ブログ 山田 允さんが書いた記事
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回顧[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/12/20(木) 08:29
僕の主務の仕事をとても気に掛けてくれていた、頼れるバックローの望月からバトンを受け取りました山田です。
まず初めに、平素より多大なご支援・ご声援くださっている皆様に厚く御礼申し上げます。皆様のお蔭で、今シーズンも無事に終わりを迎えようとしております。今後とも引き続きのご支援・ご声援を賜れましたら幸いでございます。
最後のリレー日記ということで何を書くか迷った。主務としての回顧をすることも考えたが、やはり1プレーヤーとして今までのことを振り返ることにした。
崩れたモールに足が巻き込まれ、ブチッといういやな音がした。高校最後の大会の半月前、リスフラン靭帯の断裂だった。鎮痛剤と装具で何とかごまかし最後の試合には出たものの、当然ながら納得できるパフォーマンスではなかった。
だからだろうか。高校引退時は、もうラグビーはしないでいい、と思っていたのに、浪人を経てみたら、ラグビーをしたくなっていた。勧誘を受け、またラグビー部に入っていた。
当然ながら、大学のラグビー部というものは高校のころとは様相が違った。東大ラグビー部には人がいた。場所があった。環境があった。同期にも恵まれた。練習はしんどかったが、充実した日々を送れた。しかし、同時に悔しさの連続でもあった。
1年。ジュニアとして桜井コーチのもとで頑張った。一番印象に残っているのはBCマッチだろうか。残念ながら負けてしまいはしたが、Cチーム全員が一体となって戦った。
2年。初の対抗戦。1番としてスタートで起用していただいた。とても緊張したが、怪我で出れていなかった先輩の分も頑張ろうと思った。やっと手に入れた成城戦での勝利は忘れられないものとなった。だが、最後の武蔵戦。開始10分で怪我をした。足が折れていた。
3年、怪我の多い年だった。年始は前年の足の骨折のため、ギブスをつけてスタートした。足が治ったと思ったら、顔の骨を折った。初めての手術だった。合宿では指を怪我した。ただの突き指だと思っていたら、腱が切れていた。対抗戦は指にテーピングをして過ごした。対抗戦が終わってすぐにまた手術だった。年末は手に固定具をつけて迎えた。怪我で始まり怪我で終わった年だった。
4年、最高学年として、主務としてチームを引っ張る立場になった。同期の皆と考え、悩み、様々な変革を起こした。主務として、変化しつつあるチームの役に立てているか、常に考え続けた一年だった。プレーヤーとしては、手に怪我を抱えてシーズンをスタートし、春には肉離れをした。結局、東北大学、防衛大学校、明治大学との定期戦には一度も出場できなかった。しかし、昨年に比べたら圧倒的に怪我を少なく過ごせた。そして迎えた対抗戦。結果としては4勝という目標を達成したものの、最終戦の成城戦など、後悔が残ることも多々あった。そして先日の名古屋大学戦。ノータイム2点リードで迎えた名古屋大のペナルティーキック。交代してベンチに下がっていた自分は、Hポールに吸い込まれていくキックをただ見つめることしか出来なかった。
今週末の京都大学戦。4年間の東大ラグビー部としての最後の試合として、延いては10年間の及ぶ自分のラグビー人生の節目となる試合として、全力で挑もう。自分の出来る全てを尽くして、自分が今までに感じた悔しさを全て注いで、今年のチームを象徴とする試合にしよう。これまでで一番の喜びを手に入れよう。
拙文ではありましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。残り少なくはありますが、今シーズン最後までぜひご声援いただけましたら幸いです。
次はFWリーダーとして最前線で体を張り、チームを引っ張り続けてくれた副将の宮原にバトンを回したいと思います。
コミュニケーション[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2018/06/07(木) 10:25
練習中に「コミュニケーション」というワードをよく聞く。
自分のやりたいことを伝える、相手にしてほしいことを伝える、そしてそれをしっかりと聞く。
チームスポーツであるラグビーにおいて非常に大切なことである。
話は変わるが、自分は4年となり、主務を務めることとなった。
それにあたり、様々な方から、プレイヤーとの二足の草鞋は大変だろうが、と励ましの言葉を頂いた。
その際アドバイスとして一番頂いたのは、全てを自分でやろうとせず、指示を出すこと、であった。
自分は元来指示を出すのが苦手である。
仕事を他人に頼むより、自分でやってしまった方が楽だと考えることが多い。
今まではそれでも対処できていた。
しかし、主務の、ラグビー部の仕事は、当然だが一人では回せない。
運営に滞りが出ないよう、部員の協力を無駄にしないよう、適切に仕事を降って、指示を出さねばならない。
「コミュニケーション」は、プレイヤーの自分にとっても主務の自分にとっても、非常に大きな課題となっている。
しかし、自分に残された時間はあと7ヶ月程度。
12月の京大戦で自信を持って、解決できたと言えるよう、取り組んでいこうと思う。
拙文失礼いたしました。
次は、練習チームとして部に貢献してくれている、倉上に回したいと思います。
声の震え[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/09/20(水) 19:04
早五ヶ月[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/05/06(土) 22:54
常に明るく、愉快な後輩の濃野からバトンを受け取りました、3年の吉村です。
因みに僕は彼が"nono"なのか、それとも"nohno"なのか、気になっています。
昨年の11月末、武蔵大戦の前半10分。タックルされ倒された、その足に激痛がはしった。左中足骨を3本折っていた。
いまだに復帰は出来ておらずDL(けが人パート)としてトレーニングを続ける日々だ。
怪我人と言うものは、現在のチームに貢献するプレーは出来ない。当然だ、ラグビーが出来ないのだから。
故に、常に怪我が治った後、未来のチームのためを思って、体を鍛え続ける。
現在のチームを見て、己の現状を見て、臍をかみ続ける。
時というものは、意外と早く過ぎるもので、事実怪我をしてから今まであっという間であった。
ゆえに、だからこそ、自分は無為に日々を過ごしていないか、常に問い続けなければならない。
果たして自分は、全力でこの5ヶ月を過ごせたのだろうか。
あと、残りわずかなDL生活(であると信じている)を、全力で過ごすためには何をすべきか。
己にそう問い続ける。
本日はいよいよ東北大戦である。今なお願うことしか出来ぬ身であるが故に、伝統あるこの定期戦での勝利を祈念して、筆を置くこととする。
拙文失礼いたしました。次は、今一緒にDLとしてトレーニングを頑張っている、同期の荒木にバトンを渡したいと思います。
緊張[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/11/25(金) 23:38
良い緊張感という表現がある。スポーツをしていれば度々耳にする言葉だろう。試合を前にして雑念が払われ集中力が高まり適度に張り詰めた状態。そんな所であろうか。発揮されるパフォーマンスも高いものとなろう。
このところ、自分は試合を前にする度に極度の緊張に襲われている。試合前の1~2週間ずっとだ。つまり、この対抗戦シーズンをほぼずっと緊張したままで過ごしている。決して良いものではなく、思い浮かぶのはミスばかり。そのような状態はやはり周りからわかるらしく、緊張しすぎ、等々の言葉を同期や先輩からかけられた。シーズンを通して幾度となく自分のメンタルを見つめなおそうとしたが、なかなか直るものでもなかった。しかし、最終戦を目前として改めて考えてみた。自分はなぜこれほど緊張するのであろうか。この緊張を、所謂良い緊張感に変えることは出来ないか。結局良くわからなかった。だから、良くわからなかったから、難しく考えるのをやめた。ただ単純に目の前の仕事に集中し、それを精一杯やる。目前の武蔵大戦に対して、ひたすらにぶち当たる。それが自分のすべきことだ。
駄文お読みくださりありがとうございました。次は、自慢のベンチ力を試合でいかんなく発揮している同期の石川に回します。
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