ブログ 星 玲凰さんが書いた記事

TAKE YOUR SHOT[ラグビー部リレー日記]

 written by 星 玲凰投稿日時:2025/02/20(木) 23:30

相手を翻弄するキレキレのステップでDFラインを突破し見ている人を魅了する和田さんからバトンを受け取りました、新二年の星です。和田さんといえば唯一無二のランスキルが思い浮かびますが、スクラム練習でも褒められていて今年はFWのキーマンとなりそうです。コンタクトが嫌いとおっしゃっていますが、試合ではいいタックルをしていたりブレイクダウンでしっかり体を張っている姿を見ることもありさすがだなと思います。また、穏やかで優しい和田さんは部員から愛される存在です。後輩の僕たちにとっても話しかけやすい先輩です。

僕がリーグワンの中で一番応援しているチームはクボタスピアーズです。一年前までラグビーなんて全く興味がなくワールドカップすら見たことがなかった僕は、当然これまでリーグワンの試合も見たことはなくどんなチームがあるのかさえ知りませんでした。去年の四月に新歓イベントの一環で秩父宮に行き、初めて試合を見ましたが正直どんな試合だったか全く覚えていません。ルールもセットプレイも全然わからなかったので仕方がありません。その後、ラグビー部で練習したり大学ラグビーの試合を見ていくうちにだんだんとルールなどもわかるようになりました。そしてリーグワンの2024-2025シーズンが始まり毎週ディヴィジョン1の試合を見るようになったのですが、初めて見た試合が第一節のクボタスピアーズ対トヨタヴェルブリッツでした。この試合を見て僕はクボタスピアーズのことが好きになりました。前半リードを許したスピアーズが後半追い上げ、ノータイムを告げるホーンが鳴ったときには27-27でしたが、最後にスピアーズの10番バーナード・フォーリーがサヨナラドロップゴールを決めて開幕戦で勝利を収めました。この時の興奮は今でも忘れていません。
それからも一敗一分けがありましたが、毎試合で強さを見せてくれています。スピアーズの強みは、強力なFWとそれに引けを取らないほど優秀なBKで、特に、後半投入されるボムスコッドの破壊力はすさまじいです。前半はリードされ後半に逆転することが多いスピアーズですが、マルコム・マークスやオペティ・ヘルなど途中から出てくるインパクトプレーヤーの活躍は見応えがあります。またSHのブリン・ホールと藤原忍のコントラストもとても面白いです。このように選手層の厚さとFW、BKのバランスがスピアーズの強さの所以なのだと思います。また、彼らの試合中の雰囲気の良さも強みになっているでしょう。前半リードされることが多い中でも、いいムードを作っているので最後には勝つだろうという安心感があります。特に、SHの藤原忍は、スピード感のあるボールさばきと適切な状況判断に定評がありますが、いつも楽しそうにプレーしているところがとても素敵だなと思います。ほかにも、素晴らしい選手がたくさんいます。
今年のデイヴィジョン1は接戦が多くどのチームも面白い試合を繰り広げていますが、やはり、最後はスピアーズが優勝するでしょう。これからの試合がとても楽しみです。

次は、金大さんにバトンを渡します。金大さんは、僕が入部して間もないころから仲良くしてくれました。常に明るくふるまっていて、時には相談にも乗ってくれる優しい先輩です。特に今年はいろんな方向から様々な意見をぶつけられ大変だと思いますが、周りの人への気遣いを忘れない金大さんが大好きです。頑張ってください。
 

Everything Is Awesome[ラグビー部リレー日記]

 written by 星 玲凰投稿日時:2024/08/14(水) 18:51

2年生のののかさんからバトンをもらいました、1年生の星です。ののかさんは、さばさばスポーツ系女子らしく、スタッフとして頼りになる先輩です。先日のバーベキューではカボチャやピーマンを食べてくれて、助かりました。野菜をおいしそうに食べる先輩を僕は尊敬しています。

山中湖合宿を無事に終え八月も中旬となり、僕が東大ラグビー部に入部してちょうど4か月ほど経ちました。まだまだ未熟ではありますが、この4か月でラガーマンとしてかなり成長したと思います。ジュニア練を見てくれたり、シニアの練習に参加するようになってからもアドバイスをしてくださったジュニアコーチの方々にはとても感謝しています。特に、ジュニアコーチのボスであり、合宿にまでついてきてくださった安富さんには頭が下がります。練習に顔を出してくれるのはとりあえず山中湖合宿までだということで、今日の練習はとても寂しかったです。今まで叱咤激励してくださったことへの感謝を直接伝えるのは少し照れるので、これから試合で活躍して感謝の気持ちを表します。今までありがとうございました。


大学に入って初めての夏休み、試験が終わってとても気楽ですが、部活の練習や合宿があるためまったく退屈ではありません。部活に入ってなかったら、僕は今頃なにをしているでしょうか。僕はあまり趣味が多くはないので特に楽しいことはなさそうです。最近は、読書をすることが多くなったのですが、それはラグビー部の先輩に男磨きをしたほうがいいと言われたことがきっかけで始めたので、部活に入ってなかったら読書なんてしていないはずです。となるとやはり勉強するしかなさそうです。僕はもともと勉強は好きで、たまに授業に出ても面白いなと感じます。法学部に進学する予定なので、司法試験などの勉強をしているかもしれません。そう考えると、ラグビー部に入って素敵な仲間とラグビーをすることができて幸せだと改めて実感します。もし、上クラにラグビー部のために誰よりも熱心に勧誘をしていた先輩がいなかったら僕がラグビー部と出会うことなどなかったのだと思うと感慨深いです。上クラの橘先輩には感謝の限りです。


今からちょうど2年前僕はとてもつらい思いをしていました。ホームシックです。アメリカに少しだけ留学していたのですが、現地についたばかりの僕は不安な気持ちでいっぱいでした。そんな時、高1の時に同じクラスで仲良くしていた子からLINEが来ました。僕はその人のことが好きだったのでとてもとてもうれしかったです。しばらくやりとりをしていると気づいたら僕はその子に告白していました。失恋しました。それが2年前の8月14日です。見ず知らずの地に取り残され絶望さえも感じていた僕は、調子に乗りすぎて自分をさらに苦しめることになりました。海を渡って日本に帰ろうかと考えましたが、内陸のケンタッキー州にいたため、太平洋にたどり着くまでが長すぎます。残り280日もあると気づいて憂鬱な気分になりました。数日後、タイ人のルームメイトがやってきました。彼は、一週間で他の家に移りました。それから一週間後、香港から新しく代わりのルームメイトがやってきました。彼も一週間で出ていきました。二人ともホストファミリーのルールが厳しかったと言っていました。結局残りの9か月はその家にステイしたのは僕だけでした。最初の数週間つらいのを我慢すると現地の生活や英語にも慣れ、楽しくなりました。諦めないでよかったと人生で初めて感じました。一方で、ルームメイトだった2人のことがうらやましくもありました。僕は、つらいことや自分に合わないなと感じることから逃げることができなかったのに対して、彼らは自分の人生をより良いものにするために行動を起こす勇気がありました。


ラグビーは体を激しくぶつけ合いながら長い時間走り続けなければならないとても過酷なスポーツです。しんどいけどとりあえず9シェイプで構えようとか、ディフェンスではワンラインでそろえようとかきついときにどれだけ我慢できるかがとても重要だと思います。ただ、もっと高いレベルに到達するために大切なのは、ただきついのを我慢するのに加え、勝利のために積極的に体をぶつけ、ボールをもつこと。それができる勇気ある選手になれるようにこれからの練習や試合を頑張ります。

次は二年生の武村さんです。武村さんは試合でたくさんトライを決め活躍しているスター選手です。それに加え、練習以外でも後輩の面倒をみたり相談に乗ってくれるとてもかっこいい憧れの先輩です。僕も武村さんみたいに活躍できるように頑張ります。

2025年5月

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起業一発8000オール

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