ブログ 猿渡 崚正さんが書いた記事
無水硫酸ナトリウム[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2024/03/12(火) 18:58
ハードなスケジュールの中、様々な仕事をしてくださっているもりぞーさんこと森田さんからバトンを受け取りました、新3年の猿渡です。もりぞーさんは頭脳明晰かつ容姿端麗で、高い志と財力も兼ね備えた素晴らしい方です。
一昨日は東大一般入試の合格発表日でした。合格された皆さん、本当におめでとうございます。今月末から各種新歓イベントが始まりますので、ラグビー場でお待ちしています。
さて、先月私は腰のヘルニアの手術を受けました。この間、執刀してくださった先生をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の腰や昨年の肩の怪我も含め、今年度は医療機関のお世話になる機会が本当に多くありました。これまであまり病院に行ったことのなかった私ですが、この1年で人生初の手術と人生初の大腸カメラを体験してしまいました。手術については以前のリレー日記で書いたので、今回は大腸カメラについて書きたいと思います。
あまり上品な話ではないので詳述は避けますが、今年の初め、排泄関係の相談をしにクリニックを訪れたところ、大腸内視鏡検査をすすめられてしまいました。「内視鏡検査」と聞くとやはり苦しいイメージがあり、他の方法はないか尋ねてみたのですが、お医者さんはなんだか坂本選手のようでした。検査の日にちを決めて同意書を書き、説明のパンフレットと下剤をもらってその日は終了。検査までのスケジュールは大体次のような感じでした。
1.数日前から食事制限
検査の数日前から、油の多いものなどは控える必要がありました。腸に残りやすいものを避けて検査の精度を高めるためだそうです。そして、検査前日はさらに厳しい制限がかかります。食べてよいものは素うどん(ネギやゴマは載せない)、おかゆ(卵などは混ぜない)、白身魚(皮は食べない)などです。物足りないように思いますが、自分の体を大切にしている感じがして案外気分が良かったです。
2.検査当日は朝から下剤を飲む
検査開始3時間半前から下剤(ペットボトルに入った液体)を飲みはじめました。下剤はレモン水に塩を大量に入れたような味であまりおいしくはなかったですが、最低でもボトル1.5本分(720 mL)は飲むようにとの指示でした。飲むとすぐ出ます。飲み続けるとどんどん柔らかくなり、最後はほとんど水になるのが面白かったです。汚い話題ですみません。ちなみに、下剤の仕組みにはいくつか種類があるようなのですが、今回飲んだタイプは硫酸塩による浸透圧変化を利用して腸の内側の水分量を増やしているそうです。学校で学んだ知識がこんなところで利用されているのを知り、少し嬉しくなりました。
3.頑張って病院に行く
あらかじめグーグルマップで道中のトイレの場所を確認してから行きました。かなり緊張感があります。
4.検査を受ける
私が行った病院では鎮静剤を使用した内視鏡検査が行われています。最初に入る時の異物感はありますが、そのあとは特に何も起こりません。私は日頃の疲れがたまっていたのか検査中かなり眠っていました。カメラが奥まで入っていると思われるタイミングはおなかが多少痛いですが、そこまで辛いわけではありませんでした。
5.結果を聞く
検査が終わった後すぐ分かる項目と、時間がかかる項目があります。私は幸い、大きな異常はありませんでした。検査をしてくださった先生やクリニックの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
大腸内視鏡検査を受けるか迷っている人や検査を控えて不安に思っている人が、このリレー日記を読んで少しでも前向きな気持ちになってくだされば幸いです。
次は、首がとても太いおっくんこと奥山さんにバトンを回します。おっくんは低いプレーと大人な人柄が魅力で、とても尊敬しています。また、昨年の秋からご飯に行く約束をしています。私の術後療養がまもなく明けるので、よろしくお願いします。
一昨日は東大一般入試の合格発表日でした。合格された皆さん、本当におめでとうございます。今月末から各種新歓イベントが始まりますので、ラグビー場でお待ちしています。
さて、先月私は腰のヘルニアの手術を受けました。この間、執刀してくださった先生をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の腰や昨年の肩の怪我も含め、今年度は医療機関のお世話になる機会が本当に多くありました。これまであまり病院に行ったことのなかった私ですが、この1年で人生初の手術と人生初の大腸カメラを体験してしまいました。手術については以前のリレー日記で書いたので、今回は大腸カメラについて書きたいと思います。
あまり上品な話ではないので詳述は避けますが、今年の初め、排泄関係の相談をしにクリニックを訪れたところ、大腸内視鏡検査をすすめられてしまいました。「内視鏡検査」と聞くとやはり苦しいイメージがあり、他の方法はないか尋ねてみたのですが、お医者さんはなんだか坂本選手のようでした。検査の日にちを決めて同意書を書き、説明のパンフレットと下剤をもらってその日は終了。検査までのスケジュールは大体次のような感じでした。
1.数日前から食事制限
検査の数日前から、油の多いものなどは控える必要がありました。腸に残りやすいものを避けて検査の精度を高めるためだそうです。そして、検査前日はさらに厳しい制限がかかります。食べてよいものは素うどん(ネギやゴマは載せない)、おかゆ(卵などは混ぜない)、白身魚(皮は食べない)などです。物足りないように思いますが、自分の体を大切にしている感じがして案外気分が良かったです。
2.検査当日は朝から下剤を飲む
検査開始3時間半前から下剤(ペットボトルに入った液体)を飲みはじめました。下剤はレモン水に塩を大量に入れたような味であまりおいしくはなかったですが、最低でもボトル1.5本分(720 mL)は飲むようにとの指示でした。飲むとすぐ出ます。飲み続けるとどんどん柔らかくなり、最後はほとんど水になるのが面白かったです。汚い話題ですみません。ちなみに、下剤の仕組みにはいくつか種類があるようなのですが、今回飲んだタイプは硫酸塩による浸透圧変化を利用して腸の内側の水分量を増やしているそうです。学校で学んだ知識がこんなところで利用されているのを知り、少し嬉しくなりました。
3.頑張って病院に行く
あらかじめグーグルマップで道中のトイレの場所を確認してから行きました。かなり緊張感があります。
4.検査を受ける
私が行った病院では鎮静剤を使用した内視鏡検査が行われています。最初に入る時の異物感はありますが、そのあとは特に何も起こりません。私は日頃の疲れがたまっていたのか検査中かなり眠っていました。カメラが奥まで入っていると思われるタイミングはおなかが多少痛いですが、そこまで辛いわけではありませんでした。
5.結果を聞く
検査が終わった後すぐ分かる項目と、時間がかかる項目があります。私は幸い、大きな異常はありませんでした。検査をしてくださった先生やクリニックの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
大腸内視鏡検査を受けるか迷っている人や検査を控えて不安に思っている人が、このリレー日記を読んで少しでも前向きな気持ちになってくだされば幸いです。
次は、首がとても太いおっくんこと奥山さんにバトンを回します。おっくんは低いプレーと大人な人柄が魅力で、とても尊敬しています。また、昨年の秋からご飯に行く約束をしています。私の術後療養がまもなく明けるので、よろしくお願いします。
8020[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2023/11/07(火) 16:56
同期のげんとからバトンを受け取りました、2年の猿渡です。僕は今年怪我もあったのですが、げんとはラグビー部の新歓で出会って以来、病めるときも健やかなるときも、僕を見守ってくれる心の友です。
3月に大きめの怪我をしてしまった私ですが、田崎先生や工藤さん、その他本当にたくさんの人に支えられて再びラグビーができるようになりました。この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、体が健康になると新たな願望が湧いてきました。それは長生きすることです。谷脇くんとは分かりあえなさそうですが、私には長生きしてやりたいことがいくつもあります。50年、100年後の未来がどんな世界になっているのか、この目で見てみたいのです。
やりたいこと①:未来のスポーツ観戦
未来のスポーツはどんな風になっているのか、興味があります。現代ラグビーではキックが重要視されるようになっていますが、将来的にはFWも含めて全員がキックするようになっているかもしれません。未来のピッチャーは180キロのストレートを当たり前に投げるのでしょうか。大相撲は、今とは逆に小兵力士全盛の時代が来る可能性もないではありません。そもそも、ラグビーや野球や相撲は数十年後にもちゃんと残っているのでしょうか…?
やりたいこと②:昔を語って若者にちやほやされたい
自分が100歳くらいになったら、歴史の教科書に載っている出来事を体験した人として、貴重な存在になれそうです。取材を受けたり公演の依頼が来たりするかもしれません。ただ、私が体験した出来事で将来教科書に載りそうなものがなかなか思いつきません。自分のレア度を高めるために、ライバル老人の少ない体験、すなわち私ができるだけ幼い頃の体験を語りたいのですが…。そういえば、私が小1の頃に発覚した大相撲八百長事件はとても衝撃的でした。
やりたいこと③:世紀の変わり目を味わいたい
前回20世紀から21世紀になったときは生まれていなかったので、22世紀の始まりには立ち会ってみたいです。2101年の元旦、私は満97歳なので、頑張ればいけるかもしれません。年越しの瞬間は渋谷でカウントダウンしたいと思います。私は人混みが苦手なのですが、人生で一回ぐらいはそういうイベントに参加してみたい気がします。ただ、今年のハロウィーンで渋谷に来ないよう呼びかけがあったので、2101年にカウントダウンできるか少し不安です。
というわけで、長生きするために今のうちから健康管理に気を配っておきたいと思います。ちなみに、年を取ったときに自分の歯が多く残っていると健康寿命が延びると言われているそうです。80歳で20本の歯を残すことを目指す、8020運動というものもあります。とりあえず親知らずを抜かないでおけば、数本のアドバンテージになりそうです。
次はレフリーとしてチームに多大な貢献をしてくれているはやぴ~こと原井にバトンを回します。理Ⅲという偏差値社会で最強の肩書を持って入部した彼は、たゆまぬ努力でどんどん成長し、レフリーというグラウンド上最強の地位も手中に収めています。彼の野望は止まるところを知らないようです。
エスカレーターは歩かないで[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2023/04/29(土) 11:32
感情の起伏が穏やかそうな二宮さんからバトンを受け取りました、2年生の猿渡です。私は最近情緒不安定気味なので、にのさんを見習って精神統一をはかりたいと思います。
私は先日、肩脱臼の手術を受けました。この間、執刀してくださった田崎先生をはじめ、脱臼当日に5人がかりで整復してくださった大橋病院の先生方、入院・手術にあたって様々な対応をしてくださった方々など、たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
私は高校生のときから脱臼が癖になっており、ラグビーをしていればいつか外れてしまうことは整形外科の先生にも予言されていたので、今回の脱臼もさほど驚きませんでした。今回は規模の大きな脱臼だったようで整復にもそこそこの時間と痛みが伴いましたが、一度はまってしまえばときどき亜脱臼がある程度で、今まで経験してきた脱臼のときと変わったことは特に起こりませんでした。
しかし、初めての手術を受けた後は、「これってこんなに不便だったっけ?」とか、「こんなことが難しいのか」などと思うことが非常に多くあります。「肩が動きにくくなる」と言葉では理解していたつもりでも、実際の状況まではなかなか想像できないものです。やはり、何事も経験してみることは大事だと思いました。家の中では楽に過ごせるのでまだ良いですが、外に出ると色々な場所にストレスフルな状況が待っていました。
ケース1:電車で隣の席に座って来る人
電車の席に座っていて、手術した肩である左側の席に人が座ると、高確率で肩が当たります。隣の人の体と背もたれの間に肩が挟まるのがなかなか辛いです。また、中には自分が背もたれに肩をつけようとして、重なっている私の肩をぐりぐりしてくる人がいます。私はもう、他人を信じることができません。
ケース2:エスカレーターの右側を歩く人
私は左肩を手術したので、エスカレーターに乗る時は右側に立って右手で手すりを掴みたいです。しかし、急いでいる人がエスカレーターで歩いたり走ったりしているのは大体右側です。エスカレーターに乗る時は前の人と間隔をあけ、一応S字に歩けるコースを確保していますが、そもそもエスカレーターは歩いて乗るものではありません。エスカレーターを歩くなら、階段ダッシュをしてほしいと思います。先日も、駅の出口のエスカレーターで私の左肩にぶつかりながら駆け下りていった人がいました。危ないし痛いです! その人にも急ぐ事情があったのかもしれませんが、私は痛みと憤りのあまり、その人が遅刻することを心から願ってしまいました。
ケース3:蚊
3日ほど前、まだ4月であるにも関わらず、家に蚊が出ました。潰そうと思いましたが、左腕はあまり使えず、片手で蚊を潰すのは非常に困難です。壁に止まっているところを狙ってもなかなかうまくいきません。これはなぜかというと、蚊が止まったのを見つけて近づこうとしても、左肩をかばいながら汚い家の中を動くのには若干時間がかかるからです。せいぜい2~3秒の遅れだと思うのですが、あと一歩というところで蚊は飛んでいってしまいます。結局諦めて寝たのですが、やはり刺されました。
痛い痛いと訴えてばかりの、ラグビー部らしからぬリレー日記になってしまいました。お恥ずかしい限りです。早く治せるよう頑張りたいです。
次は、同期スタッフのゆいちゃんにバトンを渡します。ゆいちゃんはいつも笑顔で同期に笑顔を振りまいてくれる、裏表のないきれいな心の持ち主です。今年度は新歓も頑張ってくれているようで、たくさんの新入生スタッフが入部してくれています。今後は先輩スタッフとして後輩たちを引っ張る姿も楽しみです。
私は先日、肩脱臼の手術を受けました。この間、執刀してくださった田崎先生をはじめ、脱臼当日に5人がかりで整復してくださった大橋病院の先生方、入院・手術にあたって様々な対応をしてくださった方々など、たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
私は高校生のときから脱臼が癖になっており、ラグビーをしていればいつか外れてしまうことは整形外科の先生にも予言されていたので、今回の脱臼もさほど驚きませんでした。今回は規模の大きな脱臼だったようで整復にもそこそこの時間と痛みが伴いましたが、一度はまってしまえばときどき亜脱臼がある程度で、今まで経験してきた脱臼のときと変わったことは特に起こりませんでした。
しかし、初めての手術を受けた後は、「これってこんなに不便だったっけ?」とか、「こんなことが難しいのか」などと思うことが非常に多くあります。「肩が動きにくくなる」と言葉では理解していたつもりでも、実際の状況まではなかなか想像できないものです。やはり、何事も経験してみることは大事だと思いました。家の中では楽に過ごせるのでまだ良いですが、外に出ると色々な場所にストレスフルな状況が待っていました。
ケース1:電車で隣の席に座って来る人
電車の席に座っていて、手術した肩である左側の席に人が座ると、高確率で肩が当たります。隣の人の体と背もたれの間に肩が挟まるのがなかなか辛いです。また、中には自分が背もたれに肩をつけようとして、重なっている私の肩をぐりぐりしてくる人がいます。私はもう、他人を信じることができません。
ケース2:エスカレーターの右側を歩く人
私は左肩を手術したので、エスカレーターに乗る時は右側に立って右手で手すりを掴みたいです。しかし、急いでいる人がエスカレーターで歩いたり走ったりしているのは大体右側です。エスカレーターに乗る時は前の人と間隔をあけ、一応S字に歩けるコースを確保していますが、そもそもエスカレーターは歩いて乗るものではありません。エスカレーターを歩くなら、階段ダッシュをしてほしいと思います。先日も、駅の出口のエスカレーターで私の左肩にぶつかりながら駆け下りていった人がいました。危ないし痛いです! その人にも急ぐ事情があったのかもしれませんが、私は痛みと憤りのあまり、その人が遅刻することを心から願ってしまいました。
ケース3:蚊
3日ほど前、まだ4月であるにも関わらず、家に蚊が出ました。潰そうと思いましたが、左腕はあまり使えず、片手で蚊を潰すのは非常に困難です。壁に止まっているところを狙ってもなかなかうまくいきません。これはなぜかというと、蚊が止まったのを見つけて近づこうとしても、左肩をかばいながら汚い家の中を動くのには若干時間がかかるからです。せいぜい2~3秒の遅れだと思うのですが、あと一歩というところで蚊は飛んでいってしまいます。結局諦めて寝たのですが、やはり刺されました。
痛い痛いと訴えてばかりの、ラグビー部らしからぬリレー日記になってしまいました。お恥ずかしい限りです。早く治せるよう頑張りたいです。
次は、同期スタッフのゆいちゃんにバトンを渡します。ゆいちゃんはいつも笑顔で同期に笑顔を振りまいてくれる、裏表のないきれいな心の持ち主です。今年度は新歓も頑張ってくれているようで、たくさんの新入生スタッフが入部してくれています。今後は先輩スタッフとして後輩たちを引っ張る姿も楽しみです。
駅事務所にて[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/07/05(火) 17:06
三方さんからご紹介にあずかりました猿渡です。三方さんは髭を伸ばしていてもあまり無骨に見えず、むしろ精悍な印象があります。私としては、さらに髭を伸ばして周囲を威圧する、オサマ・ビンラディン氏のようなルックスの三方さんも見てみたいです。
私は直近の3週間で2回、スマホを駅で落としました。1回目は聖蹟桜ヶ丘駅、2回目は千駄ヶ谷駅です。2回とも駅事務所に届いており、無事に回収することができました。拾って届けてくださった方、手続きをしてくださった駅員の方、一緒に探したり心配したりしてくださった部の皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
ところで、スマホの端末を持ち逃げして転売したり、中のデータを抜き取ったりすれば、やりようによっては相当の利益が上がるはずです。なぜ私のスマホはそうした被害に遭わなかったのでしょうか。
私は、自分のスマホの見た目が役に立ったと考えています。このスマホには、高校入学と同時に買った手帳型のケースが付いています。当然ながら傷みがひどく、ケース表面の皮が半分以上はがれて内部のプラスチックの板が露出しています。また、ケースの縁はプラスチック板が割れてギザギザしており、不用意に触ると危険です。
この、明らかに金銭的価値の低いケースに包まれていたことによって、私のスマホは盗難を免れたのだと思います。「明らかにぼろいスマホだ」「どうせ持ち主もロクな人じゃないし、大したデータは入ってないだろう」等と悪い人たちに考えさせることができれば、私の勝利です。
私の祖母はスマホを持っていますが、「落としたら大変だから」と言い、スマホを金庫にしまって出かけていきます。私は近いうちに、ダメージ加工のスマホケースを買って贈ろうと思います。きっと安心してスマホを携帯できるようになるでしょう。
次は、開成出身の西久保さんです。地方の公立高校出身の私が「開成の人」に対して勝手に抱いていたイメージとはまるで違う、身体能力の非常に高い先輩です。羨ましいかぎりです。
私は直近の3週間で2回、スマホを駅で落としました。1回目は聖蹟桜ヶ丘駅、2回目は千駄ヶ谷駅です。2回とも駅事務所に届いており、無事に回収することができました。拾って届けてくださった方、手続きをしてくださった駅員の方、一緒に探したり心配したりしてくださった部の皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
ところで、スマホの端末を持ち逃げして転売したり、中のデータを抜き取ったりすれば、やりようによっては相当の利益が上がるはずです。なぜ私のスマホはそうした被害に遭わなかったのでしょうか。
私は、自分のスマホの見た目が役に立ったと考えています。このスマホには、高校入学と同時に買った手帳型のケースが付いています。当然ながら傷みがひどく、ケース表面の皮が半分以上はがれて内部のプラスチックの板が露出しています。また、ケースの縁はプラスチック板が割れてギザギザしており、不用意に触ると危険です。
この、明らかに金銭的価値の低いケースに包まれていたことによって、私のスマホは盗難を免れたのだと思います。「明らかにぼろいスマホだ」「どうせ持ち主もロクな人じゃないし、大したデータは入ってないだろう」等と悪い人たちに考えさせることができれば、私の勝利です。
私の祖母はスマホを持っていますが、「落としたら大変だから」と言い、スマホを金庫にしまって出かけていきます。私は近いうちに、ダメージ加工のスマホケースを買って贈ろうと思います。きっと安心してスマホを携帯できるようになるでしょう。
次は、開成出身の西久保さんです。地方の公立高校出身の私が「開成の人」に対して勝手に抱いていたイメージとはまるで違う、身体能力の非常に高い先輩です。羨ましいかぎりです。
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