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新しい環境[ラグビー部リレー日記]

 written by 松井 大岳投稿日時:2018/04/08(日) 13:18

大平さんからバトンを受け取りました松井です。
僕は「あやのさん」ではなく必ず「大平さん」と呼ぶようにしています。強いこだわりがあります。

怪我がようやく完全に治り新たな一年がスタートしました。チーム体制はガラッと変わりましたし後輩も入って来ます。
主観ですが自分は去年でちゃんと成長できました。心も強く、大人になりました。これからも伸び代を信じて目の前の課題を乗り越えていく事につきます。

あと一ヶ月ほどで二十歳になるのですが目標は、「オシャレ」にします。

バトンは中須秀鳳さんにまわします。しゅうほうさんは「しゅうほうさん」と呼ばせてもらっています。

新歓の季節[ラグビー部リレー日記]

 written by 大平 綺乃投稿日時:2018/04/02(月) 00:40

きついフィットネス中でも道端で応援してくれる子供に手を振る優しさを持つ下條からバトンをもらいました、新3年スタッフの大平です。

新歓期真っ只中ということで、最近「なぜ自分は東大ラグビー部に所属しているのか」ということについて考える機会が多くありました。初対面の新入生に短時間でラグビー部の魅力を伝えるには、自分の日頃の思いを今一度反芻し、言葉にする必要があるからです。しかし普段何気なく考えていることを言語化するのは簡単なことではなく、初めて新歓をした去年はもどかしい思いをすることもありました。

そんな中、シーズン明けのMTGで主将の石川さんが1つの解を示してくれました。「人生を豊かにするため」、そのために私達は東大ラグビー部に所属しているということです。

甲子園や箱根駅伝など、世間には学生スポーツに「青春」という美徳を見出す人が多くいます。もちろん素晴らしいことです。かくいう私も普段は野球に疎いですが、土まみれになりながら汗を流す高校球児には心を動かされます。しかし理不尽さや不必要な労力・時間が、青春という言葉のもとに正当化されることには違和感があります。若者の時間は限られています。若さや勢いに任せることなく、もっと大きな「人生」という視点を持ち、熱い志を秘めつつも冷静な頭で自分たちの選択や行動を見つめ直すことも大切ではないでしょうか。

私が大好きなOne Republicというバンドの一曲に次のような歌詞があります。

I refuse to look back thinking days were better just because they're younger days

10年後、20年後、東大ラグビー部で過ごした今を振り返った時、「あの頃は若くてよかったな」だけで終わりたくありません。今の東大ラグビー部には単なる「青春」で終わらないような仲間と環境が揃っているという自負があります。真剣に目標を掲げて進むこと、それ自体を純粋に誇りに思えるように、毎日を大切に過ごしたいです。新入生の皆さんがそのような人生の糧となる環境を見つけられますことを願って、筆を置きたいと思います。

まとまりのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次は最近なにかとお世話になっている新2年の松井くんにバトンを回したいと思います。

映画のススメ[ラグビー部リレー日記]

 written by 下條 裕人投稿日時:2018/03/29(木) 09:28

最近はレフリーの関係で各地を飛び回っている前川さんからバトンをもらいました、新3年の下條です。

ついに3年になったかと時の流れのはやさをひしひしと実感しているところですが、新入生も入ってくることですので気合を入れて頑張りたいと思います。





新歓のシーズンがやってきましたので、新入生向けのメッセージを書こうとも考えたのですが、僕の拙い文章力ではありふれたことしかかけそうになく新入生の心に刺さる文章は望めないので、今回は僕の好きな映画について書こうと思います。



映画というのはとても面白い映像媒体です。本に比べて映像が加わることで観ている人にとってはストーリーがよりわかりやすくなりますが、その映像がある一定の方向から向けられたカメラを通じてのものである以上観客の自由度が低く、観客が参加することが本などと比べて非常に難しいというなんとも不思議なものです。しかしながらその切り口が制限されているが故監督の主張がダイレクトに伝わってきやすいという特徴もあります。



とはいっても僕は映画を語れるような人ではないので上記が映画の特徴を十分語れているものだとは言えないのですが、一応僕の好きな映画を紹介したいと思います。

洋画では『セッション』です。音楽学校でドラマーを目指す主人公が先生に才能を見出されるというあらすじ(このあらすじでは映画の魅力の1%も説明できていませんが)の映画ですが、ララランドの監督の作品なのでララランドと同じく昔懐かしいジャズチックな音楽が流れるのて印象深い映画となっています。邦画では『夜空はいつでも最高密度の青色だ』がオススメです。これは恋愛映画なのですが、キラキラした恋愛というより人生になんとなく意味を見出せない若者同士の関係を丁寧に追う映画です。カップルで観る映画ではないかもしれないですが、これは是非見るのをオススメします。



皆さん洋画邦画関係なくいろいろ観てみると面白い映画が見つかるかもしれません。どうぞ映画館へ。



次は溺愛する後輩の山口くんと映画を観る予定を取り付けウキウキしている大平に回します。

 

強豪高校出身選手に勝てるのか[ラグビー部リレー日記]

 written by 前川 涼投稿日時:2018/03/29(木) 00:03

もうすぐ怪我から復帰する佐藤からバトンをもらった4年の前川です。



高校生の笛を吹くと感じることがあります。

どんなに強いチームでも高校生は高校生で、高校ラグビーは大学ラグビーと大きく違うと。



東大ラグビー部は関東の大学ラグビーの中で古豪とは言えるかもしれないですが、決して強豪校ではないです。対抗戦での勝利もここ数年数える程で終わっています。

そんな東大でも、笛を吹いていると高校生とは違ったレベルの高さが垣間見える時が良くあります。



東大ラグビー部では数少ない強豪高校出身の新入生を嬉々として迎え、1年生からの対抗戦での活躍を期待します。強豪高校出身のBKsは限りなく貴重であるし、そのスキルの部分の差は大学からラグビーを始めた人間には絶対に越えられない壁があると僕も思います。



しかしFWはどうでしょうか。僕はFWに限っては強豪校出身者に未経験者でも全く問題なく太刀打ちできるし、その差を埋めることができると思います。

大学のフィジカルレベルは高校生のそれとは比べ物にならないくらいに高いし、高くないと勝てません。それゆえFW(特にフロント5)はそのフィジカルレベルを高めれば高めるほど大学ラグビーでは活躍することができます。むしろ高校からやっていて慢性的な怪我持ちの人よりもいいパフォーマンスを発揮することができることもあります。



逆に言えば努力次第でFWは強豪校出身者をずらりと揃えたチームにも対抗できると思います。


日本代表最多キャップ保持者の大野均選手も実は大学からラグビーを始めています。



新入生は様々な思いを抱えて大学生活を送ることになると思いますが、FWは努力次第で日本代表になれる可能性すらもあります。ぜひ東大ラグビー部で一緒に頑張りましょう。



次はフィットネスで常にハイパフォーマンスを発揮している下條に回します。

 

bodybuilding motivationで検索[ラグビー部リレー日記]

 written by 佐藤 伶央投稿日時:2018/03/22(木) 23:00

小田君からバトンを渡されました、新3年の佐藤です。
更新再開から硬い内容の記事ばかりが続くと息が詰まりそうなので、ここらで趣味の話など挟もうかと思います。少しトレーニングなどについての内容を含みますが、半分は趣味についての話だと思って楽に読んでいただけると嬉しいです。

僕の(同期にはほぼ理解されない)趣味の一つにyoutubeでボディビルダーの動画を観ることがあります。特に英語圏ではボディビルやフィジカルトレーニングのモチベーション向上を目的とした動画が非営利のものも含めて多数作られています。ここからも英語圏での、日本とはちょっと違うフィットネスの立ち位置が分かりますが、その中でも極限に位置するトップビルダーたちの生活は想像を絶するものがあります。嘔吐しても終わらない脚トレや、パートナーを使っての長い長いネガティブトレーニングに始まり、2時間に一度の過酷な食事、常人の許容量をはるかに超えたサプリメントの摂取、苦悶の表情を浮かべる激痛のマッサージなど、動画作成に向けて抜粋された部分を考慮してもその生活は非常に苛烈です。ここに書いたことは恐ろしげですが、多くは科学的根拠のある行いで、そういった強迫的ですらある根性論と科学的態度との融合がボディビルディングの魅力の一つだと思います。
さて、いささか毛色が異なるとはいえ、ラグビーにもウェイトトレーニングが取り入れられて久しい今、ボディビルダーから学べることはたくさんあります。もちろん2つのスポーツの目標は全く違うものなので、彼らのメソッドをそのまま導入することには慎重でなければいけませんが、彼らのトレーニングに向かう姿勢はマネするべきだと思います。ボディビルダーがトレーニングに向かう際、彼らは生きるか死ぬかといった表情でジムへと入り、トレーニングマシンへ腰かけてからは実際のセットと同じくらいかそれ以上の時間をかけて大声を出したり、目をつむって精神を統一したりして自らを昂らせます(いささか極端な例はRonny Coleman leg pressなどで検索すると見つかるかと思います)。トレーニング内容は事前に決まっていることを考えれば、ジムへ向かう本人がコントロールできるのは本人のモチベーションだけです。モチベーションの如何によって本人の限界が決定されることを思えば、そのモチベーションの最大化にこそ力を割くべきということをビルダーたちはその姿で示してくれています。故にこそ、冒頭に行ったような動画を観たり、音楽を大きな音で聞きながらトレーニングをしたりするわけです。

癖で教訓的な話の流れにしてしまいました。次はレフリーとして活躍しながら豊富な知識と戦術面のアドバイスを部にもたらしてくれている4年の前川さんにつなぎたいと思います。
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2025年10月

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