ブログ 松元 暢広さんが書いた記事

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Always do what you are afraid to do[ラグビー部リレー日記]

 written by 松元 暢広投稿日時:2020/10/21(水) 11:05

最近いじられキャラ化が加速してきた永山さんからバトンを受け取りました2年の松元です。永山さんは練習で誰よりも積極的にボールを持って相手に突っ込んでいく姿がとても印象的です。また、ようやく最近になって喋るときに目が合うようになってきたので僕は嬉しいです。


「Always do what you are afraid to do」

これは僕の母校である湘南高校で校訓のように受け継がれてきた言葉です。意味は
「あなたが恐れていることを常に行いなさい」
湘南高校風に訳すと
「最も困難な道に挑戦せよ」
となります。(この校訓のせいで毎年自分の実力を過信し受験して浪人する人が多く、周囲の高校からパリピ専用四年制高校と揶揄されているという噂もあります。)元はアメリカの思想家で、ラルフ・ワルド・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)という人の言葉だそうです。

さて、この校訓のもとで三年間を過ごし最近も進振りという大きな選択を終えた僕ですが、果たして最も困難な道を選択できているかといえばかなり疑問が残ります。化学が好きだからそっち方面のことをやりたい、という理由で化生系の学科に内定はしましたが、それが果たして最後まで考え尽くしたのか、考えるのが嫌になって安直に自分が得意そうな学問を選んだのか、と言われれば後者のような気がしてしまいます。その点で言えば東大に入った時点で入りたい学部があり、必要とされている点数は高いけれど見事努力でその学部に入った同期や、最後の最後まで入る学部に悩み続け、考え抜いた末に入る学部を決めた同期はほんとにかっこいいなと尊敬しています。
ラグビーにおいても同様です。僕は自分の苦手な練習になると前に出てこなくなり、いざ試合でそのプレーができないと不貞腐れるという見事なアホをかましてしまいます。変わりたいと思っています。変わっていこうと思います。よろしくお願いします。

また、ラグビーにおいて大切にしたいと思っている言葉が僕にはもう一つあります。それは
「無駄走りをしろ」
というものです。
これは高校時代の顧問の教えであり、ここでいう「無駄走り」とはもちろん「プレーの先が読めずにグラウンド内を意味もなく走り回ってしまう。」という意味ではありません。「無駄になる可能性は高いが、味方のフォローに回れるようにグラウンド内を走り回る。」という意味です。

この二つに言葉を武器にプレーをしていくのが当面の自分の目標です。「無駄走り」をしながら「困難な道」を選択していく、これができてしまえば最強です。

なんて言うふうに書きましたが、多分妥協しようとしている僕はこれからも居続けます。なので皆さん、そんな僕を見つけたら指摘してください、よろしくお願いします。先に言っておきます、ごめんなさい。

以上、自戒も込めて松元のリレー日記とさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。


次は個人的東大ラグビー部文才ランキング一位のえのきにバトンを回したいと思います。彼女のリレー日記を読んだら、まるで一冊の本を読んだかのような満足感に浸れます。そして彼女もまた、困難な道を進む尊敬できる友人です。

新生活のすゝめ[ラグビー部リレー日記]

 written by 松元 暢広投稿日時:2020/04/01(水) 18:10

新2年生と一緒にいる時間が長すぎて平岡くんにもタメ口を使われ始めてしまった今塩屋さんからバトンを受け取りました新2年の松元です。今塩屋さんの軽快な口調から生み出されるギャグは抱腹絶倒間違いなしなので、新入生は楽しみにしていてください。

さて、新年度も始まり僕が入学してから早1年が経ちました。僕の学生ラグビー生活もまだ3年あると捉えると長く感じますが、あと3年しかないと捉えるとコロナによって練習ができない今の状況はとても歯痒く感じます。今できることを着実に、そして貪欲にやっていきたいと思います。
ここでは新入生がコロナが収束した後の大学生活を想像できるように僕が去年1年間の新生活で感じたことを適当に書いていこうと思います。こんな感じなのかなーという風に適当に読んでくれれば幸いです。

<その1>一人暮らしについて
大学に入学し地方から学校に通うために一人暮らしを始めた人も多いと思います。僕も夏から一人暮らしを始めさせてもらいました。初めて親元から離れ自分一人で料理やら洗濯やら家事を全てやらなけらばいけなくなると、親のありがたさに気づくものです。ここで僕が注意したいのは大学とその一人暮らしの家の距離です。家が大学からめちゃくちゃ近い人、要注意です。部活動に入ろうと考えている人であったら、おそらくその家は第二の部室となってしまうでしょう。詰みです。僕の一人暮らしさせてもらっている家は同期プレーヤーの中で一番大学から近く、呼んでもいないのに常に自分以外の人が誰かいます。たまに僕がいなくても他の部員が家にいます。もはや僕の家に入ることに遠慮はなくなり、インターホンすら最近は鳴らしてくれなくなりました。同期の原くんは既に僕の家のどこに何があるかを全て把握しているくらいです。ただメリットもあります。たまに僕の家で鍋などをやろうという流れになると、高校同期の甲斐先輩(彼は現役、僕は浪人です。)をはじめとした先輩方が来てくださり、食費を少し浮かすことができたりします。とてもありがたいです。僕は一人でいると退屈してしまう性格なのでこういう風に家に誰かがいてくれる状況はとてもありがたいものではありますが、自分一人の時間が大切な人は注意するようにしましょう。

<その2>授業について
おそらく多くの新入生が東京大学の授業に心を躍らせていると思います。全授業に出て高得点を狙おうなんて意気込んでいる人も多いと思います。ですがそれはおそらく最初だけです。だんだんと同じ授業を取っているはずの同クラが減っていき、「久しぶり」なんていう会話が僕の周りでも見られました。Aセメにもなると同期のO君なんかは朝練が終わったら部室で午後まで寝てそのまま帰るという生活をしていました。確かに授業に出なくても単位が来ることはありますが、点数が欲しい人は授業に出ましょう。実際同期のスーパーハイスペック女子スタッフ軍団(除1名)は高得点であり、授業をサボっているところをあまり見たことがありません。

<その3>バイトについて
やりましょう。重要です。大学生はお金が思ったよりもかかります。何よりとてつもなく暇になる時期があります。また、バイトに勤しんでいる同期を見ると、バイトをあまりやっていない僕はなんだか置いていかれてた感を感じることがあります。時間があり、バイトもできる状況であるのに遊びまくっていると「親のすねかじり○○」といじられることもあるので注意しましょう。

普段あまり物事を考えずに生活しているせいでもう思いつかなくなってしまったので、最後に僕が好きな伊坂幸太郎さんの著書「砂漠」から金言を紹介して終わろうと思います。
「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。」
僕は今最大の贅沢ができている大学生活を送れています。新入生の皆さんも贅沢な大学生活を送ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次は最近僕を見つけると「こっち見んな!!」と絶対言ってくる吉田さんにバトンを回します。多分みんなに構って欲しいんだと思います。

下剋上[ラグビー部リレー日記]

 written by 松元 暢広投稿日時:2019/09/09(月) 19:35

リレー日記の更新が遅れた頼れる副将の河合さんからバトンを受け取りました、1年の松元です。



初めてのリレー日記ということで、真面目にそして少しカッコつけて書かせていただこうと思います。自分の思いを口にしたり文章にしたりするのが苦手なので読みにくい文章になってしまうと思いますが、ご容赦ください。





自分の空手6年、水泳4年、野球3年、ラグビー4年というスポーツの競技人生において、最も思い入れの深い試合というのは、高校2年時のラグビー花園予選、ベスト8をかけて戦った対関東学院六浦戦です。関東学院六浦は春大会において神奈川県ベスト4に入り、春大会県ベスト16であった自分たち湘南高校との試合では、下馬評では圧倒的に関東学院六浦が優勢でした。それでも対策を練り、いざ試合を迎えてみると、結果は41-17で自分たち湘南高校の勝利でした。言うまでもなく下剋上です。下位の者が上位の者を倒す構図というのは、世間もそうですが、やはり当事者である自分たち自身が1番盛り上がり、気持ち良かったのを覚えています。





つい先日、対抗戦の初戦である上智戦が行われ、自分は6番FLとして先発出場させていただきました。絶対に落とせない初戦ではありましたが、結果は0-26で敗戦となってしまいました。

自分は何もできませんでした。残り6戦、死ぬ気でやろう、そう思いました。



自分は東大が下位であるなんて全く思っていませんし、1年が何生意気言ってんだと思われるかもしれませんが、あえてこの言葉を使って言わせていただきます。

楽しみましょう対抗戦。

やったりましょう下剋上。



くそつまらんし、まとまりのない文章になってしまいましたが、自分にはこれが限界です。お読みいただきありがとうございました。





次は、優しさの塊ではありますが、実は怒ったら一番怖いんじゃないかと密かに僕が思っている角田さんにバトンを渡したいと思います。

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2024年5月

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