最善で最短を来ています。その事実もあり、自分は最短の復帰に向けてとても前向きです。ここからは、丁寧なリハビリと上半身のトレーニングに取り組みます。焦らずにお尻や指先などの筋肉群を動かす一方で、復帰する頃には胸の厚さで相手の頭が自然と下がるようなスクラムを組めるよう、上半身をバリバリに鍛えていきます。

 正直、後悔することは山ほどあります。雨の降る気温の低い日だったのでもっと丁寧にアップすればよかったし、カーフが張っている感覚はあったので勇気を持って練習から抜ければよかった。もっと遡れば、普段からもっと丁寧に疲労を抜く習慣を持っていればよかったし、去年アキレス腱を痛めた時から気をつけておけばよかった。ただ、過去には戻ることはできないし、変わらないことを気にしている時間はないです。自分の復帰と筋トレに集中する一方で、今できることを考えて別の形でチームに貢献したいと思います。

 最後にですが、様々な人のサポートのおかげで今があります。怪我をしたその日から温かい声をかけてくれた同期と後輩、早くに治療できる体制を整えてくれたスタッフ、即日の入院にも対応してくれた病院関係者、チームに遠慮するなよとアドバイスをくれたOBの方々、そして家族。あげればきりがありませんが、改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。1日でも早く復帰してこの恩を返せるように頑張ります。

 思っていたシーズンの形とは大きく異なります。ただ、このチームで勝って泣くその瞬間に、胸を張っていられるように、後悔しない生き方をするように、最後の1年間を常に全力で駆け抜けたいと思います。

 
 次は2年生FWの勝村にバトンを渡します。大学に入ってバドミントンからラグビーに転向した未経験プレーヤーでありながら、高い身長を活かしたLOと勢いのあるキャリーで既に大活躍です。結構な頻度で千里眼に通っているという噂を聞きました。部内では逆風もある二郎系ですが、二郎仲間が増えていたら嬉しい限りです。事実無根だったらすみません。
 

頭文字A[ラグビー部リレー日記]

 written by 池上 暁雄投稿日時:2023/08/13(日) 22:00

 前途有望な1年スタッフの小川友希ちゃんから、過分な褒め言葉と共にバトンを受け取りました、3年PRの池上です。友希ちゃんがデザインしたTシャツがもう直ぐ発売されるそうです。まだ在籍して少しなのに、すごいです。皆様是非お買い求めください。



 さて、今は釜石行きのバスの中にいます。首都高速中央環状線に入ったあたりでこの日記を書き始めましたが、終わる頃にはどこにいるでしょうか。



 つい先日、免許をとりました。自動車学校を卒業してから4ヶ月間も学科試験に行っていないことを前回のリレー日記で告解してから更に2ヶ月を要しましたが、ようやく公道で運転できます。同期旅行で行った長瀞からの帰り道で初高速・初合流をすでに経験した上に、一番右側の爆速追い越し車線も走りました。もはや怖いものはありません。どこへでも運転できます。



……。



 嘘です。バックでの車庫入れは全くできません。車道をふらふら走る自転車がいると焦ります。縦列駐車なんて、どうしたらいいのでしょうか。自動車学校で身につけた駐車技術はサボっていた6ヶ月間で無に帰してしまいました。一から技術を習得し直さなければなりません。同期スタッフの”Mrs.事故”を反面教師として、常に自戒をしつつ丁寧に運転したいと思います。



 ここまで書き終わって外を見ると、いわきJCTを超えました。Google先生によるとまだ後4時間残っています。この文章量に時間かかりすぎだろ、と思うかもしれませんが、創作活動に睡眠はつきものです。そのせいで授業レポートも大変です。



 次は同期の怪物No.8奥山にバトンを渡します。彼は、「なんとなく」を理由に同期会を連続で欠席するとんでもないやつですが、家族思いのとてもいいやつでもあります。妹の作ったミジンコを大事に部屋に飾っている他、『ラーゲリより愛を込めて』を観て以来家族に頻繁に連絡しているそうです。映画を見終わって二人でしんみりしながら歩いた帰り道、間を埋めようと多めに喋りかけたら「今感動してんねん」と怒られました。申し訳ありませんでした。あと、人の洗濯物は勝手に出さないで下さい。

 

へぇ[ラグビー部リレー日記]

 written by 池上 暁雄投稿日時:2023/04/05(水) 15:19

去年の春先から幸せオーラが溢れているようこからバトンをもらいました、3年生の池上です。スタッフとしてサポートしてくれるだけでなく、プライベートの面倒も見てくれるその優しさに感謝の念が堪えません。2回目の交流会がもうすぐ開かれるところなので、僕も早く幸せを掴むべく頑張りたいと思います。

何を書こうかと考えていたが、特段何もない。好物の二郎もよく聞くラジオも過去のリレー日記で熱を語ってしまった。オフの日も筋トレをやるくらい。昨年末に自動車学校を卒業し最後に運転免許試験場で学科試験を受けないといけないが、行こう行こうと思って早4ヶ月が過ぎた。それくらい何もしていない。

新歓イベントにくる新入生の希望に溢れるそのまぶしさにウッとなってしまう、そんな自分が普段一番見るものといえばSmartNews、通称スマニューである。ネット記事を提供する総合ニュースアプリで、そのジャンルは政治・経済からスポーツ・グラビアまで多岐に及ぶ。昨今は暇な時にインスタなどを見る人が多いが、自分はスマートニュースを読んでいる。一度閉じたアプリをすぐに開き直してしまうくらい、何やってんだと自分がよくわからなくなるくらい生活の一部になっている。

こうなると怖いのは、SNS上で自分と同質な意見のみに囲まれるようになる、エコーチェンバー現象である。アルゴリズムがユーザーの選好に基づいて記事を表示していると起こる現象で、スマートニュースも自分の利用履歴のみで最適化が進むのかと思い、危険性は認識していた。しかし、今回のリレー日記にあたり公式サイトを見たところ、記事の選定においてはユーザーアクションの他に、記事の鮮度やどれほど拡散されたかの指標も含まれているそうだ。自分がこれまで費やした時間を思い出して、自分は結構ミーハーだなと思うと同時に、えげつないアルゴリズムだと感心してしまった。幸い、今のところ偏った意見を持ってはいないと自認しているので、気をつけながらスマートニュースと付き合っていこうと思う。

ただ、これほどまで時間を使いながらもためになった知識や長く記憶にのっている記事は多くない。芸能人の醜聞をずっと覚えておくほど脳に空きがあるわけではないし、そもそも博学になろうと読んでいるわけでもない。では何が楽しくて限られた通信量を使っているのか。次の言葉がピッタリの答えな気がする。

「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」
                      
アイザック・アシモフ(SF作家)


2000年代の人気テレビ番組「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」で番組冒頭に掲げられていた言葉だ。具体的な引用は明らかでないため本当に彼の言葉か真偽は不明らしい。どちらにしても面白い格言だ。自分は無用な知識が増えて快感を感じているのでとりあえず僕には当てはまる。心の中で「へぇ」を量産している。

以上、僕のおすすめアプリでした。

次は、センスで魅せるラグビーをするファンタジスタ片桐にバトンを回します。先日あった新歓イベントのテント列では、華麗なスマホ捌きとステップで怒涛の勢いで新入生とLINEを交換していました。その行動力、見習います。
 

港に別れを告げろヨーソロー[ラグビー部リレー日記]

 written by 池上 暁雄投稿日時:2022/09/08(木) 12:12

まさに野球の話をしてから距離が縮まった鵜飼さんからバトンをもらいました、2年PRの池上です。こちらこそ、いつもチームを支えていただき本当にありがとうございます。残念ながら、”村神”選手はMLBに移籍するまではセ界で無双してくれるはずなので、後2年ほどはお付き合いください。残り5回の直接対決、CS、そして三冠王の行方、非常に楽しみです。

我がラグビー部は野球観戦を趣味としている人が多く、私も漏れなくその一人な訳ですが、二人連続で野球の魅力を語ってしまうとそれはもはや野球部のリレー日記なので、次の機会にとっておきます。

というわけで、もう一つの趣味である「深夜ラジオ」について語ってみようかと思います。私のプロフィール欄には、オフにApex Legends(ゲーム)をすると書いてあるのですが、最近はデータのダウンロードが面倒くさくなりほとんど開いていません。いつも誘ってくれる同期には申し訳ないです。

近頃、ラジオ配信アプリradikoの普及や各種ポッドキャストが展開されていることもあり、気軽にラジオに触れることが可能になりました。昔は、深夜から始まるラジオを聞くためには夜更かしをしなければならず、日夜問わず睡眠を求めるラグビー部には不向きな趣味だったと思いますが、今はボタン一つで少しディープな内容の深夜ラジオを真っ昼間から聴くことができます。

中でも、「佐久間宣行のANN0」は非常におすすめです。この方は、元々テレビ東京のプロデューサーで、裏方ながらラジオパーソナリティになるという離れ業をやってのけ、そして今なお人気コンテンツとして番組が継続しています。若者を意識したANN0を40代のテレビプロデューサーがやっているという事実が既に面白いですが、プロデューサーであるからこそ関わる様々な人や仕事の話、そして時に感動的な家族との日常などその話題の振り幅が魅力であると思っています。

現在は、音楽ストリーミングサービスSpotifyがポッドキャストを配信しており、初回から最新話まで聞くことができます。途中からでも十分楽しむことができますが、2022年4月6日分はぜひ聞き逃さないでいただきたいです。吉本興業のイベント”伝説の一日”に準え、佐久間さんが娘さんと箱根神社近辺まで旅行した“伝説の一日”について語っています。陳腐な紹介ですが、笑いと感動の詰まったとても良い“神回”でした。

また、ハガキ職人と呼ばれる人々の存在も深夜ラジオの魅力の一つです。現在はメール職人と呼ぶのが正しいのでしょうが、ハガキ職人と呼ぶ方が風情を感じて好みです。お昼のラジオでも聴取者がコメントを送るシステムはありますが、深夜の場合は思いもよらない角度から磨かれたネタメールも送られてきます。ネタメールの面白さはもちろん、パーソナリティがそれにツッコミを入れて話を広げる、あるいはパーソナリティのミスにリスナーが即座につっこむ一連の流れが深夜ラジオには欠かせません。

ハガキ職人を存分に生かした面白い番組が、既に終わってしまった「アルコ&ピースのANN(0)」です。中でも、「家族」というコーナーはハガキ職人たちの狂気を感じられました。当初は家族にもいえないようなことをパーソナリティに報告・相談する意図で始まったこのコーナーは、初回からハガキ職人たちによって荒らされます。あまりにも支離滅裂なメールが送られてくるため、後半の方にはパーソナリティの二人の感覚も麻痺していました。YouTubeにまとめたものがあるので、作業BGMとして是非お使いください。おそらく全く集中できないと思います。

他にも、「空気階段の踊り場」「アルコ&ピース D.C.GARAGE」「Creepy NutsのANN」「マヂカルラブリーのANN0」などなど面白い番組はたくさんあるので、まだの方はradikoアプリのダウンロードから始めてみてはいかがでしょうか。

次は、イケメンSHでいつもにこにこ絡んできてくれる3年の陸人さんです。絡まれた後どう反応するかのストックが既に無くなっているため、ただお互いが笑い合うだけの時間が生まれがちなのが最近の悩みです。
 

ニンニク入れますか?[ラグビー部リレー日記]

 written by 池上 暁雄投稿日時:2022/04/06(水) 22:42

バックスで体は小さいですが、同じく大きいものが好きな前川さんからバトンを受け取りました、新2年生の池上です。大は小を兼ねるのです。

さて、前回は僕のラグビー歴について長々とお話ししましたが、今回は少しタイムリーな話題です。18歳に引き下げられた新成人の年齢、恩恵を受ける輸出産業が限られる中で続く円安など、日々世界は目まぐるしく動いています。そんな中で触れたいのは、3/30に放送されたラーメン二郎の創始者、山田拓美さんのドキュメンタリーです。どのようにして全国に42店を展開する人気店となったのか、語られることのなかった山田さんの胸中、ある種昭和らしさの残る弟子との関係、行ったことない人でも行きたくさせる興味深い内容となっています。

最初に、二郎に行った時のことを強く覚えています。父に連れられて、神保町店で小豚のヤサイアブラマシを苦しくなりながら食べたのが始まりです。以降、塾の近くにあった新宿小滝橋店を中心に、三田本店や環七新代田店など巡った数は多くないですが、二郎系なども含め通い続けています。なんといっても、魅力はガツンとくるニンニクと濃いスープ、デロデロしつつ極太の麺と山のように盛られたヤサイ、そして口に入れた瞬間ほぐれる厚切りされたチャーシューです。一口目は、美味しさを心の底から楽しむことができます。しかし、食べ進むに連れて胃袋が膨れ、脂を体が受けつけなくなり、チャーシューの脂身を最後に口に入れる頃には、少しグロッキーになってしまいます。それでも、食べ終わって店を出て数日過ごすうちに、また食べたくなるのが不思議です。

また、二郎といえば、「ジロリアン」と呼ばれる愛好者たちと、厳しいと言われる独自ルールで有名です。そして、それがネタにされた真偽の定かでない面白いコピペ(2chなどの電子掲示板への投稿)が数多く存在します。以下はその一つです。

二郎にいくと、周りの客が敵に見えるのって俺だけだろうか。
二郎を食うという興奮以外の、妙な緊張感から変なアドレナリンが出てくる。
この間、1ロット5人の店でカップル×2+俺だったのね。
そのカップルは明らかに一見っぽいんだけど、
そのうちの男1人が大で注文してやがんの。女二人は小。
もちろん俺は大で、店主どうすんのかなーと思っていたら、
俺のを特大にしやがったw
多分、時間かかりそうだから俺に回したんだろうな。
ほんとはこういうのダメなんだぜ。
店主の期待に応えねばならんと頑張りましたよ。ええ。
大の男は結局残していたけど、俺はロット乱すことなく完食。
特に店主とは声を交わさなかったけど、
ああいう認められた瞬間ってやっぱうれしいわ


よくわかりませんが、虚勢を張っている感じが伝わってきます。ロットというのは、一度に調理される分のことです。二郎では、数人分の麺を同時に茹でるため、可能であれば同ロットで提供された他のお客さんと同じくらいに食べ終わるのが理想とされているそうです。他にも、

二郎に行く資格があるのは常連だけ。
10回以上来た事のない新参は来るな

という、大矛盾した投稿など面白いものが多いので、もし暇があれば見てください。
(参照: https://youtu.be/4Qx-3qTcyyY)

最後に、文頭で大は小を兼ねると書きましたが、二郎に初めて行く場合は大を頼まない方がいいとも思います。大に挑むときは、胃袋を開けて、心の準備を万全にしてからです。ヤサイのマシマシも写真などで量を確認しないと予想外に多くて詰むことがあります。茹でもやしを黙々と食べ続けるときは少し虚無感に襲われます。

次は、今年度から1番に転向した河内さんにバトンを渡します。入学時に50kg台だったらしい河内さんは、順調に体重を増やし番号を上げ、筋トレでも部内トップを争う、最高にかっこいい努力の人です。実は最寄駅が同じなのですが、遭遇したことは一度しかありません。また、「やめてね」という同期からよくいじられる河内さんの口癖は使い勝手が良すぎるため、新2年の間でも流行っています。
 
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