ブログ 手島 潤哉さんが書いた記事

チーム愛[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2020/12/19(土) 22:37

同クラで同じ部活、同じ未経験でのスタートで帰る方向も同じ。たくさんの「同じ」が重なっている池田からバトンを受け取りました、1年の手島です。
「同じ」が多い中、僕が時空をゆがませたせいで歳は違い、池田は時々手島のことを「パパ」と呼んでそのことをいじってきます。でも、それを許せるどころか、そのいじりに乗って親目線で可愛がってしまうほど可愛いのが池田です。良い紹介を書いてくれたのでお返しですが、池田はとてもカッコいい人です。「できないことがあるのが嫌い」と話してくれたことがあり、練習中にできなかったなと思うことがあるとすぐにジュニコや先輩、同期の経験者にアドバイスを求めに行っています。ただ、蝶々結びは練習してもうまくならないままのようで、やはり可愛い人です。



もうすぐ、4年生の最後のリレー日記の更新が始まる。前回のリレー日記にも書いた通り、僕はこのリレー日記がとても好きで、昨年の4年生の最後のリレー日記も全て遡って読んでいる。今年はイレギュラーな年で僕が入部したのは9月下旬であるから、今の4年生との思い出は足りないけれど、先輩方がどんな言葉を残して最後の試合を迎えるのかが楽しみなのである(ご本人に伝えられたことはありませんが、手島が密かに憧れていて、前回とても素敵な日記を書いていた山口さんの更新は特に楽しみにしています)。

4年生。

3年後、自分はどんな4年生になっているのだろう。そもそもラグビー部にいるのだろうか。本当に恥ずかしいことだが、僕は部活を最後までやり遂げたことがない。中学のテニス部は、同級生同士の喧嘩に巻き込まれることが面倒臭くなって、逃げるように幽霊部員になり、最終的に辞めてしまった。高校のバレーボール部も、先輩とうまく付き合うことができず、部の雰囲気に馴染めないまま1年で辞めてしまった。高校のバレー部に関しては、他にも理由があるのだが、中高どちらも人間関係に問題を抱えて退部を選択したのである。

人付き合いが得意なふりをしているけれど、本当はそんなことはない。クラスに話せる友達がいないある同期をいじっているけれど、本当はいじれるような立場ではない。人間関係はどちらかと言えば苦手分野で、すぐに疲れて一人でいることを選んでしまいがちだ。

同期は本当に良い人ばかりでこんな手島とも仲良くしてくれているし、先輩も本当に優しい先輩しかいない。だから、東大ラグビー部は続けたいと思っているし、続けられるとも思っている。部の雰囲気が、部活恐怖症とも言える僕の背中を押したのだから。それでも、人付き合いに疲れて逃げたくなってしまう日が来るのではないかと怖いのである。

では、どうすればこの恐怖は消えるのか。

今までの人生を振り返りながら考えて、2つの答えにたどり着いた。1つ目は、自分の好きな自分でいることである。周りの目を気にしすぎて自分の好きな自分でいられなくなると、苦しい。だから、自分には正直に生きていたい。だが、ありのままの自分をみんなが好きでいてくれるほど自分は魅力的な人ではない。そこで出てくるもう一つの答えが、仲間を好きでいることである。他の人がみんな同じかはわからないが、僕は、自分のことを好きでいてくれる人のことは好きだ。自分の居場所を居心地よくするために、仲間に自分を好きでいてもらうために、まずは自分が仲間を好きでいたい。好きな人と一緒にいる時間が疲れる時間になるはずがないから、これが解決策であることは間違いなさそうである。

ここまで書いてきて、2021年の目標を決めた。それは、チーム愛でチームNo.1になること。チーム愛で4年生に勝つのは難しいだろうが、この目標を胸にチームのために動ける人になりたいと思う。



恐怖と真剣に向き合い、来年の目標も決まったところで今回の日記は終わりにします。普段あまり言葉にしないような気持ちを書いたので、うまく伝わっているか不安ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


次はS&Cで大変お世話になっているあきらさんにバトンを渡します。
同期が「手島は怖い」と言いすぎるせいで、あきらさんにも怖がられていそうなのが少し残念です。同期が言うほど怖くないので、安心してください。
 
 

最初の一歩と最後の一歩[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2020/11/18(水) 16:13

優しい先輩ばかりなので1位を決めるのは難しいですが、確実に優しい先輩No.1候補である國枝さんからバトンを受け取りました、1年の手島です。
初めて見学に来た日も、入部したばかりでどうすれば良いかわからなかった時も、フィットネスできつそうにしていた時も声をかけてくださって、國枝さんにはいつも助けられています。1年生の中で来年の1番怖い先輩候補にされてしまっている手島ですが、國枝さんのような優しい先輩になれるよう頑張ります。

と、バトンをもらう相手の紹介を書いて、ついにリレー日記を書く側になったのだなと感じます。僕はこのリレー日記がとても好きで、ラグビー部に入ることを考え始めた頃から、ずっと読んできました。今までは読むだけだったのに、もう書く側の人になった。先日、部の正装を着て試合会場に行った時にラグビー部への仲間入りを強く感じましたが、今、それと同じくらいラグビー部に入部したことを実感しています。

今回は記念すべき(?)初めてのリレー日記なので、僕の入部までの最初の一歩と最後の一歩について書きたいと思います。


僕のラグビーとの出会いは2019年W杯である。もちろんその前からラグビーという競技は知っていたが、初めてちゃんとラグビーを観たのはその時だった。当時浪人生だった僕は、大会開幕当初は全く興味を示していなかった。日本がアイルランドに勝利してラグビーブームが加速し、さすがに話題についていけないとまずいと感じたので、サモア戦から観始めた。この日が僕の人生の分かれ道になった。一瞬でラグビーの虜になったのである。
その日から、僕の浪人生活にラグビーが入ってきた。入試直前期にピリピリして傷つけてしまうことが怖くて、必要以上に友達付き合いをしていなかった僕は、TVerが1番の友達だった。昼ごはんはいつもTVerでドラマを観ながら一人で食べていたのだが、このドラマがW杯の試合に変わったのである。2日で1試合で、週に3試合。これを数週間続けたからそれなりの数の試合を観たはずだ。簡単なところまでしかルールを知らなかったけれど、本当に面白くて、毎日の楽しみになっていた。観ているうちに「ラグビーをしてみたい」という気持ちが芽生えた。気づいたらスタート地点に立っていた。

スタート地点に立ったものの、一歩目を踏み出す勇気はなかった。ラグビーは未経験だし、高校でまともに部活をしていなかった自分には大学でラグビーをすることはできないと思って諦めていたからだ。どんな大学生活を過ごしたいのかが決まらず困っていた時に、最初の一歩を踏み出すきっかけを与えてくれた人が現れた。僕の上クラで2年スタッフのゆきさんである。

「バレーボールやってたならラグビー部でも大活躍できると思うんだよね!」

バレーボールでの経験がラグビーに生きるとは思えず、かなり強引な勧誘だなとは思ったが、とても嬉しかった。「勧誘されたから」という口実で、とりあえずラグビー部を候補に入れられるようになったからだ。もし身の程知らずだと思われても、勧誘のせいにすれば良い。格好悪いかもしれないが、こうして「保険」を手にしたことで最初の一歩を踏み出すことができた。ゆきさんがいなかったら今ここにいなかったと思うので、ゆきさんには本当に感謝しています。ありがとうございます。
(ちなみに、ゆきさんは下クラから未経験のプレーヤーを2人入部させたという実績があり、今年の新歓MVPなのではないかと個人的に思っています。)


それから何人もの部員から話を聞き、オンライン新歓イベントに参加し、SNSやHPをチェックして、ラグビー部のことを知っていった。9月になると、対面での新歓が可能となり、体験練習や見学を通じてラグビー部に入りたいという思いはどんどん強くなった。もう入らないという選択肢はない、そう思っているのに最後の一歩がまた踏み出せない。未経験の僕にもやりたいと思ったことに挑戦させてくれる環境があって、先輩も先に入部していた1年生も良い人ばかりで、朝も起きようと思えば起きられるようになっていて、心配事は何一つなさそうだったのに、最後の一歩が踏み出せなかった。
何が心に引っかかっているのか、何日も考えたけれど、わからない。わからなかったけれど、入るか入らないかを考えているうちに、「やりたいと思ったことを諦めたくない」と思うようになった。思えば今まで生きてきた中で、やりたいと思っていたのに諦めてしまったことがたくさんある。でも、最後の学生生活までそんな後悔で塗りつぶしたくない。そう思ったら、最後の一歩を踏み出すことができた。

結局入部から1ヶ月半経った今も、最後に何が引っかかっていたのかわからないままだけれど、あの時諦めなくて良かった。まだまだ始まったばかりだけれど、自分の限界を自分で決めず、諦めないことを大切にラグビー人生を歩んでいきたいと思う。


感謝するべき人への感謝と、決意表明のようなものが書けたところで、今回のリレー日記は終わりにしようと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次はバナナとあんぱんといえば、の杉井さんにバトンを渡します。
杉井さんは部員のSNSをよく見ていて、情報収集能力No.1だと聞いているので、杉井さんにネタにされないようSNSでの発言には細心の注意を払いたいと思います。
 
 

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