ブログ 2025/10

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アレルギー[ラグビー部リレー日記]

 written by 松本 真歩投稿日時:2025/10/04(土) 23:56

石澤さんからバトンを受け取りました、1年スタッフの松本真歩です。石澤さんは力強いプレーと気さくな笑顔、正直な性格が魅力の先輩です。部の先輩であると同時に文系韓国語クラス、所謂文コリの先輩でもあります。共通の先生もいらっしゃるようなので機会があれば文コリトークに花を咲かせたいものです(もちろん漫画・アニメの話も!最近は『HUNTER×HUNTER』を観ています)。

さて、入部してから早くも半年が経ち、ついに私にもリレー日記のバトンが回ってきてしまいました。「しまいました」という言い方はあまり良くないかもしれませんが、決して私がリレー日記に否定的であるとか、そういうことではありません。むしろ更新されるたびに毎回読んでいるくらいですし、先輩や同期が普段どんなことに興味を持ち、何を考えているのかを知ることができる、興味深いツールだと思っています。

ではなぜこんな書き方をしたのかということですが、単純に言えば自分の書く文章が苦手だからです。書いている途中で、自分の文章のあらゆる点が気持ち悪く思えてきて、すべて消したい衝動に駆られることが多々あります。特に自分の意見や感想を言語化・体系化して文章に起こそうとするとこの状態に陥ります。文系の東大生でありながら文章を書くのが苦手だなんて何とも恥ずかしい話ですが、読み取りと情報処理が中心だった小中高の国語の試験では、さほど苦労することなくここまでやってくることができました。

もちろん小中高でも作文やエッセイの課題を課されることはあり、そのたびに大小の弊害を受けてきました。小中では長期休暇の課題の多くが選択制であるのをいいことに必死に読書感想文を回避して何とか課題を完遂していました。高校時代の小論文模試で試験終了10分前になって回答をほぼ全消しした挙句、3割ほどしか埋まっていない解答用紙を提出したことは、忘れたくても忘れられません。

過去の情けない話はさておき、現在の私は一刻も早くこの症状を克服しなければなりません。自分の書いた文章に過剰な自信を持つのも問題ですが、大学に入学してレポートやリアクションペーパーなど自分の思うことや考えを系統立てて書かなければならない機会が増え、将来のことを考えても自分の文章にアレルギーを起こしている場合ではないことは確かです。克服の上で大事なのは良質な文章のインプットなのでしょうか。それともアウトプットを増やして自分の文章に慣れたり、表現方法を模索したりするのが良いのでしょうか。正直、まだよくわかりません。

こんなことを書いているそばからこの文章が気持ち悪く思えてきました(そもそもこんな話題で長文を書こうという試み自体が矛盾しているのですが)。高学年になってリレー日記を書く時には少しでも克服できていることを祈ります。

次は同期の上にバトンを渡します。ラグビー未経験ながら努力と天性の運動能力で実力を伸ばしており、期待されているのをひしひしと感じます。また、彼の高いコミュニケーション能力からも学ぶことが多いと感じますが、文章を書くのは好きなのでしょうか。気になります。

[ラグビー部リレー日記]

 written by 石澤 諒馬投稿日時:2025/10/02(木) 23:50

 久代からバトンを受け取りました4年の石澤です。久代は今年の春に入部を決めてくれた2年生で、あっという間に体が大きくなり、今ではフォワード顔負けの体重にまで成長した期待の選手です。タックルはまだ僕だって怖いです。でも仲間のために覚悟を決めなければなりません。それがタックルだと思ってます。どこかの取材でリーチマイケル選手がおっしゃっていた言葉が僕にはずっと印象に残っています。「タックルは怖い。けど覚悟を決めなきゃいけない。」僕も仲間に信頼される選手になれるよう常に恐怖と戦いながら覚悟を決めてます。久代も絶対にいいタックラーになれます。まずは一回肩を当てて相手をひっくり返す気持ちよさを知って欲しいです。成功体験を積み重ねることでいつのまにかタックルが好きになっていることでしょう。



 さて、10月になりました。あんなに暑かったことも遠い過去のように、過ごしやすい天気が続いています。対抗戦も2戦を終え、2戦とも望む結果には程遠い結果となってしまいました。このタイミングで4年である僕に日記が回ってきたことは何かの運命だと思って思い切って書きますが、本当に悔しいです。ですが、切り替えるしかありません。勝負が終わったわけではありません。ここを乗り越えられるかどうかが我々福元組の正念場だと思っています。

 

 ところで、最近世界陸上が日本で開催されました。現地で観戦された方、テレビで見てた方など多いと思いますが、陸上競技のかっこよさも当然ながらライルズ選手やデュプランティス選手をはじめ、数々の世界の選手が日本文化や日本のスポーツ選手を愛してくれていることを感じ、改めて日本人として誇らしく思いました。中でも日本の漫画やアニメはやはり世界に愛されていると感じます。そこで大ヒット上映中でもある「鬼滅の刃」のセリフから僕が好きな言葉を紹介します。※この記事はネタバレを含みます

 

 "なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか 弱き人を助けるためです 生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は その力を世のため 人のために使わねばなりません 天から賜りし力で人を傷つけること 私腹を肥やすことは許されません"



 これは煉獄杏寿郎の母瑠火の言葉です。初めて読んだときからとても好きな言葉で、フランス語のノブレスオブリージュの考えにも似ています。長く語るのは避けますが、本当に大切な言葉だと思いますし、僕自身もこの言葉のように生きたいと思うばかりです。



 そしてその息子杏寿郎は最期にこんな言葉も残します。



 "己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け 君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない"


 まさに今、必要な言葉です。ラグビー部の活動は常に自分の不甲斐なさに打ちのめされる日々です。何度試合を経験しようと課題や反省が次々と現れて僕らの前に立ちはだかってきます。そんなときでも、前を向くしかない、下を向く時間はないとこの言葉は教えてくれます。時間は無情にも流れていきます。まずは週末、国立で試合終了のホイッスルが聞こえるまで、歯を食いしばって戦い続けたいと思います。

 

 次はスタッフの1年生まほちゃんにバトンを渡します。まほちゃんとは僕が怪我で練習に出れないときにテーピングの練習台として話した記憶があります。試行錯誤しながら上手に巻いてくれてたことが印象に残っていて、改めて普段何気なくテーピングを巻いてくれるスタッフ陣のありがたみを感じました。1年生は授業も大変だし、部活もわからないことが多いと思うけど、心を燃やして一緒に頑張ろう!そういえば、まほちゃんもアニメ漫画好きだった気がするので、いつか漫画トークしよう!

 
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