ブログ 内藤 晴紀さんが書いた記事

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部活動をするということ[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2022/12/11(日) 17:38

玉代勢からバトンを受け取りました、4年の内藤です。玉代勢は練習時、いつも楽しそうです。それは私生活でも同じで、麻雀などではいつも負けているのに明るく、場の雰囲気を盛り上げてくれました。これからも一緒に深みのある会話しましょう。



「ラグビー部で成長したことは何か」

就職活動の中でもよく聞かれた問いだ。私は組織の中で自立した人間に近づけたと答えていたが、正直そこまで実感していない。何が成長したのか、高校時代、まだ野球部にいた頃の自分から振り返ってみた。

高校3年生の最後の夏の大会、私は2試合にフル出場した。チームメイトからの期待、監督からの期待、応援に来てくださったみんなの期待を背に打席に立ったが、一本もヒットを打つことなく試合に負け、私たちの夏大は終わってしまった。もうこんな思いをしたくない。大学ではスポーツから離れようと、そのとき決心した。チームのために責任を持ってプレーする、そんな部活動というものから逃げたかった。

期待に応えられなくて申し訳ない、特に私のせいで試合に出れなかったチームメイトに申し訳ない。試合後に流した涙は悔しさからではなく申し訳なさから流れたものだったかもしれない。

その結果、大学入学後の私はフラフラしていた。色んなサークルの新歓に回る予定だったが、一つも新歓に行けなかった。結局、何かを目指して仲間と切磋琢磨する部活動の方が私には合っていたのだ。先輩の言葉に惹かれ、高校3年生時の決意とは裏腹にラグビー部に入部した。

周りとの遅れを感じながらもラグビーの魅力に気づいた1年生。シニアに混じりさらに自分の不甲斐なさを感じた2年生。初めてスイカジャージを着られた3年生。そして最高学年として迎える今、4年生。

その中で、私には忘れたくても忘れられない試合がある。それは3年生の対抗戦、学習院戦だ。僕はスタメンで出場させてもらったにも関わらず、ひたすらチームに迷惑をかけハーフタイムに交代した。そのまま試合に敗北し入替戦出場というチームの目標まで潰してしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいになった。また同じ過ちを繰り返したのだ。高校3年時の自分と重なり、悔しかった。

今年の対抗戦では同じような過ちは繰り返さないと臨んだ。自信はあった。対抗戦のスタメンは3年生のときに経験させてもらった上、直近の慶應戦や早稲田戦での感触は良かった。何よりもラグビーをプレーすることが楽しかった。しかし初戦の上智戦で全くうまくいかず、その自信は不安や焦り、恐怖へと変わった。マインドセットを修正しようともがいたが、1試合も納得がいかないまま対抗戦は終わってしまった。そこには純粋にラグビーを楽しんでいた自分の姿はなかった。

気づけば名大戦と京大戦しか残されていない。このままでは以前と同じで成長したという実感が得られない。全力で練習してジャージを着るに値するプレーヤーになる。そして、チームメイト、監督、コーチ、観に来てくださる方々、自分、全員が悔いの残らない試合にしたい。



最後になりますが、自分の口で直接言うのが苦手なため、この場を借りて感謝の言葉を述べさせてください。

まずは監督、コーチ、先輩といった私に指導してくださった皆さん。1年生の頃、私は正直4年になってもスイカジャージを一度も着られずに終わってもおかしくないと思っていました。言われたことをただ頑張ることしかできない不器用な私に、基礎的なことから親身に教えていただき、結果として試合に出られるようになりました。

次にOBやOG、その他関係者の皆さん。私は不甲斐ないプレーばかりでしたが、東大ラグビー部を応援してくださり、時にはコメントや差し入れといった形でも応援してくださりました。

そして後輩のみんな。練習中や試合中、私が助けるつもりがいつも助けられていました。練習後には一緒に卓を囲むこともあり楽しかったです。今後も期待しています。

そして同期。楽しいときも辛いときも一緒に過ごしてきて、かけがえのない仲間の一員になれたと勝手に思っています。引退しても仲良くしてください。

最後に両親。全然近況とか試合の情報とか伝えず、バイトも全然しない親不孝の子供でしたが、いつも支えてくれました。

このような支えがあって初めて私は部活動を続けてこれました。これまでありがとうございました。



次はしゅうぞうにバトンを渡します。しゅうぞうは怒ると怖いのは確かですが、練習後一緒にグラウンドでだらだらする時間は楽しかったです。よく自転車で帰りながら晩ご飯何にするか相談していましたが、最近は練習後すぐに帰ることが多く悲しいです。

趣味の変遷[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2022/08/25(木) 14:59

いつも楽しそうな五島からバトンを受け取りました、4年生の内藤です。五島とはまだあまりしゃべったことがないのでいじろうにもいじれません。すみません。

私は少し前までは無趣味な人間でした。大学入学時に自己紹介をする機会は多かったのですが、とりあえずスポーツ観戦と答えていた気がします。実際私は野球を中心に色んなスポーツを見るのが好きですし、スポーツ観戦は立派な趣味と言えると思います。しかし実態としては、休みの日にテレビでスポーツを流し見しながらスマホをいじるというただの怠惰な生活でした。また、スポーツ中継がない時間帯に何もすることがないと困ることはよくありました。

そんな自分でしたが、2年生ぐらいの頃からカラオケにドハマりしました。今では友達とたまに行くくらいなのですが、その頃は多いときに週4とかで行ってました。友達とご飯を食べた後、とりあえずカラオケに行くなんてこともよくあります。趣味は何かという問いに対して初めて自分らしい答えが持てた気がして、就職活動の面接のときにも趣味はカラオケですと答えました。

しかし昨年の末ごろから友達に誘われ新たに麻雀に手を出してしまいました。最初はただの運ゲーだと思いそこまでハマらなかったのですが、次第にその奥深さに気づき今ではのめりこんでいます。ラグビー部という環境自体、麻雀が好きな人が多くそこも影響していると思います。今趣味は何かと聞かれたらおそらく麻雀と答えるでしょう。ただ、麻雀に時間を割きすぎてやらなければならない課題が山積みになってしまっており将来が不安です。

趣味は人それぞれ多様なものではあると思いますが、ちょっとした環境の変化で大学4年間でこんなにも変化するのかと驚きました。来年、社会人1年目になった自分が、自己紹介で趣味は何と答えているのか楽しみです。

次は1年生の細谷にバトンを渡します。下の名前が「こうし」と読むのかと思っていたら「みつし」だったみたいです。こないだバスで聞いた、10人以上のライングループの名前が「細谷光史」となっている話は面白かったです。

かすれ声[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2022/02/16(水) 14:50

同じ会報委員の岩下からバトンを受け取りました、新四年内藤です。常人とは一風変わった彼の今年の活躍に目が離せません。



年末に帰省した。地元の友達と会ったりして楽しかったが、年明けに風邪を引いてしまった。熱が出たわけではないが、ご時世的にも東京に戻る日を遅らせたり、初詣に行けなかったりと、年始からついてないことが続いた。ただの風邪だしすぐ治して充実したオフにするぞ、とその時は意気込んでいた。



自分が風邪を引いて家で寝込んでいる間に、コロナの感染者数がどんどん増えていった。咳も出なくなり遊べるぐらいの体調にはなったが、コロナ禍だし人混みは避けるかと考え自粛していた。結局今年もウエイトをするだけのオフとなった。初詣にもいまだに行けてない。



体調はよくなったと書いたが、声だけは異変が生じていた。小さい声だったら何ともないが、友達としゃべるくらいの声量になると、思うように声が出ない。かすれてしまう。声がかすれるのなんて久しぶりすぎて、最初はその声を楽しんでいたまであった。部活が再開する頃には治るだろうと楽観視していた。しかし、治らなかった。かすれたままだった。練習してる仲間をチアアップしたいのに、思うように声が出なくて辛い。咽頭科に行ったが、時が解決するのを待つしかないようだ。



今自分にできることは声帯のケアだ。ミュージシャンの方々を参考にしたのだが、保湿が重要であるようだ。加湿器があれば解決するのだが、そんなものがない場合は、寝るときにコップにお湯を入れておいておくだけでも結構違うらしい。



少しずつ良くなってはいるが、まだかすれることが多い。いっそのことこの声が自分の声だと思って生きるのもいいかもしれない。いや、やっぱり元通りになりたい。とりあえず初詣に行って声が治るようにお祈りしよう。



最後までお読みいただきありがとうございます。最近声どうしたと聞かれることが多いので、今回まとめてみました。自分の声に疑問を持った方がいれば、こちらを参照していただけると幸いです。



次はメディカルで最近お世話になりまくりのあしゃにバトンを渡します。部の様々な仕事をこなす彼女には頭が上がりません。

睡眠[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2021/08/30(月) 18:21

好奇心旺盛の杉井からバトンを受け取りました、3年の内藤です。彼が試合でプレーしているを見るのが好きです。

先日、オーダーメイド枕を買いました。

オーダーメイド枕と言うとどうしても高価な印象がつきます。私もそうでした。しかし、今回私が購入した枕の場合は10年保証つきで、私は1、2年で枕を買い替える人だったためむしろ安いと感じられました。私は布団に入ってから寝付くまでに時間がかかることが多く、そこを改善したいと思い購入を決意したのです。

肝心の使い心地ですが、特にこれといった変化は感じられていません。思えば、睡眠には枕以外の要素も関わってくるため当然かもしれません。

眠気があれば布団に入ってからすぐ寝付けます。「眠たいときに寝る」という方針であれば、睡眠に悩まされることもないでしょう。しかし、翌朝早いときや十分に睡眠時間を確保したいときなど、眠気がないのに寝なければならない場面があると思います。そういったときに活躍するのが睡眠法です。

まず有名なのが連想式睡眠法です。やり方は簡単で、五十音の中から一つ文字を選び、そこから始まる言葉をひたすら思い浮かべるだけです。例えば「あ」であれば、「明石」「明石焼き」…といった要領です。この睡眠法を実践したところ、初めの頃は効果絶大で気づいたら寝てる日が続きました。しかし、人間にとって「慣れ」というのは非常に怖いものです。1週間も経てば連想式睡眠法に飽きてしまい、連想してる途中で別のことを考えてしまうようになりました。今はもう飽きてしまったので、半年くらい連想式睡眠法はやめることにします。

他にも調べてみたところ、アリス式睡眠法や認知シャッフル睡眠法といったものもあるようです。気が向いたら実践してみてリレー日記でレビューしてみたいなとも思います。

次はDL期間中にパワーアップして帰ってきた西久保に回します。早く試合でプレーしてる姿が見たいです。

イチブトゼンブ[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2021/03/02(火) 22:15

圧倒的コミュ力で新歓を支える北野さんからバトンを受け取りました内藤です。カップ焼きそばは「はやい・うまい・べんり」の三拍子揃った優秀な食品だと思います。



朝9時に起床。洗顔、歯磨き、朝食を終えた私は自転車に跨って一つ隣の駅へ行く。アルコール除菌を終え入ったのは4平米にも満たない空間。そこにあるのはソファと机が一つずつ、そして大きなテレビと怪しげな機械類。私はそこにあったタブレットを手に取り、文字を打って予約する。軽快なリズムに胸が高鳴る。「アナタは私のほんのイチブしか知らない」。不思議と声を出したくなる。ここは大声を出しても許される唯一の場所。よし、昨日よりも声が出てる。着実に成長している。



このご時世、一人でいる時間がめざましく増えた。東大ラグビー部も全体としての活動は控え、部分的、個人としての活動を余儀なくされた。



全体・部分と似た表現に全部・一部がある。私は先に東大ラグビー部全体と述べたが、全部では不適切だったのか今一度考えてみたい。

「オフィス全体を見渡す」。「オフィスにある椅子・机等を全部点検する」。この二つの例文はそれぞれ全部、全体では代用できない。ここから推測するに、全体とは全ての部分をひっくるめた一つのものについて指し、全部とは一部で異なるものがありながらそれらを全てひっくるめたものを指すように感じる。

東大ラグビー部の個々の構成員は皆が同じ方向に向かっているだろうか。1人でも異質なベクトルを持つ者がいれば、その集団は全部と言えるだろう。「東大ラグビー部全体」。胸を張ってそう言えるよう精進していきたい。



拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございます。次はいつも笑顔の純輝さんにバトンを渡します。今年は怪我から復帰した元気な姿だけ見たいです。
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