ブログ 2021/8

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会報[ラグビー部リレー日記]

 written by 松本 純輝投稿日時:2021/08/07(土) 17:56

ビックリするくらい足が速く、最近ウイングなど色々なポジションに挑戦している橋野からバトンを受け取りました。4年の松本です。

絶賛OB会報2021年春号の編集作業中で、私自身会報作成に本格的に関わるのは最後ということで、今回は会報について書きたいと思います。

現役のみんなはどのくらい会報を読んでいるでしょうか。一部の人は高校時代から会報を読み込んでいたという人もいるみたいですが、会報をもらってもそのまま親に渡してしまう、ほとんど読んだことがないという人も多いのではないでしょうか。

もともと僕も会報に思い入れは全くありませんでした。
たまたま当時会報委員長だった芝村さんが新歓担当で、寄稿を依頼され、その流れでよく分からないうちに会報委員になっていた感じです。

ただ、四年間も会報委員をやってきた今となっては、編集作業のために休みの日に集まるのが少々面倒くさい、と思いつつも毎回会報を作るのが楽しみになってきました。

会報はOB向け、現役の活動などを外部に発信するため、というイメージが強いかもしれませんが、OBの方々と現役のコミニケーションツールの一つでもあるのかなと思っています。
特にコロナ禍となってからはパート会、OB会などお話しする機会も無くなってしまいました。そんな中で東大ラグビー部は100周年を迎えます。歴史ある部の一員でいる以上は部の歴史、文化を知っておくべきだと思います。
もちろん時代や環境が変化してきた中で、一つのチームとして文化や歴史が継承されてきたことを会報から感じ取ってもらえれば、対抗戦や定期戦にかける思いも変わってくるのではないでしょうか。

そこまで深く考えずとも純粋に色々な方のお話を読むのは面白いと思います。もうしばらくしたら会報が発行されると思うので、ぜひ目を通してみてください。

次は3年の佐川にバトンを渡します。K-popを語るときの彼の熱量はとにかくすごいです。
 

お気に入り[ラグビー部リレー日記]

 written by 橋野 渚投稿日時:2021/08/03(火) 19:00

ハーフ団の先輩である玉代勢さんからバトンを受け取りました。2年生の橋野です。玉代勢さんとはロッカーが近いこともあり楽しくお喋りさせてもらっています。ぜひ遊びに行きましょう。ちなみに、僕は茨城県出身なので納豆パックの開け方には結構自信があります。

先週に試験期間が終わり、レポートの提出にもひと段落つき、8月に入って夏休みが始まった今、自分はほっと一息ついています。せっかく日本開催のオリンピックがやっているというのに全く見ることができていなかったので見て応援しようと思います。


ところで、皆さんはお気に入りの小説家はいますか。僕は何人かお気に入りの小説家がいますが、夏休みに入った一昨日から僕が実家から持ってきて、今読んでいる小説の作者である伊坂幸太郎もその1人です。彼の小説の特徴は巧みな伏線の張り方にあります。彼の多くの作品は伏線が物語の根幹に関わってくることが多く、鮮やかに回収される伏線は読者に言いようのない気持ちよさを与えてくれます。さらに、物語の進行に関わるような大きな伏線だけでなく、文章の各所、登場人物の会話に細やかな伏線が張られており、一度読了した小説を後から読み返したときにも新たな発見と驚きを与えてくれます。また、作品中の登場人物の多彩さも特徴で、ただの大学生から銀行強盗、殺し屋、挙げ句の果てには車?が主要な登場人物?であったりします。どの作品もとても面白いので皆さんもぜひ手にとってみて読んでみてください。作品の舞台が仙台が多いこともあり僕の同期で宮城県出身の関戸君にはぜひともたくさん読んでもらいたいです。

さて、ここで僕が初めて読んだ伊坂幸太郎の作品であり僕の一番のお気に入りである「アヒルと鴨のコインロッカー」について紹介させてください。この作品は過去と現在の2つの時間軸で進行するのが特徴で、現在の時間軸は椎名という大学生が引っ越し先の隣人の河崎に本屋の襲撃の手伝いをさせられるという物語、過去の時間軸は琴美という女性、彼女の恋人でブータン人のドルジそして現在の時間軸でも登場する河崎を中心とした登場人物たちが世間を騒がしているペット惨殺事件の犯人たちと対峙してゆく物語が進行してゆきます。この全く関係していないように見える2つの物語は物語が進むにつれあっと驚く形で交錯します。詳しくはネタバレになってしまうので省きますが、この小説の僕のお気に入りの部分は人が普通想定しないようなところで最後にとんでもないどんでん返しがある点です。僕は最後まで作者に見事に騙されていました。僕は物語の結末を知った上で先日から読み返していますが、結末を知った上で読むとクスッと思えるような伏線が各所に張り巡らされていてとても楽しく読んでいます。皆さんも手にとってみてはいかがでしょうか。


僕は彼の小説についての話ならいくらでも話せる自信がありますが、収拾がつかなくなると大変なのでここまでにしておきます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

次は4年生の先輩であるじゅんきさんにバトンを渡します。今週末の慶應との定期戦での魅せるプレーを期待してます。頑張ってください。
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