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目的意識[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2021/03/10(水) 16:50

 野田さんからバトンを頂きました、新二年の岩下です。野田さんは、自分が入部したときのジュニア練や、ケガした時のDL練、そしてロックパートと何かとお世話になる機会が多いです。今年度もよろしくお願いいたします。期待に応えられるよう頑張っていきたいです。

 この記事を書いている、そして更新される本日3/10は東京大学の合格発表日です。昨年の今頃のことを今でも昨日のことのように思い出せます。この節目ともいえる日に今までの一年を振り返ろうかと思います。

 といっても、振り返るほどのものもありません。「昨日のことのように思い出せる」と述べましたが、それはこの一年が、というよりラグビー部に入部するまでの7ヶ月が希薄すぎたからというのも理由にあります。その間にあったことで思い出せることを数えることなど、片手もあれば事足りるでしょう。SNS上でも「3/10が最高潮でそこからずっと下がり続けてる。」という愚痴が散見されます。確かに特にこの一年は、自分を高められるような目的意識を持つことは難しかったように思います。
 だからこそ、入部からの日々は別の人間になったように「生きた」生活ができるようになったと思います。勝利のために”Update"そして、”Enjoy the Challenge"する日々はただ停滞し、緩やかに退化するだけの日々を送っていた自分にとって、目覚ましいものです。何かのために努力することは、とてつもない充足感を与えてくれます。
 とはいえ、やはり目的は勝つことです。日々の生活に潤いを与えることではありません。次の3/10にまた一年を振り返った時に、満足する結果を残せるよう頑張っていきたいです。

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 次は新4年の甲斐さんにバトンを渡します。甲斐さんについては、顔もスタイルもイケメンだとか、ラグビーのプレイの様子だとか、そういったことはわかっているのですが、パーソナルなことについてはあまりよくわかってないです。たぶんお互いに。まずはご趣味と休日の過ごし方について教えてください。

幸運[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2021/03/07(日) 20:47

 純輝さんからバトンをいただきました、新三年の野田です。入部当初、純輝さんのことを話し方からチャラ男なのかと思っていましたが、別に普通の人でした。この場を借りて謝罪させていただきます。


 一年生の秋ごろに腰を怪我して、一年半ぶりにラグビーができるくらいに回復した。
はじめの半年は、立ったり座ったりしているだけで神経痛で悩まされ、日常生活もままならず、ラグビーはもうできないかなあ、と不安を抱えて毎日を過ごしていた。

 次の半年は、少しずつ痛みの出ない範囲のリハビリを続けたことで日常動作は痛みなくできるようになったものの、100mも全力疾走できないような身体で、張り切ってちょっとでも無理すると1週間くらい腰痛が続くような有様だったので、いつも無茶を止める役目のあきらや鈴音さんには大層迷惑をかけた。

 最後の半年間は、とても成長を自分でも感じられた期間だったと思う。
できることが増えて、全体練にも復帰できる!と思っていたが、大西コーチから「土台の身体がもろいから、そこを鍛えなあかん。そうしたら、戻った時にもっと強くなるし、ラグビーも楽しくなる。」と言われ、自主練のメニューまでくださったものの、はじめは不満は無い訳ではなかった。
しかし、大西コーチのメニューをこなすなかで、自分に足りないものがこんなにあったのか!と痛感した。
例えば、開脚をしながらヒット姿勢をつくって、そのまま姿勢を低くしていき、タックルダミーを押し込む練習。
ヒットは好きだし、元々自分のなかでは得意だったので、簡単にできると思っていたが、実際にやってみたら、身体のバランスを保ちながら力をぶつけることがいかに下手か、さらに怪我前のヒットは、ただ相手に寄りかかってるだけの弱い当たりだったのだと気付かされた。コンタクトの強さとは体重や筋力だけじゃなく、しなやかさも必要なのだと気付かされた。
いただいたメニューの一つ一つに沢山の発見や成長があったので、全体練前の個人練が楽しくてしょうがなかった。気がついたら、毎朝どれだけ早く部室に行けるか自分との勝負になり、気がつくと5時半には部室に着くのが当たり前になっていっていた。

 そんな一年半を経て、最近よく思うことがある。それは、自分が幸運だということである。
怪我なら、治せばまたラグビーができる。しかし、本人にはどうしようもならない事情のせいだったり、気持ちや情熱が続かなくてラグビーを離れていった人たちをたくさん見てきた。
だから、こうしてラグビーにまた戻ってこれた自分は、たまたま幸運だっただけだし、同時にそうした人たちに対して責任を背負っていると思う。
「ラグビー部にいるだけ」みたいな姿は、彼らに絶対見せてはいけないと思うし、去っていった人たちや託していった人たちのためにも、結果を残すことこそが使命だと感じる。
この一年半、悔しい思いも沢山してきたし、かなりの準備も積んできた。
「努力賞」も「負けて得られる成長」も、もういらない。
強い相手に死力を尽くして闘って、勝った先にある景色を見たい。心からそう思う。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次はロックパートのニューフェイス、岩下君にバトンを渡します。
チームでは、「岩下が2人いて紛らわしい」という意見もありますが、僕は同期の方の岩下は「イワシ」と呼ぶので、あんまり不便には感じないです。
岩下君はラグビー未経験ですが、かなり良い体格をしているので、個人的には今シーズンの躍進を期待しまくってます。

自信[ラグビー部リレー日記]

 written by 松本 純輝投稿日時:2021/03/05(金) 21:00

内藤からバトンを受け取った松本です。未経験からのスタート、同じ学部と共通点が結構あるのになかなか内藤と絡めていません。今シーズンは内藤含めたくさんの後輩ともっと仲良くなりたいです。

僕は大学からラグビーを始めた。四年生にもなって未経験云々を気にしている人はあんまりいないし、いいことだとも思わないが、僕はどうしても自分の経験の少なさをコンプレックスのように感じてしまう。
僕の代は比較的未経験者の割合が多い方だが、自信家も多くて自分のように気にしている人は少ないように見える。練習中のショートトークでも自信を持って発言している。一方で僕は練習中に思うことがあっても発言の直前で自信がなくなり、思いとどまってしまうことが多い。そもそもラグビーを始めたのが遅い上に、2年連続で怪我をしてしまいプレー時間が少ないことも自信のなさの原因だと思う。とにかく自分に自信がない。

今の自分は憧れていた姿とは程遠い。入部当時の僕は、側から見れば未経験者などとは分からず、プレーでも声出しでもチームを率いていた先輩方に憧れ、勇気付けられていた。
四年生になった今、自分は絶対にチームを率いる立場にならなければならない。この一年で僕はかつて自分が憧れていたような存在になれるだろうか。緊急事態宣言も再々延長され、プレーできる時間がどんどん少なくなっている。今年は何より怪我をせず、最後にやり切ったと思えるように全力で取り組んでいきたい。

次は長い間リハビリを頑張っている野田くんにバトンを回します。
 

イチブトゼンブ[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2021/03/02(火) 22:15

圧倒的コミュ力で新歓を支える北野さんからバトンを受け取りました内藤です。カップ焼きそばは「はやい・うまい・べんり」の三拍子揃った優秀な食品だと思います。



朝9時に起床。洗顔、歯磨き、朝食を終えた私は自転車に跨って一つ隣の駅へ行く。アルコール除菌を終え入ったのは4平米にも満たない空間。そこにあるのはソファと机が一つずつ、そして大きなテレビと怪しげな機械類。私はそこにあったタブレットを手に取り、文字を打って予約する。軽快なリズムに胸が高鳴る。「アナタは私のほんのイチブしか知らない」。不思議と声を出したくなる。ここは大声を出しても許される唯一の場所。よし、昨日よりも声が出てる。着実に成長している。



このご時世、一人でいる時間がめざましく増えた。東大ラグビー部も全体としての活動は控え、部分的、個人としての活動を余儀なくされた。



全体・部分と似た表現に全部・一部がある。私は先に東大ラグビー部全体と述べたが、全部では不適切だったのか今一度考えてみたい。

「オフィス全体を見渡す」。「オフィスにある椅子・机等を全部点検する」。この二つの例文はそれぞれ全部、全体では代用できない。ここから推測するに、全体とは全ての部分をひっくるめた一つのものについて指し、全部とは一部で異なるものがありながらそれらを全てひっくるめたものを指すように感じる。

東大ラグビー部の個々の構成員は皆が同じ方向に向かっているだろうか。1人でも異質なベクトルを持つ者がいれば、その集団は全部と言えるだろう。「東大ラグビー部全体」。胸を張ってそう言えるよう精進していきたい。



拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございます。次はいつも笑顔の純輝さんにバトンを渡します。今年は怪我から復帰した元気な姿だけ見たいです。

カップ焼きそば[ラグビー部リレー日記]

 written by 北野 公一朗投稿日時:2021/03/01(月) 18:54

見た目の昭和的な厳つさとは反して、常に最先端のファッションを追い求めている岩下からバトンを受け取りました北野です。

カップ焼きそばはなぜあんなに美味しいんだろうか?
焼きそば界の中で間違いなくトップと言えるだろう。母親が作ってくれた焼きそば、夏祭りの屋台で食う焼きそば、自炊した昼飯の焼きそばの全てを抑えてトップだと思う。

内容的に見ればカップ焼きそばが劣っている点はたくさんある。
まず野菜がほとんど入っていないことだ。野菜は旨味を出すとかよく言われていることだが、野菜がないくせにカップ焼きそばはうまい。

次に肉がほとんど入っていないことだ。肉の多さは料理のうまさに直結するとかよく言われているか知らないが、少なくともラガーマンには当てはまると思う。なのに肉がないくせにカップ焼きそばはうまい。

極め付きは焼いていないことだ。「焼き」がつく料理は大体、元の料理より美味しくなる。「焼き」おにぎり、「焼き」肉、「焼き」芋。カップ焼きそばは名前に焼きがあるものの、実は焼いていない。なのに焼いている本物の焼きそばよりうまい。

こんなに劣っている点があるのになぜカップ焼きそばはうまいのだろうか。答えはわからない。
一つだけ言えることは劣っている点がたくさんあってもうまくなれるものといえばカップ焼きそばとラグビーだ。
だから私はカップ焼きそばが好きなのかもしれない。

次は関西、B3、未経験というたくさんの共通点がある内藤に回します。彼の優しい関西弁が好きです。
内藤のカップ焼きそばに対する考えも聞きたいです。
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