ブログ 美浦 瑶子さんが書いた記事
何と言っても文才が欲しい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2023/08/19(土) 20:00
FWの中心を担う同期の奥山からバトンを受け取りました、3年スタッフの美浦です。
過分なお言葉をいただいて畏れ多いです。以前、先輩方との食事に同席させてもらってチームの話をした時、洗練された考えに、私が漠然と感じていたことも言語化されたような気がして、改めて考えさせられたと同時に、刺激とやる気をもらいました。いつも、お疲れ様、ありがとうと声をかけてくれて、私がストレスを抱えているときにも気づいてくれます。最近はすれ違うとじっと睨んできますが、それも仲良くなれた証だと思っておきます。1年生の初めのリレー日記の時、奥山「くん」と紹介していたのが懐かしいです。1年生スタッフにも「おっくん」と呼ばれるほどの愛されっぷりを発揮していて羨ましいです。後輩を引っ張って一丸となって頑張っていきましょう。
春シーズンを振り返ると、とにかく遠征、遠征の日々でした。車を購入しても元が取れるのではないかと思うほど毎週のように部車をレンタルして飛び回りました。
東北大との定期戦では新幹線移動をし、九州大との定期戦では飛行機移動、釜石合宿では9時間のバス移動を経験しました。新しいことの連続で、スタッフの反省事項を書いたファイルも、逆評定で鬼がつく教授のレポートくらいの分量になりました。その中には、持ち物やスケジュール、youtubeのアップロード数制限といったスタッフ業ならではのものもあれば、飛行機には容量の大きいバッテリーは預け入れすらできないといった遠出ならではのものもあります。
このように遠征で各地へ行き、個人的に旅行でも街を歩いていると、遠くへ行く時ならではの面白さも見つけました。それは自販機の多様さです。おもしろ自販機を写真におさめていくうちに、その豊富さに驚き、また見つけるたびに嬉しく感じるようになってきました
折角なので、いくつか紹介します。
出汁専用の自販機(https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/chimidoro/17-00027)

昆虫食専用の自販機

ご当地ドリンクの自販機

カップヌードルの自販機
東北の郷土料理の自販機
冷凍パンの自販機
マスコットの自販機
ジャーキーの自販機
今となっては、それほど珍しく感じませんが、前に立つとおすすめの飲み物を提示してくれる自販機が導入されたときのワクワク感も懐かしいです。
他にも、どこへ旅行にいっても見つけるのが「あなたの恋占ってみませんか」という恋みくじです。こんなことを観察しながら道をウロウロとしてみるのは楽しく、長らくコレクションする趣味が欲しいと感じていた私にとっては、自販機探しが散歩ついでの趣味になりそうです。
コレクションといえば、旅行して街を歩く中でガチャガチャとも多く出会いました。100円のものから1000円を超えるものまで見ていると、その豊富さにも驚きます。バス降車時の押しボタンや食券販売機のボタンといった街中にありふれたものをモチーフとしたガチャガチャが特にお気に入りなので、次の日記を書く頃には、趣味と言えるくらいの何かを得ていたいです。
遠征だらけだった春シーズンから打って変わって、対抗戦シーズンはホームでも多くの試合が開催されます。ぜひ駒場のグラウンドに足を運んでいただき東大ラグビー部の応援のほどよろしくお願いいたします。
次は、前川さんにバトンを渡します。
一見クールで、話しかけるのに勇気がいる印象を受けますが、ふとすると、まとっているなんとも言えない魅力に惹きつけられます。関西弁で繰り出される、どこから伝わったのかわからないくらい早い情報と、それについたセンス抜群の尾鰭によって周りはいつも爆笑の渦です。最近は顔を合わせるといつも「女の子紹介して」と言われますが、後輩の私にもそんなこんなで絡んでくれるのが嬉しいです。前川さんのラグビーを見れるのも残り4ヶ月ほどなので、今のチームで力になるべく力の限り頑張りたいです。
なんだか文才が欲しい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2023/04/01(土) 08:00
まことからバトンをもらいました、新3年スタッフの美浦です。
東大ラグビー部の中でも特に個性豊かな2年生は、まだ私たちの目から見えていない一面もあるようです。端正な顔立ちと一見クールな雰囲気を持つ彼もその1人らしいので、じっくり喋ってみたいです。今は怪我をしてDLでのトレーニングになりそうですが、早くまたプレーを見たいです。
突然ですが、生まれ変わったら何になりたいですか?また、人生2周目が存在したら、どんな人生にしたいですか?
今とは全く違う進路を選ぶことも、今と同じ道で後悔を上書きしていくこともできます。
私は生まれ変わったら、パンダになりたいです。いるだけで可愛くて、食べて寝ていればいい人生なんて最高です。
去年、ラグビー部HPのプロフィールにも「生まれ変わったら」という項目がありました。個性の現れる質問なので、聞かれることも多いでしょう。
そんな話が実際に繰り広げられたのが、ブラッシュアップライフというドラマです。前クールの大人気ドラマで、部内でも多くの人が見ていたようで、放送後にはよく話題に上がって盛り上がりました。
ブラッシュアップライフは、主人公の人生を追っていくドラマです。主人公は30歳目前で交通事故によって亡くなってしまいます。すると、死後目覚めたのは真っ白な部屋の中。そこで来世何になるのかを告げられるのです。来世の姿は、生前に積んだ徳の量によって決まり、希望が叶わなかった人は同じ人生をくりかえすことも選択できます。アリクイと告げられた主人公は人生のやり直しを選び、人間に生まれ変わるべく、2周目以降の人生ではあらゆる徳を積む努力をしていくのです。
アリクイは嫌だけど犬くらいなら妥協できるな、犬になって来世では人間を希望しよう、人間に生まれ変わったら芸能人の視点を体験してみたい、女子校は十分堪能したので2周目の人生は共学に行きたい、ラグビーやるならCTBやってみたいな、とドラマをみながら妄想は尽きません。バカリズムが書く脚本の空気感も最高に面白く、ドラマとは思えないリアルな部分もあり、ぜひ一度みなさんにも見て欲しいです。
保育園生の頃の私は、雨の日、園庭で水溜りに雨粒が落ちて波紋が広がるのを見て「花火みたい」と言ったり、2歳の頃、親に「お腹の中の記憶がある」と話したり、1周目の人生とは思えない、今では羨ましいほどの頭のキレを見せていたようです。これが2周目になったら、語彙力フル活用のポエムを生み出したり、母の体内の臓器まで詳細に説明しだしたりするかもしれません。
今年も新歓の時期がやってきました。20人以上の選手と、男性スタッフ1人以上含む5人以上のスタッフを目標にしています。
入る部活やサークルを迷っている新入生に対して、ラグビー部を宣伝する中で、複数の部活に入れたらいいのに、と思うことは1度や2度ではありません。しかしブラッシュアップライフの世界は現実にはありません。人生3周して3つの部活に入ったり、人生何周分もの経験を積んで超万能スタッフになっていたりはできないのです。
新チームになり、人数が半減したスタッフ組織では、工夫を凝らしながらチームの力となるべく活動しています。
遠征や合宿を経て、少人数でもやりくりすることに慣れてきたところです。しかし同時に、去年はセクションで創造的なことを生み出そうとしていたのに対して、今は少人数で最低限の仕事を回すことに満足の基準が下がってしまっていることに気がつきました。年々、日々、刻々と進化しているチームの中で、たくさんの新入生と最強のスタッフ組織を作り上げたいです。
私は2年前、ラグビー部に入ると決め打っていたため、他の勧誘も全て初手で断っていました。他の新入生に遅れをとるのを恐れて、ラグビー部の新歓を網羅しようと意気込んでいたのを覚えています。
今勧誘する立場になると、あの時もっといろいろな部活を見て、新歓イベントだけでも参加してみればよかったなと思います。結局ラグビー部には入部すると思いますが、人生2周目があるなら新歓を回り尽くしたいです。新歓は回ってなんぼです。ラグビー部の新歓でお待ちしています。
文才がないゆえ、まとまりのない文章になってしまいました。お読みいただきありがとうございました。
同期のあきおにバトンを渡します。
FWの要としてチームを引っ張る彼の背中は、私もスタッフとして頑張らなきゃと思わせてくれます。大学内外を問わない人脈作りに貪欲で、私も微力ながら協力させていただきました。ご成功をお祈りしています。
どうしても文才が欲しい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/09/22(木) 11:00
S&Cの先輩である河内さんからバトンを受け取りました、2年スタッフの美浦です。
三方さんをはじめ4年生の選手たちが河内さんの人柄を絶賛しているのをよく聞きます。時々部室で、大谷選手についてやK-popについて話して盛り上がっているのを見るので今度私も加わりたいです。
突然ですが、ボトルが空になったときを想像してください。ドリンクを補充するとき、どのようにボトルの蓋を開けますか。
ドリンク補充は私たちスタッフの仕事の一つですが、毎回次のブレイクの前に補充しきるべく時間との闘いが行われています。どのように蓋を開けるのが最も効率が良いのでしょうか。この蓋の開け方にまつわる研究が、先日発表されたイグノーベル賞を受賞しました。
「つい笑ってしまうけれど考えさせられてしまう」研究を対象に贈られるのがイグノーベル賞です。
バナナの皮の摩擦係数を測定して、実際にバナナの皮が滑りやすいことを証明した研究が有名でしょう。人工関節の研究者が「痛みのもとになる摩擦を減らす仕組みはバナナの滑りやすさと同じだが、実際に滑りやすさを測定した学術的なデータはなかった」と言う理由から行ったそうです。
また、「カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」と言うことで、空演奏のテープを作り再生装置にコインボックスを取り付けたカラオケ原型機を開発した日本人も受賞しています。
過去には、「寝ている人を起こすにはどれくらいのワサビを空気中にばら撒けばいいか」と言う一見悪ふざけのような研究が受賞し、実はその後聴覚障害者用の火災警報装置に使われたと言います。
今回の研究では、45本の直径が異なる円柱を32人に回してもらい、手の接触部の形状も変えるなどして研究したそうです。結果、つまみを回すときに使う指が2本から3本へと変わる円の直径は10ミリから11ミリ、3本から4本は23から26ミリ、4本から5本は45から50ミリと証明されました。つまり、ペットボトルの蓋は指3本、水筒のキャップは指5本で開けると効率が良いことがわかります。
オーディオの音量調整やペットボトルの開け閉めでは無意識に蓋を効率よく回せるようにつまみを掴んでいるのです。この研究は、今後製品デザインなどの分野で活用されることが期待されているそうです。
部では、ドリンク補充の際に水筒を毎回全てチェックするのではなく補充が必要な選手には水筒別カゴに入れてもらうという方法を導入し始めました。来年スタッフの人数は一気に減ってしまうので、その中で練習を滞りなく進めるためにこのような工夫が欠かせない年になりそうです。
8月の合宿前後から、来年の体制についてのミーティングが増えてきました。これまではのんきに過ごしてきましたが、最近は進振りの結果も出て2年生も後期だということをひしひしと感じ、私たちが4年生になる時のことも考える機会もあります。
スタッフは、4年生のいなかった去年と違い、来年は代替わりが起きます。人数も多く、一人一人が莫大な仕事をこなしている4年生がいなくなってしまったらどうなるのか不安は尽きません。来年、嫌でも変化を起こさなくてはいけないので、不安もあると同時に自分達でチームを作れると言う未知さにワクワクもします。
このリレー日記を書いている今、対成城の対抗戦が3日後に迫っています。
去年の夏、「2年生対抗戦時、困ったことがあったときに相談しようと思える存在になっている」と言う目標を立て、知識面での信頼と相談したいと思われるよう人柄への信頼を得るために勉強とコミュニケーションを行動指針にしました。もうその答え合わせをするときになったことに驚くばかりです。
スタッフとしての仕事に少し触れると、今年からメディカルのメンターを持つようになりセクションとしての仕事も増えました。相談されることも増え、怪我人の復帰に関わったり、試合でもメディカルとして現場で一人で動くようになったり、一層やりがいを感じますが全く独り立ちできる状態にはありません。
以前スタッフの先輩である若菜さんがリレー日記で、学年が上がって同期がスイカを着るようになり「勝ってほしい」から「勝ちたい」に気持ちが変化したと言うことを書かれていました。今の段階で私は試合のたび「勝ってほしい」という気持ちで臨んでいるような気がします。実際の貢献も伴って一緒に戦うためには、まだまだたくさんのことを吸収していかなければと感じます。怠け癖がひどいのですが、そんなことは言っていられないので、残りの短い期間で4年生から全てを吸収して安心して引退してもらおうと思います。
ここまで来年以降へのことを書きましたが、今シーズンもあと3ヶ月と少しです。
ただただラグビーに関われるのが嬉しくて部活に通っていた去年、私の中では「ラグビーが好き」と「部の個性豊かな人が好き」が別軸で成り立っていました。今年は、それがあわさって「チームが好き」という気持ちが大きいように思います。学生スポーツでは避けられないことですが、1年ごとにチームは大きく変わります。大好きな同期と最高の景色を見ることは揺るがない目標ではありますが、大好きな大好きな4年生とこのチームでいられる今を存分に充実させたいです。
今シーズンはもうリレー日記が回ってこないので今年のチームへの愛を書こうかと思いましたが文才がない故にこのようになってしまいました。ここで終わりにしようと思います。
次はS&Cの先輩である笹俣さんにバトンを渡します。プレー中の安心感も、話しかけてくださるときの優しさ故の安心感も私の中で群を抜いています。以前、体重目標の話をLINEしたときに誰よりも返信が優しくて驚きました。1対1で込み入った話をしたことはあまりないので、心残りのないよう残りの期間でたくさん話したいです。
やっぱり文才が欲しい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/06/19(日) 16:11
ラグビーでは圧倒的な強さを持つ松元さんですが、優しい笑顔も印象的です。個人的に松元さんの私服が好きで、練習後着替えたかわいいシャツを楽しませてもらっています。
パスについて書いていただきましたが、ラグビーをやっていたと言いつつ、そのほんのちょっとした経験を何にも生かせていないのが悩みです。最近、指示伝達のお仕事を頂いたので、役に立てるよう一言一句逃さず伝達します。
いまは締め切り3日前の空きコマです。教室でこのリレー日記を書いているのですが、近くの愉快な1年生が「僕たちについて書いてください!」と言うので、書いてやらんこともない、ということでまずは彼らについて書こうと思います。2年目の私にとってははじめての後輩であり、ようこさんと呼ばれることにやっと慣れてきたところです。どうしたわけか既に舐められていますが、水分補給のときに塩分を配っていると「いただきます!」と言って元気に取っていく姿、部室に住み着いていてカードゲームに誘ってくれる姿がとてもかわいいです。先日の練習で、彼らが上級生に混じってADに加わり力強くプレーしているのを見たときには嬉しくなりました。
思い返せば新歓が一番盛んだった頃からは2ヶ月が過ぎてしまいました。経験者会でタッチフットをしたり、STAFF会の人集めに走ったり、タグラグビー大会では50人近い新入生と盛り上がったり、と忙しくも、今では戻りたいなと懐かしく思うような日々でした。新入生と話す中でコミュニケーション能力が数段アップしたような気もします。初めましての人に果敢に話しかけ、スルーされてもへこたれない精神力も鍛えられました。
今年は新歓の結果、現時点で1チームが組める程大勢の1年生が入部してくれています。ラグビー部は各学年、ほかでは出会うことがなかったであろう個性の強い人が集まっていますが、その流れは着実に1年生にも継がれているように思います。個人名を出せばいくらでも書くことはあるのですが、内輪ネタが過ぎるのでここでやめておきます。既にたくさんのクセが強いエピソードを生み出している彼らと一緒に部活動をしていくのが楽しみです。
ここまで思ったことを書いてきましたが、いまは締め切り当日練習後の部室です。セブンイレブンのハワイフェアに心惹かれてポキ丼を買い食べています。ふと、最近収まらない食欲について最近知ったことがあったので書こうと思います。年がら年中睡眠欲は猛威を振るっていますが、最近の食欲はすさまじいです。
最近知ったのは、食欲はタンパク質欲ということです。ある研究では、摂取した総カロリーに対してタンパク質のカロリー比率が18%になるまで食欲がわくという調査結果があります。実験では、高タンパクのものを食べ続けた被験者と低タンパクのものを食べ続けた被験者とでは、満腹になったときの総摂取カロリーに倍以上の差が生まれました。オランウータンの観察でも、タンパク質1に対して炭水化物と脂質が5になるように食事が成されていると発見されていて、生物は最適な栄養バランスを保っているのだと分かります。
お腹が空いたり口が寂しくなったりしたら、糖分を摂る前にタンパク質を摂ることにします。逆に、増量中の人はタンパク質の前に糖質などを摂ってからタンパク質を摂るようにすれば、満腹感を得るまでにより多量のものを食べることが出来るのです。
まとまらない文章になってしまったのでここらへんで終わりにします。
タイムリーな進振りについて語ろうか、部活について語ろうか、などと考えましたが、堅い文章も書けないので思いついたことを書いてみました。拙い文章にお付き合いありがとうございました。
次は4年生スタッフのゆきさんにバトンを渡します。とても話しやすくて、優しく包み込んでくれるような雰囲気が大好きです。先日久しぶりに会えた日は朝から楽しみでした。仕事があまり被らず最近話す機会が少なくて寂しいので、今度ご飯連れて行ってください!
文才が欲しい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2021/08/24(火) 14:00
同期の奥山くんからバトンを受け取りました、1年スタッフの美浦です。
彼は経験者としてさらなる向上心を持っていて、同期の活躍を祝福しながらも悔しがってる姿が忘れられません。練習前後に明るく話しかけてくれるのも嬉しいです!
今は怪我で入院中で、これからDL生活になると思います。まずは東京に戻ってきて会えるのを楽しみにしています!
初めてのリレー日記は私の今までの人生について書かせていただこうと思います。
私は小学3年生から中学3年生まで7年ほどラグビーを習っていました。ラグビーをしていた時のことについて書こうと思って1番鮮明に思い出したのは、試合や合宿の楽しかった思い出などよりも、ある試合のとんでもないノックオンです。
それは小学4年生のときの大会でした。キックオフで相手が蹴ったボールが私のところへ来たのですが、キャッチできず胸で弾き、それを拾った相手にそのままノーホイッスルトライを決められたのです。それから9年以上経っていますが忘れられません。
情けないことこの上ないですし、続く話もないのでこの話はここらへんで終わりにします。
当時に思いを馳せていたら、ドリンクを飲むのが下手だったことを思い出しました。
今は感染防止のために各々の水筒を使っていますが、チーム内で共有のスクイズボトルを使う時の話です。スクイズボトルの水を飲む時、口をつけないためには顔の上から口を目掛けてボトルから水を押し出す格好になります。しかし、私は口に命中させることが大の苦手で大体顎のあたりにかけてしまっていたのです。これは目薬をさすのと同じような感覚だと思うのですが、不思議なことに私は目薬をピッタリ目に落とすのが得意です。
ここまで情けないエピソードをふたつほど晒してしまったので、ここからは高校時代について書こうと思います。
私は中高生時代を桜蔭学園という女子校で過ごしました。
女子校に通っていたと言った時によく言われるのは、人間関係が難しそうと言うことです。実際は、というか桜蔭での生活は平和ボケしそうなほどの穏やかさでした。イメージとは逆に、いじめがゼロというのは女子校あるあるなのではと思います。
せっかくなので桜蔭ならではの特徴も挙げてみます。
桜蔭生は、他の首都圏の女子校と比較して「道に缶が落ちていたら本を読んでいて気づかない」(女子学院は缶蹴りを始め、雙葉は缶を拾って捨てる)と言われますが、実際は缶を見つけたら缶蹴りを始めるタイプだと思います。
他にも、桜蔭には礼法の授業があったり、黒タイツのことを黒長靴下と呼んだり、授業中東京ドームにライブの音漏れやドームシティのアトラクションの悲鳴が聞こえたりします。そんなユニークな学校でした。
桜蔭では先生も8~9割が女性です。
東大に入り、ラグビー部に入って私の周りの環境は男女比が完全に逆転したのです。
高校生になってからは父親と弟以外の男の人と一切関わらない生活で、東大に入学するにあたって不安だらけでした。しかし東大に入って、思いのほか環境に違和感なく馴染めたように思います。女子校の時と何が変わった?と聞かれても答えが瞬時に出てこないほどに、です。ラグビー部の人を初め、男女関わらずみんなフレンドリーで、いまも愉快な同期に囲まれてとても楽しいです。
奥山くんのリレー日記にもあったように、先日私たちの代の目標設定をしました。私は達成できると信じているのでそれに向けてスタッフとして精一杯働きたいです。
ラグビーは紳士のスポーツということは、ラグビーを習っていた頃に練習ごとに言われていました。東大ラグビー部でもそれを強く実感していて、これから3年半この環境のラグビー部に関われることが楽しみです。
次はいつも明るくて面白い今塩屋さんに回します。お陰様で新歓からたくさん楽しませてもらっています。今塩屋さんのスモブラではラップで近況報告をすると聞きました。楽しそうです!
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