ブログ 2016/7

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バイキンマン[ラグビー部リレー日記]

 written by 浦山 裕矢投稿日時:2016/07/19(火) 23:15

   東大ラグビー部の絶対的エースである上田さんからバトンを受け取りました、カポジの震源地こと浦山です。話題性と先輩との親密度では僕の右に出るものはないと自負しております。今回はせっかくなのでカポジ水痘様発疹について書きたいと思います。
   カポジ水痘様発疹はヘルペス系の皮膚病で、病気自体は5日ほどで治りますが厄介なのは接触感染してしまうことです。決してやましいことがあったわけではないのですがアトピー持ちの僕はどこからかウイルスにかかり、春シーズン最後に部にこのウイルスを広めてしまったのです。しかし、ラグビーがコンタクトスポーツであるとはいえなぜセンターである僕からここまで広まってしまったのか、それはひとえにモールバトルロワイヤルという練習のおかげです。この練習はフォワードのモールの練習になぜかセンター陣だけが参加させていただきモールディフェンスを体験できるという画期的な練習です。この練習のおかげで僕を含めるセンター陣はモールのツラさを、そしてフォワードの一部の方々はカポジのツラさを知ることができ、まさにwin-winの関係なのです。
   ところで今日は夏オフ明けのキックオフミーティングの日です。春シーズンはカポジをはじめとするいろいろな病気や怪我に苛まれた結果、東大ラグビー部の春シーズン最終戦が僕にとっての春シーズン初戦となってしまいました。しかし、夏シーズンこそは怪我をすることなく合宿を乗り切り、春シーズンにとった遅れをとりもどそうと、春シーズン最終戦からほのかに感じる肋骨の痛みを嚙み殺し、そう思っております。
   次は(たぶん)話したことがないですが、プロフィールを見る限り僕と同じく年上の女性が好きらしい、後輩の大石くんにバトンを渡そうと思います。

夏オフ[ラグビー部リレー日記]

 written by 上田 崇貴投稿日時:2016/07/17(日) 12:25


10分おきに心配性と楽観主義の波が交互に押し寄せてくる井上君からバトンを受け取りました、4年の上田です。井上君の言う僕の3つの誤診とは、去年の夏合宿の前十字靭帯損傷という診断(病院では損傷していないと言われた)、今年の春の難波君の手首は骨折はしていないという診断(実際には折れていた)、そしてつい先日のカポジ水痘様発疹症の診断(ヘルペスウイルスによる皮膚病で部内で大流行していたが、僕のは単なるイボだった)の3つのことでしょう。ちなみに、最初の診断に関しては、先日、いつもお世話になっているトレーナーの飯塚さんに実は僕の診断があっていたのではないかとの御言葉をいただいたので、密かに自信を取り戻しつつあります。

  さて、夏オフなのに試験勉強で全然遊べていない一部の部員に自慢するため、僕の素晴らしく楽しい夏オフ8日間の計画を紹介しようと思います。

  1日目はもちろん春シーズン終了コンパの次の日なので、前日徹夜することを考えて休息日としています。2日目から4日目は、広島に旅行に行き、日本三景の厳島神社を拝み、名物の牡蠣を食べ尽くします。5日目はクラスの子と江ノ島の海に遊びに行き、その夜実家に帰ります。そして6日目から最終日まで地元の友達と遊び、最終日の夜に東京に戻ります。完璧な計画でした。

  しかし、そんな完璧な計画が崩れたのは広島の旅先でした。水ぼうそう(水痘)が発症してしまったのです。調べたところ、水ぼうそうは、ヘルペスウイルスがもともと体の中に潜伏しており、体の免疫が弱くなると猛威をふるって発症するらしいです。そのせいで、旅先で病院に行くことになり、また海に行く予定や、地元の友達と遊ぶ予定もなくなり、実家でしんどくてずっと寝込んでいる毎日です。どうやら、このまま夏オフを終えることになりそうです。

  ここで、勘のいい人なら気付いているかもしれません。そう。僕の3つ目の誤診が、誤診ではなくなったのです(実際には少し違う病気なのですが)。これで、誤診という誤診は、2つ目の難波君の手首に関するものだけになりました。なので、引退するまでのちょっとした目論見として、何とかしてその2つ目の誤診もなかったことにできないかと必死に病床で考えている今日この頃です。



駄文を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。次は、そんなヘルペスウイルスに部内で最初にかかった、話題にことかかない2年生の浦山君にバトンを回したいと思います。よろしくお願いします。

鼻骨骨折整復術[ラグビー部リレー日記]

 written by 井上 啓太投稿日時:2016/07/14(木) 14:45



 先日、3,4年ほどやり続けたスマホアプリを全クリして虚無感に襲われているという同期の稲垣からバトンを受け取りました、4年の井上です。
 私はここ数年リレー日記で真面目な内容しか書いてこなかったので、今回は、4年間怪我が絶えない私が、今負っている怪我について書きたいと思います。痛みに弱い方は読まないことをお勧めします(笑)。

 
 6月25日に行われた定期戦vs明治大学に、私はスタメンとして出させていただいた。この試合の1プレー目で味方と顔面正面衝突をして鼻を強打したが、出血が止まらないだけで痛みがなかったので、試合はそのまま約80分間出続けた。しかし、試合後3,4日経っても腫れが引かず、鼻が曲がっている気もする。もしかしたら折れているのでは?と思い、鼻骨骨折経験者の後輩達に話を聞くと、彼らは口を揃えて、「その鼻は折れてますって(笑)鼻骨骨折だったら、手術がとにかく『えげつない』ですよ。」とのこと。痛みに弱く、怖がりである私は、その言葉だけで恐れ慄いていた。そしてその様子を見て楽しむ後輩達。
 その後輩達に強く促されるまま病院に行くと、診断は非情にも鼻骨骨折で、そのまま当日手術だと言い渡された。手術待ちの間、後輩に診断結果を報告すると、嬉々として、鼻骨骨折手術の体験談ブログや後輩自身の体験談を送りつけてくる。緊張のあまり、手術直前の私の脈拍は優に100を超えていた。
 
 そして手術の時間がやってきた。麻酔は局所麻酔で、鼻の外から2箇所に注射をし、鼻の内側には麻酔薬の染み込んだガーゼを鼻の奥に(喉の近くまで)3回も4回も突っ込まれる。これがまず痛い。無理やり海水を鼻から飲まされているような感覚。そして麻酔が効くまで5分ほど放置され、いよいよ治療開始。「痛いかもしれないけど、すぐ終わるからね~」と看護士さん。『痛い』という言葉に敏感になっている私は、緊張がピークに達した。フックのついた鉄製の棒のようなものを両鼻に差し込み、お医者さんが「いきますよ~」という。棒を入れられる感覚がやけにはっきりしている。麻酔がちゃんと効いているのか不安に思ったその瞬間、「メリッ…メリメリメリィ!!」という音が頭蓋骨に響き渡り、裂けるような痛みが走った。「あ…がっ…」と勝手に声が出るのと同時に、大量の涙がこぼれる。「あと3回ぐらいいきますね~」という言葉に心が折れそうになりながらも、3度の同じ苦痛をなんとか耐え抜いた。術後は、涙で目の周りがびしょ濡れだった。
 
 しかし、本当の地獄はここからだった。手術が終わり、家に向かっていると、眉間のあたりが異様に痛くなってきた。麻酔が切れてきたのだった。家に着く頃には頭全体が痛くなっていた。鼻を手術しただけなのに頭蓋骨全体に割れそうな痛みが響く。処方された痛み止めを飲んでも痛みは治まらない。インフルエンザや蜂窩織炎で40度超の高熱が出た時よりも遥かに辛かった。一晩中、文字通り頭を抱えながら耐え続けた。しかし、この苦しみも翌日には大分治まった。
 
 あたかも拷問を受けて死の淵を彷徨ってきたかのような表現をしてきたが、今では元気そのものであり、復帰に向けて尽力している最中である。自分が引退までは怪我なく過ごせることを、そして今後東大ラグビー部内で鼻骨骨折者が出ないことを祈って、このリレー日記を締めたいと思う。
 
 
 
 次は、医者の卵ながら、3度にわたる誤診で部員からの信頼を失いつつある同期の上田にバトンを回したいと思います。

 

息抜き[ラグビー部リレー日記]

 written by 稲垣 雄貴投稿日時:2016/07/13(水) 22:53

伊藤くんとは実はまだあまり絡みがないので、センターパートとしてこれから仲良くなりたいと思っている4年の稲垣です。

今年度はこのリレー日記の更新順がしっかりと管理されており、早くも今年2回目が回ってきた。シーズンの初めは気合の入った文章を書かせていただいたが、勝利で春シーズンを終え、開放的で気分のいい夏オフの今は少し気持ちを緩め個人的な趣味について書きたいと思う。

私は音楽を聴くのが好きだ。特に電子音を含まない、アコースティックギターやドラムだけで構成された曲は、聴いていて気分が良くなる。エフェクターのかかっていないギターの音は、ピックと弦がぶつかる音だけでも心地よく感じる。普段激しい練習を繰り返し、WTもしつつ(勉強もしつつ)忙しく過ごす毎日の中で、こう言った音楽を聴くのはいい息抜きとなっている。実際この夏オフ中にも動画サイトでアンプラグドな曲を漁っている。だが、時には聴いてリラックスするだけでなく、そういった曲を演奏し、音楽に浸かってみたいとも思う。斉藤和義の弾き語りを聴いてはあんなオヤジになりたいと憧れ、藤原さくらを聴けばあんな女の子に出会ってみたいと思ってしまう。憧れるにとどまらず、ギターの弾き語りを練習したりもしている。

何が言いたいのかというと、私はラグビー以外にもやりたいことがあるのだ、ということだ。
きっとそんなことは同じ大学生のラガーマンからトップリーガーから果ては世界のトッププレーヤーにいたるまで、当たり前のことなのだろう。ラグビーしかしない生活なんてありえない。(と思う)
最後の1年だからと言って私は我慢なんてしたくないので、趣味にも時間を割いていきたいと思っている。誰かがリレー日記に書いていたことが、息抜きをしなければ全力のパフォーマンスなんてできないと思う。だからWTのない日くらい楽器屋に向かうし、積極的にカラオケにも行くつもりだ。
最後は結果を出して、その行為を肯定してやればいい。

次は、その優しさゆえに同期からも後輩からも愛され、いじられ続ける4年の井上にバトンを回します。

先輩[ラグビー部リレー日記]

 written by 伊藤 光一投稿日時:2016/07/12(火) 04:13

一緒に試合に出た時に頼りになる存在の3年の石川さんからバトンを渡されました1年伊藤です。今回は、恐縮ながら、入部して間もない僕から見たラグビー部の先輩方の印象を書かせて貰おうと思います。

まず、4年生の先輩方について。
4年生全体の印象としては、とても真面目な人が多く、ラグビーに真剣に向き合ってる人が多く、親切な方が多い印象です。ですが、やはり3年の差は大きいのか、普段2年生や3年生に注意された時に比べて、4年生の先輩に注意された時は正直かなりガチでビビってしまいます。しかし、4年生にはプレー面や生活の事など教えてもらいたいことがたくさんあるので、ビビらずに今後はガンガン絡みに行って今年のうちに全員と仲良くなりたいと思います。

次に、3年生の先輩方について。
3年生の先輩はあまり喋ったことがない人が大半で、まだあまりわからないです。ただ、日々、小寺さんが僕の事を愛してることを感じてます。これからは、他の先輩方にも僕の魅力を伝えていきたいと思います。

最後に、2年生の先輩方について。
2年生は個性の強い人ばかりで、皆さんとても面白く、楽しい学年の印象です。1年差なのもあり、とても絡みやすいので、少しは仲良くなれたかなと思います。特に、望月さん、三浦さん、浦山さん、江崎さん、芝村さん、清水さんあたりには気に入ってもらえたように思います。ですが、その他の人の僕の印象がまだ今ひとつのように感じるので、これからはその人たちと仲良くなることを最優先事項として生活していきたいと思います。

次は、僕がプレーヤーとして密かに目標としている4年生の稲垣さんにバトンを回します。
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