ブログ 礒崎 竜之介さんが書いた記事

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令和のファーブル[ラグビー部リレー日記]

 written by 礒崎 竜之介投稿日時:2022/10/23(日) 22:25

4年スタッフのゆきさんからバトンを受け取りました、2年の礒崎です。ゆきさんは法学部の先輩で成績優秀なので、卒業するまでに法学部のテストを乗り切るコツを教えてもらいたいと思います。

今回は、僕が最近ちょっとした隙間時間に見ている動画を紹介したいと思います。それはいわゆる「生物観察系ユーチューバー」の「おーちゃんねる」による動画です。このチャンネルを見始めたきっかけは、スーパーで買った瀕死のエビを水槽に入れて生き返らせる動画です。この人はすごく生物を愛しているんだなと感じたとともに、奇跡的に生き返ったエビを見て喜びながらも、「ちゃんと世話をして死んだら食います。もったいないので。」という言葉を発するサイコパス感が絶妙でハマってしまいました。どの動画も10分程度で終わるので忙しくても気軽に見られます。

おーちゃんねるの魅力を少し語らせてください。まずはその規模の大きさです。彼は自宅でカマキリやスズメバチ、アリの巣などから、エビやカニなどの魚介類、そしてヘビやカエル、カナヘビなどの爬虫類を買っています。中には最近新たな採集が禁止されたようなレアなものもいるそうです。

さらに、彼はこれらの餌になるようなコオロギやゴキブリなどを飼育しています。そして食物連鎖の底辺にあるその餌たちは生き物の死骸を餌とします。カマキリやハチが死んだり、街でセミが死んでいたりするのを見つけ、その死骸を餌たちが蠢く容器に投入する様子は鳥肌ものですが、なぜか見入ってしまいます。虫が虫を食う映像に惹きつけられる感覚はなかなか言葉にしづらいのでぜひ「大量のスズメバチの中にカマキリを放り込んだらすごいことになった」という動画を見てみてください。増量メンツはこれをみて食欲がなくなったら大変なので昆虫が苦手な人は気をつけてください。

そして、一番の魅力は彼の生き物愛です。彼は生物採集のために山を買ってしまうほど生き物好きで知識もとても豊富です。上でサイコパスと言ってしまいましたが、実験的にショッキングなことをしていてもテーマになっている生き物に関する説明はとても詳細にしてくれます。特にカマキリから寄生虫のハリガネムシを色々な方法で取り出す動画はなかなか刺激的ですが、解説から彼の昆虫愛がよく伝わってきます。ハリガネムシに寄生されたカマキリは弱って地面や水場の近くに降りてくるそうです。今日ラグビー場の人工芝で這っていたカマキリもハリガネムシに寄生されているのかな、と思って見ていました。

生き物が好きな人には一度見てほしいです。おーちゃんの喋りも上手いので見ていて飽きないと思います。ラグビー部には虫を見たら無差別に殺してしまう輩がいるので一度おーちゃんねるを見て虫の面白さを知ってほしいと思います。

次は4年の財木さんにバトンを渡します。以前駅で財木さんが前を歩いている人の落とし物に気づいて急いで渡しに行っている所をみて、かっこいいなと思いました。國枝さん以外からモテる秘訣教えてください。

 

5年後[ラグビー部リレー日記]

 written by 礒崎 竜之介投稿日時:2022/06/01(水) 18:58

4年の後藤さんからバトンを受け取りました礒崎です。ごたつさんはラグビー未経験からのスタートらしいですが、大きな怪我なくいつも試合に出てハッスルしているので、怪我ばかりしている自分は情けないと思いつつ、いつも刺激を受けています。僕もごたつさんと一緒にプレーできるように頑張ります。

私事ですが、離れて暮らす姉が先日入籍したそうです。姉とは5歳差なのですが、今の時代結婚年齢には個人差があるとはいえ、今の僕にとっては5年後の未来として結婚は想像もできないことなので、見えない将来に対する漠然とした焦りや不安を感じながら最近過ごしています。

5年という年月はとても短く感じました。中学3年生の頃の思い出などつい最近のことのように思い出せるですが、気づけば自分もあと一年足らずで成人式を迎える年齢になり、大学の卒業も遠くないなと思います。すると、もっと早くに就活という壁が待ち構えていることが実感されます。

実家は千葉で、駒場からそう遠くはないものの東京で一人暮らしをさせてもらっていることもあり、これ以上親に迷惑はかけたくないので、就職のための留年などはせず、来年から本格的に就活をスタートさせるつもりです。ラグビーに関わる時間以外は大学の勉強をそこそこやり、あとは自分の好きなようにする今の生活は快適そのもので、それを終えるのには強い抵抗がありますが、そろそろ重い腰をあげて自分を磨くことから始めようと思います。

まずは毎日新聞を読む(こんなこととっくにやっているよという大学生もおそらく多いのでしょう)、英語は色々と役立つと思うので英語力を落とさないようにする、などといったことから始めてみます。

終始独り言のような感じになってしまって恐縮ですが、この場で公言すれば少しは自分を律することができる気がしたのでこの場で決意表明させてもらいました。もちろん、早く怪我を治して試合に出たいという気持ちは一番にあるので、ラグビーの方も引退まで残された時間は長くないと思って全力で燃焼していきたいです。

次は今年も新歓で活躍していた3年の関戸さんにバトンを渡します。入部式の時、スラックスや革靴が手元になかった僕に正装を貸して下さった時は本当にありがとうございました。
 


 

フェンシング[ラグビー部リレー日記]

 written by 礒崎 竜之介投稿日時:2021/09/04(土) 16:32

怪我明けから早速Aチームとして活躍している強人西久保さんからバトンを受け取りました、一年の礒崎です。西久保さんが言っていたゲームは、実は「鬼ドリブル」というスマホゲームです。ひたすら目の前の敵を避けて進んでいくだけという、いわゆるクソゲーなのですが、相手のスペースを見つけ、集中力を切らさないことが大切なことを踏まえると、このゲームにもラグビーに役立つところがあるかもしれません。皆さんもぜひ暇のお供にどうぞ。

ラグビーの古豪である本郷高校出身の僕ですが、高校時代はフェンシング部に所属していました。フェンシングは、オリンピックの団体競技で日本が金メダルを獲得したことから、今注目が集まっているスポーツではないでしょうか。

フェンシングにはフルーレ、エペ、サーブルの3種目があります。日本が金メダルを獲得したのはエペです。競技によって、剣で刺せば得点になる有効面や剣の形状が異なり、相手との駆け引き、素早い動きや剣さばきに魅力があります。

最後の1年は新型コロナの影響で部活ができず、活動内容も比較的自由な部活で、フェンシングを窮めるという段階までは到底至らず、多くの日本人と同様、知っている選手は太田雄貴さんくらいなのですが、高校2年間のフェンシング経験がラグビーにどう活きるのか考えてみました。

ラグビー選手とフェンシング選手の体格、動きに全く共通点がないことからも推察できるように、結論としては、活かせることは少ないと思います。しかし、個人戦ならではの勝負所での集中力や瞬発力は多少なりとも鍛えられ、今後ラグビーをする上で活かせるのではないかと思います。

明日はついに一年生の試合です。高校でラグビーをやっていない僕にとっては4年ぶりの試合となります。期待や楽しみ、という気持ちよりは不安や緊張の方が大きいのですが、「鬼ドリブル」やフェンシングで培った能力を武器に、とにかく思い切ってプレーしたいです。

次は、いつも体を張ったプレーをしている松元さんにバトンを渡します。いつかは僕も松元さんのような「強く当たれて走れる」プレーヤーになりたいと思います。
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2025年1月

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