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マネージャー長として[ラグビー部リレー日記]

 written by 山田 絵梨香投稿日時:2014/12/12(金) 21:42

 こんばんは。吉松からバトンを受け取りました4年の山田絵梨香です。
 
 対抗戦も終わり、定期戦も京大戦のみの残り1試合となった。
 よく「4年間あっという間だ。」という言葉を耳にしていたから、自分もきっとあっという間に4年間が終わっていくのだろうと思っていた。しかし振り返ってみると長い長い4年間だったと思う。何度も何度も辞めたいと考えてしまったことがあった。それでも今ここに残っているのは辞めたいという思いよりもこのチームで勝って一緒に喜びたいという思いの方が強かったからだろう。
 
 この1年間はマネージャー長を務めたが、もともと人を引っ張っていくのは苦手だったため、頼りない部分もかなりあったと思う。ただ、新しいシーズンが始まってこれからどうなってしまうのだろうという不安の中で同期や主将の言葉を聞いていくうちにこんな状況の中でも今年のチームで絶対に勝ちたいと思った。

 勝つためにマネージャー長としてどうマネージャーを引っ張っていくかは日々の課題だったように思う。今年はマネージャーの人数も増え、自分以外の12人が今何の仕事をしていて、どこまでできていて、どういうことがしたいのかを把握することは視野の狭い私にとっては難しかった。ただ、去年や今年したミスを繰り返すのだけは絶対に嫌だった。特に試合の日はキックオフの笛が鳴ると同時にマネージャーは外から観ることしかできないため、だからこそ試合前にマネージャーのちょっとしたミスで雰囲気を壊したくなかった。
しかしやはり同じミスをしてしまうこともあった。その時私は結構きつい言葉をかけてしまったと思う。
 
 結果は4勝3敗だった。あれだけ「勝つためには、入替戦に出場するためには」などと口うるさく言ったり、きつい言葉をかけてしまったのにも関わらず、ここまでついてきてくれた後輩達を入替戦に連れて行くことができなかった。また、選手をサポートするマネージャーとしてもっとやれることがあったのに見逃してしまっていたのかもしれない。こんなのがマネージャー長で本当に申し訳なく思った。
 
 対抗戦が終わった今、もう入替戦に出場するという自分達の目標を後輩に託すしかない。不安に思ったりすることも多くあると思うけど、どうか自分に自信を持って欲しい。下級生には例年の倍以上のはやさで仕事を降ろしているのにも関わらず、淡々と仕事を完璧にこなせているし、佐野、栗原には本当に今年支えられた。この二人がいなかったらきっと私はマネージャーをまとめられなかったと思う。こんな頼りになる二人が来年マネージャーを引っ張っていくからきっと達成できると思う。
 
 引退まであと少し。悔しさや申し訳なさ、寂しさなど色々な気持ちが入り混じっているが、最後は笑って終われるように全力で頑張っていきたい。
まとまらない文章となってしまいましたが、最後までお読み頂き有難うございました。
 
次は副将の江村にバトンを渡します。
 
4年 山田 絵梨香
 

あと少し[ラグビー部リレー日記]

 written by 吉松 冴投稿日時:2014/12/10(水) 10:53

こんにちは。鉄本からバトンが回ってきました4年マネージャーの吉松です。
 
引退まで2週間を切りました。今は実感が湧かず、この先もずっと部員に囲まれ毎日早起きをする生活が続くのでは、と感じてしまいます。
しかし、先日の名古屋大学戦のアフターマッチファンクションで名大のマネージャーと「こうやって会うのも最後なんだね」と話し、やはり自分は引退するのだなと思いました。
 
私が1年生の時、4年生の先輩に「期待しているんだからね」と言われました。
あれから3年。正直言うと私は周りの足を引っ張ってばかりで、情けないことに期待に応えられていません。
私はこの部を強くしてやる、と意気込んで入部したものの、何ができたかと言えばわからないです。
また、今年の夏合宿も途中で帰らなければならなくなり、最後まで参加出来なかったことが今でも悔しいです。
写真や試合経過からしか様子がわからず、プレーヤーの状態もわからず、すぐ近くでサポート出来ないことがこんなに辛いのかと。
しかし、近くでサポート出来る環境に感謝し、この気持ちをバネに秋シーズン頑張ってこれたのも事実です。

部活に限らず、大学やアルバイトなど、私の周りには向上心が高く尊敬出来る人が多いです。
京都大学戦まで時間はあまり残っていませんが、私も周りにそう思ってもらえるように、また、いつも応援してくださる皆さまに応えられるように全力で出来ることを頑張っていきます。
 
次はマネージャー長の山田絵梨香にお願いします。

結果[ラグビー部リレー日記]

 written by 鉄本 大樹投稿日時:2014/12/09(火) 17:26

平松からバトンを受け取った4年の鉄本です。

先日、高校時代の友達とご飯を食べにいった際、「お前は体育会の部活に入ってよかったか?」といった内容の質問を受けた。
元来、自分の過去の選択に対して後悔するような性格ではないため、入らなければよかったなどと深く思ったことはないのだが、改めて考えると少し黙り込んでしまった。それは最近よく自分で考えていた、大学に入ってからの自身の「成長」という内容と通ずる部分が多かったからだ。

2年生の京大戦の後、4年生の先輩が「僕は、自分を成長させるためにラグビー部に入った。」と言っていた。その当時の僕は、そんなわけないやろ、ラグビーがしたいからラグビー部に入る以外に何の理由があんねんと口には出さないものの強く思ったのを覚えている。だが、卒部を2週間後に控えた今、その先輩が言っていた意味が少し分かるような気がしている。東大という様々な選択肢が許される恵まれた環境のなかで、4年間という決して短くない時間を費やす限り、無為に過ごすことは許されないのである。4年間で「私はこのような何かを得た」と言える何かが欲しかった。

4勝3敗。僕たちの学年は結果を残すことができなかった。
運動会でやる限り、結果がすべてである。先ほど何かと書いたが、僕はやっぱり何かではなく結果が欲しかった。
19-31。 勝者と敗者には絶望的な差があるのだと思い知った。あの時ほど負けることの怖さを実感した時はない。ビデオに入るスイカをもらえなかった同期の必死の声援、70人の代表としてグラウンドに立つメンバーとしての責任の意味を考えた。

僕はこの部活で結果を残すことはできなかった。
自身の取り組みの甘さに対する後悔、大事な場面で負けることの怖さ、選ばれることへの責任。これから必ず糧にしていく。
それらを生かしてこれから結果が残せたとき、大学の時体育会に入ってよかったと心から言えるのだろう。
でも今はやっぱり悔しさでいっぱいです。入れ替え戦に出たかった。入れ替え戦までの距離が見えたような気がするが、それは僕が思っているより本当は遠いのだろう。

最後になりましたが、今まで応援していただき本当にありがとうございました。残りは京大戦のみとなってしまいましたが、勝ってこれが今年の松木組のラグビーだと言える試合をしたいと思っています。

次は同期のマネージャーの吉松にお願いします。

 

4年間を振り返って[ラグビー部リレー日記]

 written by 平松 正大投稿日時:2014/12/06(土) 21:16

いつもテーピングを巻いてくれている小川からバトンを受け取った平松です。
 
毎年、先輩たちが「最後の~」というようなリレー日記を書いているのを見てきたが、ついに自分が「最後の」リレー日記を書く番が回ってきた。正直、長い長い4年間だった。
振り返ってみると怪我ばかり。唇が裂けたり鼻を折ったり足首を捻ったり脳震盪になったり頸椎捻挫になったり。上級生になった去年も早々に股関節の手術が決まり、ほぼ1年間リハビリ生活。こんな怪我だらけの3年を過ごし、学年だけ立派に4年になった。
4年になっても怪我は絶えず、春には膝を怪我して夏合宿最後の試合では手術をしていない方の股関節を怪我して。秋には右腕と左手を骨折して、対抗戦最終戦まで練習に参加することさえ叶わなかった。
 
情けないことに、最後の年の対抗戦シーズンは4年連続4回目の落ち葉掃除で終わった。数えてみたらラグビーを始めてから、練習している期間と怪我でリハビリしている期間は同じぐらい。新球がおろされる日よりも新しい箒がおろされる日の方が印象に残っている程である。皆と同じように「ラグビーしんどかった」とか「ラグビーやっていた」など、大きい顔して言うことなんてできない。離脱ばかりして同期には本当に迷惑をかけた。安田中さんや川本さん、片山さんなど、OBの人たちにも応援していただいて、よく声もかけていただいていたのに、こんな自分で申し訳なく思う。
 
今年の対抗戦では、3戦目が終わった次の練習で骨折してしまい、メンツを外れた。
4戦目。成城戦。勝ってみんなが喜んでいる中、僕は正直、少し寂しい気持ちになった。もちろん、チームが格上相手に勝つことができたのは嬉しかったが、喜びの輪の中にいれないことが悲しかった。
試合後、一人で泣いた。もう、右腕がどうなってもいいとも思った。早く戻ってみんなと一緒に練習して、みんなで勝って、みんなで喜びたかった。心の中でどう熱くなっても、骨がくっつくはずもなく、予定より2週早くギプスを外してみたものの、激痛で練習に参加することは不可能であった。密かに目指していた学習院戦にも当然間に合わなかった。
 
これまで、チームが勝った時に寂しい、という気持ちになったことはなかった。今年の春の防衛戦で、チームが喜んでいる姿を外から見ていても、悲しい、という感情は一切芽生えず、メンツを見ていて、ただただ純粋にみんなかっこいいなぁ、すごいなぁ、と思って勝利を祝福するだけであった。
しかし、今年の春シーズン最終戦である九州戦で、チームが数年振りに勝った時には、勝利の喜びをグラウンドで分かち合えた。あの最後の試合終了の笛が鳴った時、本当に嬉しかった。冗談抜きにして人生で一番嬉しかった。あの勝利の味は忘れない。本当に気持ちよかった。
また、勝ちたい、と感じた。
 
対抗戦最終戦。学習院戦。勝ってみんな喜んでいた。このとき、また、どこか寂しい気持ちになってしまった。熊谷での試合で、自分たちの学年が引っ張るチームが勝利したのに素直に喜べていない自分が恥ずかしかった。グラウンドで体を張り続けた同期が羨ましかった。自分もあの場所にいたかった。
学習院戦での勝利は九州のときの何十倍も何百倍も気持ちよかったに違いない。自分もその勝利の味を味わいたかった。
もう、これ以降、人生でスポーツの勝ち負けにここまでこだわることはないであろう。
 
対抗戦は終わったが、幸い、最後に定期戦が二つ残っている。最近骨折から復活し、名古屋戦のメンバーに選んでいただいた。
 
勝ちたい。勝ってみんなと喜びたい。
 
最後の最後、もう全ての怪我を忘れて思いきりプレーする。対抗戦に出ることができなかった悔しさをすべてぶつける。特に明日は、酒井や江村、和宏や岡本など、同じポジションで試合に出られない人たちの分の気持ちも背負っている。絶対に抜かせない。意地でも止める。何が何でも前に出る。
覚悟をもって名古屋を倒しに行きます。
 
次は今シーズン大活躍の鉄本にお願いします。

ラストスパート[ラグビー部リレー日記]

 written by 小川 泰樹投稿日時:2014/12/04(木) 23:30

こんにちは
ボブこと山田令からバトンをもらった小川です。

とうとう4年の12月になってしまいました。
もう3週間も残っていないという実感がうまく持てず、引退後の予定を全く立てずにいます。

予定といえば、僕の4年間は全然予定通りには進みませんでした。

入学当初ラグビーをよく知らなかった僕は、勧誘の甘い言葉につられ、華々しい活躍を夢見て入部しました。
ジュニア時代は成長の見えない日々ではありましたが、漠然と、4年生にもなればスイカ着て試合出ているはずだと勝手に思い込んでいたような覚えがあります。
ですが、このHPにある僕のプロフィールページに載っている「最近出場した試合」は2011年でストップしています。
1年生の秋に、高校時代に怪我していた膝を悪化させてしまったためです。

この時点から予定がずれていきますが、とりあえずは怪我を治し、復帰するつもりでした。
しかし、トレーナーの印牧さんの指導のもと(本当にお世話になりました)約1年間リハビリを続けるも、最終的にドクターストップがかかって選手を断念することになります。
2年生の夏。ラグビー部以外のコミュニティに属していなかった僕にとって、これは一大事です。
結局(今の段階でもまだこの選択が正解だったのかは分かりませんが)マネージャースタッフとして部に居座ることに決めました。

漠然と、コンタクトスポーツで青春したいぜ!とだけ思って入部した自分にとって、マネージャーとしてやりたいことがよくわかりませんでした。また、正直なところモチベーションが湧かない日々のほうが多かったです。
友人からは、何度も「どうしてマネージャーをやろうと思ったの?」と聞かれます。
「チームが好きだった。リハビリで得たモノを部に還元したかった。」それなりにかっこつけて答えましたが、本当にそう思ってマネージャーになったのか、自分でもよくわかりません。何か意味を持たせたかったので、そう思い込んで信じていたのかもしれません。

そんなよくわからない思いが溜まった結果、3年生の秋シーズン、僕は休部をしていました。
正確には、完全に退部するつもりで部から離れました。
もう、予定もなにもあったものじゃないですね。
ただ、部を辞めている間も、試合観戦には行き、同期や後輩の活躍を目にしていました。
一度遠くから眺めてみると、ラグビー部員は本当にかっこよく見えました。
その分、グラウンドの隅でこそこそ応援している自分が惨めに思えました。

今、僕がラグビー部にいるのは、そんなかっこいい奴らと最後まで一緒にいたいと思い、わがままを言って部に戻させてもらったからです。
決して最高のマネージャー、最高の主務ではありませんでしたが、それでも、この1年で少しは東大ラグビー部に貢献できたんじゃないかなと思います。
胸を張って「かっこいい奴ら」の一員として卒部できるよう、ラストスパートかけていきます。


次は新歓代表として多くの1年生からの支持を集めた平松にお願いします。
 
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