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カメラマン[ラグビー部リレー日記]

 written by 壇辻 恵見投稿日時:2016/10/04(火) 22:45

 
今回のリレー日記を担当します、3年マネージャ―の壇辻です。
 
突然ですが、ラグビーはすごくかっこいいです。
素早いパス回し、軽快なステップ、迫力のあるスクラム、突き刺さるタックル
グラウンドで試合を見ていると、気迫のこもったプレーに目を奪われ、選手たちの真剣な表情や声に、感情が高ぶります。
 
また、試合中のプレー以外でも、目を離せない瞬間はたくさんあります。
アップ中の少し緊張した面持ちの選手たちや、円陣でみんなを鼓舞するゲームキャプテン、笑顔で選手を送り出す花道のノットメンツ、真剣な眼差しでグラウンドを見つめるマネージャ―
 
試合の日は、選手も、それをサポート・応援するチームメイトも、全員がとてもかっこよく、魅力的です。
きっと他のスポーツでもそうだと思いますが、そこにいる一人ひとりが本気で勝利を目指す姿はとても輝いていて、スポーツの醍醐味だと思います。
 
 
今年度主将の棚橋さんにご紹介いただいた通り、私は部内で広報を担当していて、試合の時にはよくカメラマンをしています。
カメラマンは、日頃から応援してくださっているOBの方々や、部活中の姿を見る機会のない部員の友人や家族、そしてまだ東大ラグビー部を知らない未来の新入生など、様々な人に東大ラグビー部の魅力やその試合の感動や興奮を伝えられる仕事だと思っています。
 
しかし、まだまだ駆け出しカメラマンの私には、写真に収めきれない東大ラグビー部の魅力がたくさんあるでしょう。
応援してくださっている皆さん。ご都合が合う時には、ぜひグラウンドにお越しください。
きっと、写真だけでは伝わらないプレーの迫力や躍動感、部員の熱い想いが肌で感じられると思います。
 
 
次は、副将としてチームを引っ張る一方、(デリカシーのない雑な絡みも見られますが、)マネージャ―陣のことも、とても気にかけてくださる4年の津川さんにバトンを回します。
 

シンビン[ラグビー部リレー日記]

 written by 棚橋 春喜投稿日時:2016/10/02(日) 15:11

竹村から受け継ぎました、四年棚橋です。
先日の明治学院大学戦について書きます。


生まれて、初めて、シンビンを食らった。
後半、28分ごろ、自陣ゴール前。ラックからのハーフ持ち出しを狙った。早過ぎた。
点差が開かず、タイトな試合展開。後半になって押されだした。徐々にゲインされるディフェンスラインがもどかしかった。気持ちばかりが先に出て、焦燥は長い笛を呼んだ。

椅子の冷たい感触と、トライを取られた落胆の声と、無力に仰ぎ見た晩夏の空。
一番辛い瞬間にフィールドの外にいる。何が主将だろうか。
ジャージの汗が乾き、急速に体が冷えていくのを感じた。

10分間、フィールドの外から試合を見た。紛れもなく、それは応援する部員の視座で、こんなにも勝ちたい試合に、こんなにも無力な自分がいる。
外から、檄を飛ばすことしかできない者は、これほどもどかしいものか。

試合の後、幾度か謝罪を述べた、最後にもう謝らないと言った。
お前のせいで負けたと謗られても、傲岸だと罵られても構わない。

せめて、主将であるなら、前を向かねばならない。
人が何を言おうとその信念は曲げたくない。
もう二度としないと顔を上げるのが必要だと信じる。


次は写真をたくさん撮ってくれる三年マネージャー壇辻に回します。

試合に出るメンバーへ[ラグビー部リレー日記]

 written by 竹村 明香里投稿日時:2016/09/30(金) 21:26

 休日は食料を買い込んで自宅で籠城しているという勇河からバトンを受け取りました、3年の竹村です。先日の明治学院戦のビデオを見ているとあの日の記憶が感情と共に蘇ってきました。

 その瞬間、時が止まった。背筋に冷たいものが走った。あの感情は、驚きなのか、喜びなのか、感動だったのだろうか。
 東大サイドからの大歓声で、東大が先制トライを決めたのだと実感した。相手は明治学院大学、入れ替え戦常連校の格上の相手である。いけると思った。勝てると思った。

 しかし、結果は敗北。途中逆転する場面もあったが最終スコアは24-34、2トライ差で負けた。

 次の立教大学も格上の相手である。私は他校の試合を撮影しに行くため、東大の試合に帯同することができない。試合後即時に知ることができるのは勝敗だけである。いくら良いプレーがあっても、どんなに惜しい場面があっても、勝ってくれなければ意味がない。

 試合を見に来てくださっている保護者の方々・OBの皆さま、実家のご両親、多くの人が東大ラグビー部を応援してくれている。私も試合会場から遠く離れた場所で、東大の勝利を心から願っている。多くの人の期待に応えるために、何よりも自分たちのために、立教大学戦がんばってください。試合速報を見て、明治学院戦を超える、心揺さぶられる体験が出来ることを楽しみにしています。

 そんな祈りと期待をこめて、主将の棚橋さんにバトンを渡します。

3年後[ラグビー部リレー日記]

 written by 高橋 勇河投稿日時:2016/09/28(水) 19:55

未経験ながらも貪欲に大きな成長を遂げている同期の下條からバトンを受け取りました、一年の高橋です。対抗戦シーズンを迎え、自分なりに感じることを少し書きたいと思います。


自分の高校でのラグビー生活は鎖骨骨折によって、突然に幕を閉じた。復帰は間に合わず、最後の試合に出ることはできなかった。そのため、不完全燃焼のままに終わり、大学に入ってからもまたラグビーをして、試合をしたい、勝ちたい、と感じるようになり、ラグビー部への入部を決めた。

今、最後のシーズンを迎え、一試合一試合に四年間の集大成として、全力を注ぐ四年生を見て、熱いものを感じずにはいられない。三年後、今度こそは完全に燃え尽きることができるように、先輩たちのように熱い試合が出来るように、今から少しでも多くのことを吸収していかなくてはならない。そして、自分自身でも納得のできる四年間のラグビー生活を送れるよう、日々精進し続けたいと思う。

拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございました。次は、マネージャーとして選手の成長を支えてくださる三年生の竹村さんにバトンを回したいと思います。

貪欲に[ラグビー部リレー日記]

 written by 下條 裕人投稿日時:2016/09/25(日) 11:25

先日のBC戦で一緒に出たしみかいさんこと清水先輩からバトンを受け取った、1年の下條です。ラグビーを始めて早くも5カ月がたちましたが、新たなスポーツを始めて考えたことについて書こうと思います。


僕はかなりメンタルが弱く、人に遠慮しがちな性格です。高校時代所属していたサッカー部では、下手な自分が出るくらいならうまい後輩が出るのがいいと思っていました。そのためチームのためと思い、自分は、ひたすら試合に出るメンバーのサポートに徹していました。今思えばチームのためというのは虫のいい言い訳だったように思えます。チームメイトからはサポートを感謝されることがあったものの、実際自分が試合に出ることは少なく、大して上手くもなれませんでした。

対して現在。新たにラグビーを始めた僕は、今までずっとラグビーをしてきた人たちに追いつき追い越さなければいけません。そのためにはやること全てを理解して、吸収し実践できるように何事にも積極的にならなければいけないと思います。失敗を恐れずあらゆることに挑戦する必要があります。自分が上手くなるために。自分が強くなるために。自分がトライするために。強烈なハングリー精神をもってラグビーをしていくことを誓い筆を置きたいと思います。


お読みいただきありがとうございました。次は色々な意味で常にハングリーな同期の高橋にバトンを回したいと思います。
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2025/10/02(木) 23:50

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