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春シーズン[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/27(水) 19:45
独特の口調が後輩にもいじられてしまう城戸さんからバトンを受け取りました、3年の高橋です。
予期せず怪我をしてしまい、春シーズン中の復帰が難しくなってしまったため、自分の気持ちを整理することも兼ねて、春シーズンをまとめてみたいと思います。思うままに書きあげてしまったので、拙い文章ですがご容赦ください。
今年は春から、僕にとって変化の多いラグビー生活だった。2,3月は練習に参加できずにオフフィートトレーニングの連続から始まった。本当に一日一日が大変で、本郷や駒場ホッケー場での練習が終わった後に30分間のスイムと30分間のローイングエルゴメーターとの闘い。その後にようやく筋トレが始まるような毎日だった。朝から部活が始まっているのに筋トレが終わった時には既にほとんど夜になっており、今思うとなぜ乗り越えられたかも良く分からないほど本当に苦しかった。それが終わり練習に復帰してからも僕の最大の弱点であるフィットネスの苦しさに追われた。
ここまで苦しい苦しいと、嫌だった気持ちばかり思い出してみたが、実は僕にとっての今年の春シーズンは最高にラグビーが好きになるシーズンだった。最大の弱点であるフィットネスの無さを改善し、自分の成長を多いに実感することができたし、試合中には今までよりも多くのプレーに参加することができた。また、スクラムやコンタクトも去年よりも自覚できるレベルで成長し、自分なりの良さも見出すことができ始めたと思う。真剣に努力し、壁を乗り越えたことで、思いもしなかったほどラグビーが楽しくなった。
こうして、僕にとっては本当に良い春シーズンだったのだが、もちろんまだまだ満足はできない。去年に比べれば良くなった部分も多いが、もちろんまだまだ不足だらけであるし、結局は再び怪我をしてしまった。ありきたりかもしれないが僕の今年の目標は、何としてでも秋に四年生を一勝でも多く勝たせることだ。これはAチームの一枚目では出れていない僕にとっては驕った目標かもしれない。ただ、何としてでも「勝たせたい」と思うのだから、それに見合った努力をすればいい。今まで以上に強く戦い続ける気持ちを固めて、一足早く夏シーズンに突入していきたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次は非常に優しい日常の雰囲気からは想像できないほどの毒舌を吐き出す太田にバトンを回したいと思います。
予期せず怪我をしてしまい、春シーズン中の復帰が難しくなってしまったため、自分の気持ちを整理することも兼ねて、春シーズンをまとめてみたいと思います。思うままに書きあげてしまったので、拙い文章ですがご容赦ください。
今年は春から、僕にとって変化の多いラグビー生活だった。2,3月は練習に参加できずにオフフィートトレーニングの連続から始まった。本当に一日一日が大変で、本郷や駒場ホッケー場での練習が終わった後に30分間のスイムと30分間のローイングエルゴメーターとの闘い。その後にようやく筋トレが始まるような毎日だった。朝から部活が始まっているのに筋トレが終わった時には既にほとんど夜になっており、今思うとなぜ乗り越えられたかも良く分からないほど本当に苦しかった。それが終わり練習に復帰してからも僕の最大の弱点であるフィットネスの苦しさに追われた。
ここまで苦しい苦しいと、嫌だった気持ちばかり思い出してみたが、実は僕にとっての今年の春シーズンは最高にラグビーが好きになるシーズンだった。最大の弱点であるフィットネスの無さを改善し、自分の成長を多いに実感することができたし、試合中には今までよりも多くのプレーに参加することができた。また、スクラムやコンタクトも去年よりも自覚できるレベルで成長し、自分なりの良さも見出すことができ始めたと思う。真剣に努力し、壁を乗り越えたことで、思いもしなかったほどラグビーが楽しくなった。
こうして、僕にとっては本当に良い春シーズンだったのだが、もちろんまだまだ満足はできない。去年に比べれば良くなった部分も多いが、もちろんまだまだ不足だらけであるし、結局は再び怪我をしてしまった。ありきたりかもしれないが僕の今年の目標は、何としてでも秋に四年生を一勝でも多く勝たせることだ。これはAチームの一枚目では出れていない僕にとっては驕った目標かもしれない。ただ、何としてでも「勝たせたい」と思うのだから、それに見合った努力をすればいい。今まで以上に強く戦い続ける気持ちを固めて、一足早く夏シーズンに突入していきたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次は非常に優しい日常の雰囲気からは想像できないほどの毒舌を吐き出す太田にバトンを回したいと思います。
雰囲気づくり[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/27(水) 11:48
ヒットが強く、スタイルが良く、性格はお茶目な吉村くんからバトンを受け取りました、4年の城戸です。
サッカーワールドカップが盛り上がっていますね。サッカーファンの父に、「サッカーよりもラグビーの方がトライシーン以外にもタックルとか見どころがあって面白いと思うー」とか言っていた私も、結局日本代表戦はテレビに釘付けになって見てしまっています。
そんな中、今回の日本代表チームのチームワークについての話をテレビで知りました。
例えば、槙野選手は、まだ試合には出場できていませんが、チームで重要な役割を果たしているそうです。スタメン落ちして落ち込んでいた選手がいた時、スタメンと控えの選手で別々にご飯を食べているのは良くない、と感じた槙野選手は、本田圭佑選手に、席替えをしてスタメン・控え関係なくご飯を食べることを提案し、実行しました。その甲斐もあり、落ち込んでいた選手は、元気になっていったそうです。
長友選手は、元々あまり人とつるまず、点が入った時にも喜びを爆発させない、繊細な柴崎岳選手に積極的に話しかけ、盛り上げ、柴崎選手は随分明るくなったそうです。
本田選手も、後輩にアドバイスをするなど、今までの大会に比べても後輩を気遣う姿が多く見られるようです。
このように、チームをよく見て、チームワークを高める方向に動く人がいることで、今回の日本代表は雰囲気良く練習や試合をできているのではないでしょうか。
東大も、チームの中で元気がない人に話しかけるなど、みんながお互いに気遣い合えば、よりいい雰囲気になるのではないかと思います。
私は、怪我管理の担当をしていることもあり、プレーができずモチベーションの上がりにくい怪我人の選手になるべく声をかけるように心がけていますが、もっと色々なことに気づいて行動していけるようになりたいです。
春シーズンも残り2週間を切りました。副将のタケルが、「近年、東北・防衛・九州の3戦全勝した代はない」と言っていたのを聞きました。今年はその3戦全勝を達成できるよう、皆で駆け抜けたいと思います。
拙い文章をここまでお読みいただきありがとうございました。
次は、今朝、インパクト大のスキンヘッドにしてきてみんなをびっくりさせた3年高橋に回します。
サッカーワールドカップが盛り上がっていますね。サッカーファンの父に、「サッカーよりもラグビーの方がトライシーン以外にもタックルとか見どころがあって面白いと思うー」とか言っていた私も、結局日本代表戦はテレビに釘付けになって見てしまっています。
そんな中、今回の日本代表チームのチームワークについての話をテレビで知りました。
例えば、槙野選手は、まだ試合には出場できていませんが、チームで重要な役割を果たしているそうです。スタメン落ちして落ち込んでいた選手がいた時、スタメンと控えの選手で別々にご飯を食べているのは良くない、と感じた槙野選手は、本田圭佑選手に、席替えをしてスタメン・控え関係なくご飯を食べることを提案し、実行しました。その甲斐もあり、落ち込んでいた選手は、元気になっていったそうです。
長友選手は、元々あまり人とつるまず、点が入った時にも喜びを爆発させない、繊細な柴崎岳選手に積極的に話しかけ、盛り上げ、柴崎選手は随分明るくなったそうです。
本田選手も、後輩にアドバイスをするなど、今までの大会に比べても後輩を気遣う姿が多く見られるようです。
このように、チームをよく見て、チームワークを高める方向に動く人がいることで、今回の日本代表は雰囲気良く練習や試合をできているのではないでしょうか。
東大も、チームの中で元気がない人に話しかけるなど、みんながお互いに気遣い合えば、よりいい雰囲気になるのではないかと思います。
私は、怪我管理の担当をしていることもあり、プレーができずモチベーションの上がりにくい怪我人の選手になるべく声をかけるように心がけていますが、もっと色々なことに気づいて行動していけるようになりたいです。
春シーズンも残り2週間を切りました。副将のタケルが、「近年、東北・防衛・九州の3戦全勝した代はない」と言っていたのを聞きました。今年はその3戦全勝を達成できるよう、皆で駆け抜けたいと思います。
拙い文章をここまでお読みいただきありがとうございました。
次は、今朝、インパクト大のスキンヘッドにしてきてみんなをびっくりさせた3年高橋に回します。
DLとしてできること[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/22(金) 21:26
英語がペラペラでびっくりした3年櫻井さんからバトンを受け取りました、2年の吉村です。
最近、僕はケガの連続で思うようにラグビーが出来ていません。今まで僕のプレーヤーとしての取り柄はケガが少ないということと、なりふり構わず相手にあたれるということでした。今シーズンからシニアに上がったので、この2つをアピールとしていこうと思っていました。その矢先に肉離れを起こし、やっと復帰できたら、直ぐに脳震盪、また練習休止を余儀なくされました。久しぶりの練習に興奮し、なりふり構わず当たり過ぎました。このような皮肉な結果になるとは…アピールポイントどころかウィークポイントではないのか、再度おのれに問うてみます。
さてここ2ヶ月くらいはDLとして過ごしています。DLの仕事は主に掃除とフィードバックです。
毎日、部室の掃除をしています。
当たり前のことなのかもしれないのでしょうが、高校時代、空気は澱み、物が散乱していた部室であった僕にとってはとても素晴らしいことに思えます。こういう普段からの姿勢で練習環境が良くなり、練習効率も上がると思います。これからは普段からこういうことを意識して生活していきたいと思います。また、復帰をしたら毎日掃除をしてくれるDLに感謝しながら練習します。
次にフィードバックについて話します。正直、フィードバックが大事なことは分かっているのですが、すごく苦手で嫌いでした。実際にプレイしていない自分が口出ししてもいいのか、自分の判断は正しいのかと悩み積極的になれません。この自信の無さは、自分のラグビー知識の乏しさからくるのだと気付かされました。最近、キャプテンの石川さんが紹介して下さった「もっとも新しいラグビーの教科書」を読んでいます。ただラグビーをプレーするだけでなく、頭をフル回転させながらプレーするともっとラグビーのことを好きになると思います。復帰して頭を使ったラグビーをするのがとても楽しみです。
このようにプレーヤーとしてでは多分気づかなかったであろうことをDL生活で学ぶことができて本当に良かったと思います。
正直、練習に参加できない状況が続くのは悔しいし焦っています。しかし、いまの自分に何が出来るのか考えたいと思います。
ケガする前よりも強く、さらなる飛躍をできるよう日々精進します。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次は本当に頼りになるマネージャー長、4年の城戸さんに回します。
最近、僕はケガの連続で思うようにラグビーが出来ていません。今まで僕のプレーヤーとしての取り柄はケガが少ないということと、なりふり構わず相手にあたれるということでした。今シーズンからシニアに上がったので、この2つをアピールとしていこうと思っていました。その矢先に肉離れを起こし、やっと復帰できたら、直ぐに脳震盪、また練習休止を余儀なくされました。久しぶりの練習に興奮し、なりふり構わず当たり過ぎました。このような皮肉な結果になるとは…アピールポイントどころかウィークポイントではないのか、再度おのれに問うてみます。
さてここ2ヶ月くらいはDLとして過ごしています。DLの仕事は主に掃除とフィードバックです。
毎日、部室の掃除をしています。
当たり前のことなのかもしれないのでしょうが、高校時代、空気は澱み、物が散乱していた部室であった僕にとってはとても素晴らしいことに思えます。こういう普段からの姿勢で練習環境が良くなり、練習効率も上がると思います。これからは普段からこういうことを意識して生活していきたいと思います。また、復帰をしたら毎日掃除をしてくれるDLに感謝しながら練習します。
次にフィードバックについて話します。正直、フィードバックが大事なことは分かっているのですが、すごく苦手で嫌いでした。実際にプレイしていない自分が口出ししてもいいのか、自分の判断は正しいのかと悩み積極的になれません。この自信の無さは、自分のラグビー知識の乏しさからくるのだと気付かされました。最近、キャプテンの石川さんが紹介して下さった「もっとも新しいラグビーの教科書」を読んでいます。ただラグビーをプレーするだけでなく、頭をフル回転させながらプレーするともっとラグビーのことを好きになると思います。復帰して頭を使ったラグビーをするのがとても楽しみです。
このようにプレーヤーとしてでは多分気づかなかったであろうことをDL生活で学ぶことができて本当に良かったと思います。
正直、練習に参加できない状況が続くのは悔しいし焦っています。しかし、いまの自分に何が出来るのか考えたいと思います。
ケガする前よりも強く、さらなる飛躍をできるよう日々精進します。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次は本当に頼りになるマネージャー長、4年の城戸さんに回します。
ケガしない体とは[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/22(金) 17:45
サンウルブズの仕事で忙しいのか日に日に日焼けしている気がする同期の大石からバトンを受け取りました、3年の櫻井です。
表題の通り通年怪我に悩まされている自分は、怪我をしない体がいかにして手に入れられるのかを日々考えています。怪我をすると精神的にもラグビーから遠のくし、やはり練習にどれだけ継続して参加できるかがラグビーで上達していく上で最も重要であるということはこの1年半程で身に沁みて感じました。
今シーズンのはじめにウイングからフランカーに移行した自分ですが、その前の冬オフではフォワードでも戦える体をつくるためウエイトに励み、体重を10kg増やしていました。が、急激な増量と今年から和田コーチのもと行われた厳しいランメニューの蓄積により腰を痛めてしまい、中々思い通りに行かない春シーズンとなってしまいました。けして和田コーチのせいということではないです。
怪我をしない体は単にウエイトをするだけでは作れないということが今回分かったのですが、大学でプレーできる期間が残り1年半しかない以上、怪我をしない体を今回でなんとしてでも完成させたいというわけです。そこでまずなるべく毎日風呂を炊くようにしています。半身浴ではなく全身浴が腰には良いとの事なので、効果の有りそうな炭酸ガス入り入溶剤を溶かしたお湯にあごひげまで浸かっています。また最近は少しでもいい環境でストレッチをするために24時間のジムを契約しました。(もちろんウエイトできるようになったらウエイトもしますが)周囲の人からすると毎日ストレッチしにだけ来る変な人です。しかし短い大学生活の中での部活のためなら、恥を惜しんではいけないなとストレッチポールの上でこの文章を打つ次第であります。またなるべく外に出て日光を浴びるようにし、精神が低迷しないようにしています。ほかにも怪我しない体作りのためにすべきことがありましたら是非自分に教えていただければと思います。
次は強いコンタクトで練習を盛り上げる2年の吉村にバトンを回します。
表題の通り通年怪我に悩まされている自分は、怪我をしない体がいかにして手に入れられるのかを日々考えています。怪我をすると精神的にもラグビーから遠のくし、やはり練習にどれだけ継続して参加できるかがラグビーで上達していく上で最も重要であるということはこの1年半程で身に沁みて感じました。
今シーズンのはじめにウイングからフランカーに移行した自分ですが、その前の冬オフではフォワードでも戦える体をつくるためウエイトに励み、体重を10kg増やしていました。が、急激な増量と今年から和田コーチのもと行われた厳しいランメニューの蓄積により腰を痛めてしまい、中々思い通りに行かない春シーズンとなってしまいました。けして和田コーチのせいということではないです。
怪我をしない体は単にウエイトをするだけでは作れないということが今回分かったのですが、大学でプレーできる期間が残り1年半しかない以上、怪我をしない体を今回でなんとしてでも完成させたいというわけです。そこでまずなるべく毎日風呂を炊くようにしています。半身浴ではなく全身浴が腰には良いとの事なので、効果の有りそうな炭酸ガス入り入溶剤を溶かしたお湯にあごひげまで浸かっています。また最近は少しでもいい環境でストレッチをするために24時間のジムを契約しました。(もちろんウエイトできるようになったらウエイトもしますが)周囲の人からすると毎日ストレッチしにだけ来る変な人です。しかし短い大学生活の中での部活のためなら、恥を惜しんではいけないなとストレッチポールの上でこの文章を打つ次第であります。またなるべく外に出て日光を浴びるようにし、精神が低迷しないようにしています。ほかにも怪我しない体作りのためにすべきことがありましたら是非自分に教えていただければと思います。
次は強いコンタクトで練習を盛り上げる2年の吉村にバトンを回します。
ホンモノを見る[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/18(月) 04:10
先週の試合の後に怪我をした選手に対して医学部生らしいアドバイスをしていた姿が印象的だった荒木からバトンを受け取りました工学部建築学科生の芝村です。
荒木のリレー日記にある「建畜生」という言葉は、お分かりの通り「建築(学)生」という言葉が元となっている造語で、ヘビーな設計や模型作成やレポートなどの課題の提出期限に追われ度重なる徹夜作業などにもめげずにひたすら戦う建築学科の生徒をさした言葉です。これは東大建築学科ならではというわけではなく多くの大学の建築学科で同じような状況のようです。ちなみにこれには英語版もあって、建築を意味する‟architecture”を元としてそこに拷問を意味する‟torture”が加わった‟architorture”という言葉があり、海外でも似たような状況であることが推測できます。
そんな私も三年生までに学科生活を頑張りすぎた結果、十分すぎる単位数を取ってしまい、四年生の今年はやるべきことは常にあるものの建畜生と呼ばれるほどの追い詰められている感覚は全くありません。そして最近では寝ているときに見る夢にまで部活のことが出てくるようになり、部畜生とでもいえる者になってきたのかもしれません。
さて、私には一ヶ月ほど前に授業中に聞いて以来ずっと心に響いている発言があるのでご紹介させていただきます。その日の講義は日本マイクロソフト株式会社のChief Security Officerの方がいらっしゃって、利用者のセキュリティやITサービス設計についての講義をしていただきました。その中であったのですが、大量に脆弱性の検知に関する情報を蓄えているとセキュリティの完成度は高そうに思えますが、デメリットもあって、計算が遅くなりリアルタイム性に欠けたり、情報同士を結び付けるキーが作りづらくなったり(なかったり)してしまうようです。そしてもう一つデメリットがあって、情報というのはたくさんあればよいというものではなく、「ホンモノを見ておかないと、ニセモノを何個見ていてもホンモノをホンモノだとは分からない」というものです(セキュリティの言葉に置き換えると危険性があるものとないものといったところでしょうか)。正直講義内容からして別に全く大きい意味合いを持っていたとは言えないし当たり前のように思えますが、その時の私はハッとさせられてしまいました。
それ以来様々な練習中もしくはラグビーの映像を見る際に私はこの発言を意識し、「ホンモノのプレー」を探そう、一目見ておこう、ということを(改めて)強く考えるようになりました。言葉だけで指示されて試行錯誤したうえで分かったり気づいたりすることだけでなく、実際にやるとどのようなものなのかをはっきりと見る、見させてもらえない場合は依頼もするし探しもするということを心に決めました。そうは言ってもラグビーのプレーに関することであれば当然、というかそれをしないなら他の人を見ても意味はないぞと思われる方も多いでしょう。これからもその学びの姿勢を大事にしていただきたいです。ただ、集団で指導を受けているときの時間の限られたグラウンド内では意外と指示通りやってみてみんなで試行錯誤したり経験したりする中で得た形をホンモノと思い込んでそのまま終わってしまうということもあると感じます。その場では見られないことも多いので仕方がないですが、特別なシチュエーションの練習や特に指導者の場合、ホンモノを見られるチャンスは限られてしまいます。またグラウンド外のことでいうと挨拶や掃除や身だしなみや食生活などどんなことにでもホンモノがあるはずです。もちろん何でもかんでも見て情報は増えても、これがホンモノだ、と検知することはホンモノを見ていない状態の自分にはできなくて、私は指導者もしくはプロでやっている集団を観察してそれをホンモノとしインプットさせるのが最善かなと思っています。そのため、指導者にはいざという時にしっかりとそれを体現できるという能力も必要なのではないかなと感じるし、プロで何かをやっている方々にはホンモノとして様々な部分を見られているぞと思ってほしいものです。試行錯誤してホンモノにたどり着くためには、ホンモノを見てインプットしておかなくてはならないし「真似ぶ」ことも大事になってくるのではないでしょうか。
長文になってしまい失礼しました。また、ですます調の文章は書きなれていないのでミスもあるかもしれません。そして考えがおかしいところがあってもご容赦ください。
次はサンウルブズの一員としてどんどん大人びた立派な存在になっていく、仕事の出来る三年の大石に回そうと思います。
荒木のリレー日記にある「建畜生」という言葉は、お分かりの通り「建築(学)生」という言葉が元となっている造語で、ヘビーな設計や模型作成やレポートなどの課題の提出期限に追われ度重なる徹夜作業などにもめげずにひたすら戦う建築学科の生徒をさした言葉です。これは東大建築学科ならではというわけではなく多くの大学の建築学科で同じような状況のようです。ちなみにこれには英語版もあって、建築を意味する‟architecture”を元としてそこに拷問を意味する‟torture”が加わった‟architorture”という言葉があり、海外でも似たような状況であることが推測できます。
そんな私も三年生までに学科生活を頑張りすぎた結果、十分すぎる単位数を取ってしまい、四年生の今年はやるべきことは常にあるものの建畜生と呼ばれるほどの追い詰められている感覚は全くありません。そして最近では寝ているときに見る夢にまで部活のことが出てくるようになり、部畜生とでもいえる者になってきたのかもしれません。
さて、私には一ヶ月ほど前に授業中に聞いて以来ずっと心に響いている発言があるのでご紹介させていただきます。その日の講義は日本マイクロソフト株式会社のChief Security Officerの方がいらっしゃって、利用者のセキュリティやITサービス設計についての講義をしていただきました。その中であったのですが、大量に脆弱性の検知に関する情報を蓄えているとセキュリティの完成度は高そうに思えますが、デメリットもあって、計算が遅くなりリアルタイム性に欠けたり、情報同士を結び付けるキーが作りづらくなったり(なかったり)してしまうようです。そしてもう一つデメリットがあって、情報というのはたくさんあればよいというものではなく、「ホンモノを見ておかないと、ニセモノを何個見ていてもホンモノをホンモノだとは分からない」というものです(セキュリティの言葉に置き換えると危険性があるものとないものといったところでしょうか)。正直講義内容からして別に全く大きい意味合いを持っていたとは言えないし当たり前のように思えますが、その時の私はハッとさせられてしまいました。
それ以来様々な練習中もしくはラグビーの映像を見る際に私はこの発言を意識し、「ホンモノのプレー」を探そう、一目見ておこう、ということを(改めて)強く考えるようになりました。言葉だけで指示されて試行錯誤したうえで分かったり気づいたりすることだけでなく、実際にやるとどのようなものなのかをはっきりと見る、見させてもらえない場合は依頼もするし探しもするということを心に決めました。そうは言ってもラグビーのプレーに関することであれば当然、というかそれをしないなら他の人を見ても意味はないぞと思われる方も多いでしょう。これからもその学びの姿勢を大事にしていただきたいです。ただ、集団で指導を受けているときの時間の限られたグラウンド内では意外と指示通りやってみてみんなで試行錯誤したり経験したりする中で得た形をホンモノと思い込んでそのまま終わってしまうということもあると感じます。その場では見られないことも多いので仕方がないですが、特別なシチュエーションの練習や特に指導者の場合、ホンモノを見られるチャンスは限られてしまいます。またグラウンド外のことでいうと挨拶や掃除や身だしなみや食生活などどんなことにでもホンモノがあるはずです。もちろん何でもかんでも見て情報は増えても、これがホンモノだ、と検知することはホンモノを見ていない状態の自分にはできなくて、私は指導者もしくはプロでやっている集団を観察してそれをホンモノとしインプットさせるのが最善かなと思っています。そのため、指導者にはいざという時にしっかりとそれを体現できるという能力も必要なのではないかなと感じるし、プロで何かをやっている方々にはホンモノとして様々な部分を見られているぞと思ってほしいものです。試行錯誤してホンモノにたどり着くためには、ホンモノを見てインプットしておかなくてはならないし「真似ぶ」ことも大事になってくるのではないでしょうか。
長文になってしまい失礼しました。また、ですます調の文章は書きなれていないのでミスもあるかもしれません。そして考えがおかしいところがあってもご容赦ください。
次はサンウルブズの一員としてどんどん大人びた立派な存在になっていく、仕事の出来る三年の大石に回そうと思います。
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