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思考停止[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/30(土) 10:26
優しい雰囲気でいつも部員を和ませてくださっている藤生さんからバトンを受け取りました前川です。
頭の怪我と病気の関係で今シーズンからレフリーとして部に関わることとなり、サポートする立場として試合をみるようになって感じたことを1つだけ書きたいと思います。
タッチジャッジやウォーターボーイとして試合中インゴールの話を聞いていると多くの選手が自分に責任があると言っています。
他人の責任にしないGentlemanship、去年はこの状況は素晴らしいと思っていました。
しかし、今シーズン選手をやめて少し状況を俯瞰できるようになって違和感を感じるようになりました。
これは思考を停止させているだけではないのか?
確かにまず自分に責任があったかを考えるのは大切ですが、とりあえず自分が悪かったというだけでどこを修正するかはほとんど話し合われていません。インゴールでは試合後半になればなるほど各々がバラバラに行動しています。
俺が悪かったということで本当の原因を探そうとしていません。確かにチームスポーツにおいて点を取られたときや負けた責任は全員にあります。しかし、試合中に修正できるところは少ないため、限りなく絞らなければいけません。現状は自分の責任にすることで考えることを放棄してしまっているように思えます。どれが自分の責任だったなんて、試合後にビデオを見て考えればいいんです。下を向く暇があればどこを修正すればより勝ちにつながるかを1秒でも多く考えるべきなのです。インゴールで与えられる時間は1分しかないのです。
事実、「おれが悪かった、すまん。俺のミスだ。」とか言う人に限って歩いてインゴールに帰ってきています。
ほんとに自分が悪かったと思ってるなら、最後まで相手選手を追いかけるだろうし、トライをとられたあとの修正のための貴重な1分間のミーティングを削ることなどしません。
プロの選手ですらインターセプトされた選手は追い付く見込みが限りなくゼロでも本気で走って追いかけています。
そんななかで、東大ラグビー部はインゴールの真ん中にトライされてもいい、仲間が止めてくれる可能性は低いから体力回復しておこう、別にインゴールで話すこともないししんどいから歩いて戻ろう、など悠長なことを言える立場でしょうか。僕はそうは思いません。
過去の結果を見てみると東大が強豪チームに勝った試合はとてつもないロースコアです。
昔から東大はタレントがたくさんはおらず、点はたくさん取れないので泥臭いラグビーと勝ちに対する執着心で勝ってきたのだと思います。
しかし最近はトライをとられることに慣れすぎていて、そこに対する危機感が今の東大ラグビー部に欠けていると思います。試合序盤と点が離れれだした後のパフォーマンスが明らかに違う。88点を87点、86点にでもしようという気持ちがなくなってしまっています。このままでは対抗戦1部に上がるのは絶対無理だと思います。
おそらくそこが今シーズン脱却を掲げている10年間積み上げられた負の遺産の一部ではないかと考えています。
今シーズンは、部員、監督、コーチ陣、OBの方々、他関係者の努力の甲斐もあって物理的な面での脱却は大きく進んでいます。
しかし、精神的な面での脱却はまだまだ進んでいません。今の代には東大ラグビー部のプライドを知る人がいないからここが最も難しい。東大ラグビー部のプライドを死ぬ気で取り戻す。ここからが部員全員の本当の勝負だと思います。
僕もレフリングだけでなく様々な面で、東大ラグビー部が強くなるために努力していきたいと思います。
長文お読みいただきありがとうございました。つぎは、痛みなどものともせず練習中も試合中も最後まで本気でたたかい続けている松永さんにバトンを渡したいと思います。
日々思うこと[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/26(火) 12:39
類まれな才能と陽気なキャラクターで新歓代表として活躍する上田
慌ただしく日々は流れ、
ちょうど2年前、
challengeをテーマに掲げる今シーズン、
私が日々感じることをつらつらと書いただけの日記になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。次はラグビーの話をする時の笑顔がとってもステキなレフリーの前
新歓をするにあたって[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/25(月) 00:22
バトンを渡してくれた佐々木、2年生の江崎とともに、体バキバキ三天王に選ばれた4年の上田です。最近筋肉のキレが上がり、ボディービルの大会で日本一になる素質はあるんじゃないかと勝手に思っています。
「果たして今年入部してくれる新入生は4年後、ラグビー部に入部したことを誇りに思うだろうか?」
ラグビー部に入れば、楽しい仲間と充実した時間を過ごせることは間違いない。実際、部員全員東大ラグビー部のことが好きなはずだ。私自身も、ラグビー部は大好きで、そのおかげで一度もやめたいと思うことなく、しんどい練習も乗り越えてこれた。しかし残念ながら、本当の意味での充実感はまだ誰も得られていない。なぜなら、ここ10年間は一度も目標が達成されていないからだ。
新入生をラグビー部に勧誘するからには、彼らのラグビー部生活を保障しなければならない。彼らがラグビー部に入ってよかったと心の底から思えるためにも、私たちは目標を達成しなければならない。私は新歓代表として、また4年生として、後輩を勧誘した責任として必ず対抗戦で勝つことをここに誓って筆をおこうと思う。
次は、いかにも女子大生のような言動で、みんなを和ませてくれる3年生の藤生たかこちゃんに回そうと思います。お願いします。
ラグビーと学業の両立[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/20(水) 17:39
これまで多くの部員がチームスローガンの”challenge”に則って各々の”challenge”を書いてきたが、僕もここで今年の自分自身の”challenge”について書きたいと思う。
僕の今年の”challenge”はラグビーと学業の両立である。言い換えれば、授業の忙しさを言い訳にして部活の方で妥協しないということである。
これまで何人もの先輩方が当然のようにしてきたラグビーと学業の両立を自分は”challenge”にしないといけないことには恥ずかしさを感じる。だからこのリレー日記にはこのことは書かず、他の当たり障りのないことを書こうかとも思ったのだが、自分の能力的に部活と学業の両立が僕の今年の”challenge”にならざるを得ないのでやはりこのことについて書かせていただく。
去年までの自分は試験前など、学業の方が忙しくなった時にはウエイトの回数を減らすなどラグビーの方で妥協しがちであった。「進振りがあるので成績が必要」とか「研究室振り分けがあるので成績が必要」とか言って自主練習やウエイトの面で妥協してしまった。
今年は実験もあり、授業が去年よりはるかに忙しくなるだろう。しかし、それを理由にラグビーで妥協したくない。僕はただでも下手で弱いプレーヤーなので、妥協する余地などない。そんなことをしていたら他の人、相手チームに差を開かれてしまう。
また、今年は3年になり上級生になった。上級生になったことで責任も増える。そしてその責任を果たすことは上級生の義務だと思う。それなのに「試験前で忙しい」とか言って妥協していいわけがない。
だから、ラグビーと学業の両立を今年の僕の”challenge”にしたい。
次は圧倒的なスペックでラグビーの練習と医学部での勉強を両立させている、4年の上田さんにお願いします。
ひたすらに[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/18(月) 20:54
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