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エンドロール[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2023/04/16(日) 01:49

部下の一木からバトンを受け取りました、上司の(4年の)手島です。
同期から「手島は後輩と仕事の話しかしない」と言われたことがあり、きっと今もその傾向が強いのだろうと反省しているので、4年生の1年間は後輩とプライベートな話もたくさんしたいなと考えています。何でも話せる上司になりたいものです。
4月15日は一木の誕生日ですね。おめでとうと書こうとしたら、日付が変わっていました。おめでとうございました。素敵な1年にしてください。まずはゲームキャプテンとして出場する今日の試合を応援しています。


先日他大のスタッフの方とお話しする機会があり、東大さんのリレー日記は全部読んでいますよ~と言われました。今までは「日記」という体で自分の内に秘めた気持ちを自由に綴り、それを世に公開するというスタンスで書いていましたが、新入生も読んでくれているかもしれないので、今回は「ブログ」として、読んでくださる人を意識して書いてみようと思います。


突然ですが皆さんは“はらゆうこ”さんをご存知でしょうか。
すぐにピンと来た人とはとても仲良くなれそうな気がします。部員だったらぜひ直接声をかけてください。直接お会いしたことのない読者の方は、よろしければコメントをください。

ハラボー?サザン?音楽の話?と思った方がいるかもしれませんが、僕がここで紹介したいのは“原由子”さんではなくひらがな“はらゆうこ”さんです。

そう、僕がここで紹介したいのはフードコーディネーターのはらゆうこさんです。
テレビドラマのエンドロールで漢字がたくさん並んでいる中、少し目立つひらがなの名前に気がついている人は地味に多いのではないでしょうか。あ、確かに見たことあるかも…!という人とも仲良くなれそうな気がします。エンドロールもちゃんと見る人が僕は好きです。

名前は知っているけど、何をしている人?という人と、今初めて知った、という人がほとんどでしょう。

「ドラマや映画のお仕事では基本的に、劇中に登場するメニューの開発から材料調達、当日の調理や盛り付けまで、“食に関するすべて”を担当します」
引用元:https://news.line.me/detail/oa-shujoprime/b7786ab1a249
(とても面白いのでリンク先のインタビュー記事もぜひお読みください)

フードコーディネーターの仕事は作品の中の食に関するすべてです。なんと大変なお仕事なのでしょう。
そして、はらゆうこさん以外の方がフードコーディネーターをしている作品もありますが、この仕事は「圧倒的はらゆうこ」というくらい数多くの作品を手掛けています。1つのクールで10本以上の作品に関わることもあるそうです。体は一つしかないのに、どうしているのだろうと気になるところですね。直接お話を聞ける機会があったら聞いてみたいものです。何かの間違いでこのリレー日記を読んでくれないかな、なんて考えてしまいます。


重度のドラマオタクである僕が、俳優でも脚本家でもなく、フードコーディネーターというコアなお仕事を紹介した背景にはこんな体験があります。

少し前にあるドラマを観ていた時に、ご飯を食べるシーンで強い違和感を覚えました。10秒戻してその違和感の正体を確認します。いや、そこまでするのはさすがに引くわ、と思う方もいらっしゃるでしょうが、細かいところまで気になって観てしまうドラマオタクをどうかお許しください。
で、戻してすぐにその正体がわかりました。テーブルに並べられたのはthe 和食というメニューなのに、左手にお味噌汁、右手にお茶碗があるのです。彼のために一生懸命作った、品数も多い手の込んだ和食に、その並べ方はまさにチグハグです。

エンドロールで答え合わせをすると、その作品にはフードコーディネーターがついていないのです。誰が作って、誰が盛り付けをしてテーブルに並べたのかまではわかりませんが、とにかく食のプロフェッショナルがした仕事ではないのでしょう。その時、フードコーディネーターの仕事って偉大だなと感じました。私たちがドラマを観ている時、役者の演技だけを観ているわけではなく、気づかないうちにエンドロールにしか登場しない誰かの小さな仕事まで観ているのです。


その「ドラマ」は、東大ラグビー部においても同じことが言えるように思います。


スタッフというポジションは、試合に出てグラウンドで闘う15人にはなれません。応援に来てくださる方も、試合で見るのは選手ばかりでしょう。たまにビデオを撮っている弟を見に行こうかななんて言う変わった姉もいますが、東大ラグビー部という作品において、役者はやはり選手だと思います。

スタッフはその東大ラグビー部という作品のスタッフです。作品の成功のために、練習が滞りなく進められるように準備をし、選手一人一人と向き合ってより良いパフォーマンスができるようサポートし、試合の日にはその運営で裏から支えます。その過程にはいくつもの気づかれない仕事があり、決してそんなはずはないのに当たり前だと思われているなと感じることもありますが、スタッフはそれを誇りに思って良いのだと思います。スタッフの仕事はできていない時に違和感を与えるものであって、気づかれないということは問題なくその仕事ができている証明になるからです。東大ラグビー部というドラマもやはりエンドロールにしか登場しないスタッフの小さな仕事がなくては成立しないものだと考えます。

入替戦出場、対抗戦A昇格というシーンを想うと、今している仕事の1つ1つがそのシーンに繋がる大切なものだと感じ、ワクワクします。そのシーンが少しずつ近づいているからなのか、最近「今が1番楽しい」を更新し続けています。今、部活が楽しくて仕方ありません。エンドロールに自分の名前が載るこの作品が、ハッピーエンドであることを願うばかりです。


胸が熱くなるような数々のドラマを裏で支え、そしてそのドラマを1番近くで見られるポジション。東大ラグビー部のスタッフとはそんなポジションです。やりがいは?と聞かれたら一言では語り尽くせないほど、やりがいに溢れています。選手もスタッフも、1人でも多くの新入生が入部し、一緒にそのドラマを作っていけることを楽しみにしています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
きっとスタッフそれぞれに、“私なりのスタッフ像”があると思います。あくまで手島なりのスタッフ像として受け止めてください。


次はタイで育ったももかちゃんにバトンを渡します。
物心ついた時から大学に入る少し前までずっとタイに住んでいたので、日本で初めてのものに触れて驚いている姿が可愛いです。この冬は東京でほとんど雪が降らなかったので、来冬こそ雪を直接見られたらいいね、と思います。
 

手をつなぎながら/私は私[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2022/11/29(火) 13:40


同期の安富からバトンを受け取りました、3年スタッフの手島です。
スタッフに転向してからも体は鍛え続けようと、エニタイムに所属し続けているのですが、授業と練習時間外のスタッフ業務で忙しく、ほとんど行けていません。お金を溶かしているに近い状況なので休会しようか、勿体無いから行かなきゃと思える環境に身を置こうかというのが最近の悩みです。いやいや、本物のトレーニーは時間を言い訳にしないって話ですよね。反省します。大学に入ってせっかく見つけた好きなことなので、引退後は何らかの形でまたプレーしたいと密かに思っています。余裕がある時にスクラム教えてください。

自分の話ばかりで紹介が遅くなりましたが、最近グラウンドの外から見ていると、安富ってカッコいいなと感じます。あまり誉めるとすぐ調子に乗りそうなので、深くは書きません。


さて、諸事情(詳しくは読み進めてください)により1年ぶりのリレー日記更新なので書きたいことはたくさんあるのですが、まずは本来なら5月にバトンを受け取って載せる予定で書き上げていたものを成仏させてください。

テストに落ちこぼれそうで凹み
何回も学校辞めたくなった
心のロッカー片付け
今すぐ帰りたくなったけど

ぎゅっと手をつなぎながら
道に迷わないように
前へリードしてくれた
同じ夢を持つ友よ


こんなに今の自分に刺さる歌詞はあるだろうか。
「手をつなぎながら」という曲の2番のサビ前からサビの前半の歌詞である。

昨年末から、自分の体調、学業の成績、将来への不安、上級生になることへの準備不足、自転車操業のような余裕のない日々、祖母との別れ、コロナ…本当にたくさんのことが積み重なり、それまでの生活が嫌になって、部活を手放そうとした。間違いなく時間的余裕は生まれ、代わりに勉強する時間と自分の望む「ていねいな暮らし」が手に入ると考えていた。

悩めば悩むほど体調が悪くなり、常に吐き気があって思うように食べられなかったり夜眠れなかったりするようになった。もう部活を辞めた方が良い、きっと自分にはそれが一番正しい選択だと思って同期に打ち明けたあの日、あるメッセージをもらった。

「俺の勝手だけど、なんとか残る道を探してほしい」

自分はチームにとって必要のない存在だと思ってしまっていたから、必要としてくれる人の存在がとても嬉しかった。どこまでも深く。そして、自分が手放そうとしていたものは「部活」の2文字だけでは片付けられないもっともっと重くて大きなものだったことに気がついた。

何週間もかけて悩んだ末に出した答えだし、誰に引き止められても気持ちは揺らがないと思っていたのに迷ってしまったが、それも無理はない。自分の周りにはこんなに素敵な人がいたのに誰にも相談せず一人で決めたからだ。その日から同期や先輩に相談し、もう一度考え直した。休んでいる間に周りはどんどん強く逞しくなって、前が見えないところまで置いていかれてしまっていたし、自分の咳喘息を考えるとこのチームでまたプレーをすることは現実的ではないと思い、スタッフに転向することを考えた。他のスタッフがどういうモチベーションで活動しているかはわからないが、自分を優先して一度辞めようとした自分には「自分のために生きる人生と人のために生きる人生どちらが幸せか」なんて問いが生まれてくる。フィロソフィーだ。

結論から話すと、後者の方が幸せだと思ってスタッフとして残る道を選んだ。人のために何かをしている自分が好きで、自分のためより人のための方が頑張れる自分がいる気がしたからだ。ネガティブになりきっていたからこそ、好きな自分でいられる道を選んだ。きっと辞めたら心のどこかで自分を責めてもっと自分を嫌いになってしまうと思ったから。

某予備校でアルバイトをしていた時、第一志望に受からなかった担当の生徒に「自分が進む道を正解だったと思えるように進めば、いつかきっと正解になるよ」なんて言葉をかけたが、そういう自分は同じ状況で同じ言葉をかけられても前を向けるほど強くないんだよな、無責任な言葉だったなと思ったことを思い出す。でも、今だけは、ここだけはそう思って前に進めるように強くなりたい。周りのみんなに負けないように強くなりたい。そして、あの時の自分の言葉に責任を持てるようになりたい。


何より大事な仲間のために、そして好きな自分でいるために、ラグビー部人生第二章、スタッフとして頑張りたい。みんなと同じ夢を持ち、その夢を一緒に叶えたい。


いつか汗や涙も
光る思い出に変わる
だから頑張って行こう
共に声掛け合って
卒業をする日まで


お読みいただきありがとうございました。
ちょうど自分の中で答えが決まっていて、少しずつ体調を回復させていたリハビリ期に書いたものでした。部活復帰そしてスタッフ転向のタイミングで説明すべきだったことを、他学年には説明できていなかったので、この日記を説明とさせてください。特に、しれっと現れた元プレーヤーの先輩に戸惑いながらも優しく接してくれた1年生のみんなには感謝しています。さらにその中でも、他の1年生も話しかけやすい雰囲気を作りたいからという本当なのか嘘なのかわからない理由で、会って1週間で「じゅんちゃん」とか「てっしー」とか呼んでくれた彦人には感謝しています。ありがとう。

半年前に書かれた文章が成仏できたところで、ここからは今書きたいことを書きます。
 

先日、ある先輩が「てっしーは女子スタッフだからな」と言っていたことを知らされた。男子スタッフがすべき仕事と女子スタッフがすべき仕事がはっきり分かれているとは思わないし、この多様性が認められ、ジェンダー平等が謳われている時代に古い考えの持ち主なのかなと思いもしたが、自分の知る範囲の歴代の男子スタッフがしてきた分析、レフリー、S&Cの仕事はどれもしていないから、そう言われるのも仕方ないのかもしれない。

その先輩が何を考えてそう言ったのかは知らないが、その言葉はスタッフとしての今の自分を考えるきっかけになった。

遡ること約半年、スタッフに転向することを自分の中で決め、スタッフ長のあしゃさん(谷田さん)と面談をした時に、プレーヤーからの信頼を勝ち取るのはかなり難しいし、私は4年になっても自信がない時がある。これって私じゃなきゃいけない理由がないなって思うことがある。3年の途中からスタッフになるなら周りの何倍も頑張らないと無理だよ。そんな話をしていただいた。

スタッフの先輩後輩の話を聞いたりリレー日記を読んだりしていると、「自分でなければいけない理由」、言い換えるなら「自分にしかできないこと」がプレーヤーからの信頼を得ているかどうかの一つの指標であるように思える。

今している部の仕事はいろいろあるが、どれもが専門的な知識を要するものではなく、やろうと思えば誰にでもできるものも多い。今シーズンは僕がスタッフに転向する前からスタッフ組織が回っていて、僕が何か新しいことを始めたわけではないから、今僕がしている仕事は全て「誰かがしていたこと=他にできる人がいること」なのである。仕事内容を見ると、「自分にしかできない」とは程遠い。

では仕事の量はどうだろうか。一つひとつはそれほど大きくないが、いろいろな仕事を抱えている。しかし、自分よりもたくさんの仕事をしているスタッフは周りにたくさんいるし、その多くの人が平然とこなしている。あれもしなきゃ、これもしなきゃ、それもできていない…といつも忙しそうにして周りまで不安にさせる自分とは大違いで情けなくなる。
何かしらの期限に追われ続けていることを思えば決して仕事は速くないし、仕事が丁寧と誉められたかと思えばその後すぐにミスをしたり、今日はうまくできなかったなと反省することが多々あったりと、仕事の質も高くない。

仕事の内容、量、速さ、質、何をとっても「自分にしかできないこと」を感じられず、まだまだだなと感じる。先輩スタッフに「スタッフ組織に欠かせない人物になっている」と言ってもらえたり、後輩スタッフに「スタッフに転向してくださって良かった」と言ってもらえたりしたが、これらはスタッフからの言葉であり、プレーヤーからの信頼はまだ得られていないというのが半年経った今の結果なのだろう。
(このような形で引用をしましたが2人の言葉をネガティブに捉えているわけではありません。スタッフからの信頼は間違いなくプレーヤーからの信頼への通過点ですし、自分を肯定させてくれるありがたい言葉です。読んだ時の嬉しさを今も鮮明に覚えているくらい嬉しい言葉でした。)

元々半年で得られるほど簡単な道のりではないと知っていたから、認めてもらえるよう頑張るだけだと思うのだが、何か一つでも「自分にしかできない」を見つけたくて、いろいろ探してみる。

そこで見つけたのが仕事のやり方だ。仕事のやり方と言っても形式的な話ではなく、自分には自分のやり方があるというものに近い。仕事のやり方を考える上で、武器になりそうな自分の性格をあげてみる。

①優しい
自分から言う言葉ではないかもしれないが、自分は優しいと思う。「優しい」にもいろいろな意味があると思うが、困っている人を見ると放っておけない、人のために動くことができる、人に寄り添うことができる、そんなところだろうか。街で体調が悪そうな人を見れば「大丈夫ですか?」と声をかけずにはいられないし、誰かがピンチの時は助けて、支え合いながら生きていこうと、綺麗事のように聞こえるかもしれないが本気で思っている。悩みやすい性格だからこそ、誰かの悩みに寄り添うことも得意だ。同期や後輩に相談されたら誰よりもとことん付き合ってあげられる自信がある。
プレーヤーもスタッフも、全員が心地よく活動できる環境を作りたいし、チームの強化には一見繋がらないそういうことも、どこかで強化につながる時が来ると思う。1番優しくチームのために動けるスタッフでありたい。

②怖さ
夏合宿中に、青山先生から怖い人がチームに1人いないとチームは強くなれないという話をしていただいた。そしてそのポジションになってほしいという話もしていただいた。過去にいくつかの“怖い”エピソードを生み出してしまっており、怖い怖いと言われるたびに納得し難い気持ちになっていたが、その日を境に怖さも必要なのだと思えるようになった。規律を守る強いチームになるために怖い人でいることは、他の人にはなかなかできないのだろう。「1番優しくて1番怖い人」は「自分にしかできない」に近いかもしれない。

③オタク気質
これは一スタッフとしてというより、来シーズン担当する広報責任者としての武器だ。広報セクションの仕事は東大ラグビー部の魅力を世に発信していくことだが、魅力を発信するというのは思ったよりもずっと難しいものだと思う。何かを人に薦めるとき、その人がその対象を本当に好きでなければ、そのおすすめは相手に響かない。そう考えた時、広報の仕事はオタク気質な自分に向いているなと思う。誰よりもチームを愛し、最近の「好き」とほぼ同じ意味として使われる「推し」ではなく、文字通り、言葉通りに「推し」ていきたい。今以上にたくさんの方から応援してもらえるチームにしたい。


もちろんたくさん学んで専門的な知識や技術を身につけ、仕事の内容、量、速さ、質、どれをとっても代わりのいないスタッフになるための努力を続けるが、私は私、自分しか歩けない道を歩いていきたい。
 

半年前に同期の前で「少しでも早くみんなに認めてもらえるようなスタッフになりたい」と決意表明をした時、橋野が「そんなに焦らなくていいよ。手島は手島のペースでやれば」と言ってくれたのを思い出します。その言葉に救われて今の自分がいます。残り1年と少し、自分らしく進んでいきます。
(橋野のこんなに素敵な面を知っている他学年はあまりいないと思うので、あえて最後に書きました。これからチーム全体をよく見て、もっとチーム全体のことも一人ひとりのことも知っていき、自分しか知らない好きなところをたくさん見つけていきたいです。)

2回分なのでかなり長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。手島が書くとものすごくネガティブに読めてしまうかもしれませんが、とても前向きな気持ちで書いています。心配されそうなので一応。


さて!リレー日記ファンの皆様お待たせいたしました。
明日からは楽しみにしている人が多いであろう4年生の最後のリレー日記です。
かく言う僕も楽しみにしている1人です。4年生がもうすぐ引退してしまうことを実感し寂しさを感じたり、最高学年になる日が近づいている不安を感じたりしますが、先輩方が残す言葉をじっくり読みたいと思います。
文章はもちろん楽しみですが、4年間を共にした同期同士の紹介文も非常に楽しみです。
ぜひ皆さんも毎日読んでください!!!!

今シーズンはここ数年で1番多い(手島調べ)24人の4年生が明日から毎日更新していきます。
そのトップバッターを務めるのは平岡さんです。普段は愛されキャラでいじられキャラの可愛い先輩ですが、スイカを着て対抗戦で闘う姿はとてもカッコよかったです。
 

夢は逃げない[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2021/10/31(日) 09:51

広報セクションのミーティング中は「姉御」と呼ばれている、バリバリ仕事人の榎園さんからバトンを受け取りました、2年の手島です。一緒に仕事をする中で先輩後輩感よりお友達感の方が強くなり、タメ口で話す機会が増えたのですが、入部するまでは小学生のよくわからないノリでつけてしまったあだ名で呼んでいたので、いつもなんて呼ぶか迷っているのはここだけの話です。下の名前で呼ばれたいそうなので、これを機に今度から下の名前で呼ぼうかなと思います。



彼女のリレー日記愛には到底及びませんが、僕もリレー日記は大好きで、部内で5本の指には入ると思っています。毎日HPを訪れては更新されていないか確認し、全員分更新された日に読んでいます。書く方についても、自分の番が回ってくる1ヶ月前には何を書くか決まっており、バトンを渡された時には紹介部分以外ほとんど書き終わっています。過去3回、毎回長く書いてしまい、某同期に「手島のリレー日記は長すぎて読む気になれない」と言われてしまったこともあります。

ところが、今回は何を書くか決まらないまま、バトンを受け取ってしまいました。素直になれる、というのと近いのですが、リレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれていると僕は考えています。今回テーマが決まらないままバトンを受け取ってしまったのは、少なくともこの1ヶ月間(おそらく実際には3~4ヶ月間)、本当の意味で自分と向き合うことから逃げていたからです。部活とは全く関係のないことを書いて、このまま自分と向き合うことから逃げ続けようかとも思いましたが、1つ前にあんなリレー日記を書かれるとそういうわけにもいかないので、更新スケジュールの不思議な作用に感謝して最近の自分と向き合ってみようと思います。


8月の中旬、体調を崩してしまい、部活を長く休んでしまいました。
はじめは本当にただの体調不良で、早く治して戻ろうと思っていました。しかし、体調は全く良くならず、休んでいる間に周りに差をつけられてしまうという焦りから余計に体調が悪くなるという悪循環に陥りました。しばらく部活のことを考えたくないと思うようになり、期限を決めずに部活を休ませていただくことにしました。

長引いた体調不良の背景には、心の不調がありました。6月に腰椎椎間板ヘルニアになり、DLに入りました。前の怪我から復帰してそれほど時間が経っていなかったこともあって、いつになったらちゃんとプレーできるのだろうととても不安になりました。同期にはどんどん差をつけられてしまい、未経験で入部した1年生にも追いつき追い越されてしまうと思うと、強い焦りを感じました。怪我ばかりの自分に、この部にいる意味はあるのか、いっそのこといない方がチームにとってプラスになるのではないかとまで考えるようになってしまいました。コーチから怪我人に対する励ましの言葉をもらっても、それを素直に受け止めることができず、何を言われてもマイナスに受け止めてしまう自分がいました。「病んでいる」という俗っぽい言葉では片付けられないほど、心に病を抱えていました。

結局、休んでいる間も部活のことを全く考えないことはできず、気づけば練習ビデオを見ていたりトレーニングをしていたりして、戻るしかないと思うようになり、3週間ほど休んだのちに部活に復帰しました。

しかし、今は活動を続けられていますが、今も心が元気かと聞かれればきっと元気でないというのが答えになります。

自分の心の弱さに悩み、強くなりたいと思うものの簡単には強くなれるはずもなく、強くなることを諦めかけていた自分ですが、どうすれば強くなれるのか、リレー日記をきっかけにいろいろと考えてみました。そんな中で気づいたことがあります。それは、諦めてしまうのはいつも自分であって、夢は逃げないということです。どうすれば強く生きられるのかの答えはまだ分かりませんが、諦めずに自分の弱さと向き合い続けていれば、いつか強くなれる気がします。ちょうど昨日安富とメンタルについて話していた時に、時には逃げて開き直ることも大事と言われましたが、僕は僕のやり方で強くなろうと思います。時間はかかるかもしれないけど、見ていてほしいです。


そして、このことに気づけたのは今僕がここにいるからであり、それは紛れもなく、この部活をやめたくないと思わせてくれた同期のみんなのおかげです。

みんなにしばらく休むというメッセージを送った後、すぐに個人LINEで心配してくれた関戸
こういう時は何も言わないのが正解だと思ってあえて何も返信せず待ってくれていた安富
僕が休んでいる間も今日こんなことがあったよっていつも通りLINEをくれた池田
DL期間中たくさんの悩みを聞いてくれて、心の支えになってくれた西久保
僕と同じく腰に悩みを抱えていて、いつも心配してくれる橋野
久しぶりに部活に参加した日、電車が一緒になって笑顔で駆け寄ってくれた陸人
手島が久しぶりに部活に来たことに先輩が気づかないほど、あの日ヘアアイロンで髪を撫でつけて部活に参加して笑わせてくれた、平和の象徴の岩下
復帰した後、変に気を遣うわけでもなくいつも通り接してくれた前川


みんなの一人ひとり違った優しさにいつも助けられています。本当にありがとう。
強くなるのにあわせて、優しくもなりたいです。たぶんみんなと一緒なら優しくもなれる気がします。


書き始める前より、少しだけ前向きになれました。やっぱりリレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれる素敵なものです。逃げずにちゃんと向き合って良かったです。そして更新スケジュールの不思議な作用には感謝しかないです。

いつものごとく長くなりましたが、ここで終わろうと思います。長くなってしまって、そしていつもと違って少し慌てて書いた文章で申し訳ないけれど、同期の全員、特に文中何度か登場している安富が最後まで読んでくれることを願います。



次は、1年生にしてウエイト部内トップクラスの強さを誇る本多にバトンを渡します。僕にどこか似ているみたいですが、僕の方が一回りサイズが小さいため、時々、池田や前川が僕のことを「リトル本多」と言ってきます。後ろにつくのが本多とはいえ、池田に「リトル」と言われるのはどうも納得できないので、ご本人様、どうか非公認にしてください。笑
 

相方よ、エモくいよう。[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2021/05/13(木) 18:09

実は桐光学園中学男子硬式テニス部でも先輩だった4年の今塩屋さんからバトンを受け取りました、2年の手島です。
同期が写真を見て別人別人とイジる、手島の60キロ台の時を知っている数少ない部員の1人です。
60キロから90キロでも別人と言われるのに、150キロになったらどうなるのでしょうか…

最近の手島をイジりたいムーブは第二波で、第一波は去年の12月頃に来ましたが、僕は真面目なのでそれ以来正しいイジられ方について考えています。全く分からないままですが。


新シーズンになり更新されたHPのプロフィールがドルヲタ全開になっているので、今回はアイドルの話をしようと思います。



グループのアイドルには2人組の文化がある。
僕が好きな48グループの中で、知っている方が比較的多そうな例を挙げると、あつみな(前田敦子・高橋みなみ)・まゆゆきりん(渡辺麻友・柏木由紀)・W松井(松井珠理奈・松井玲奈)・さやみるきー(山本彩・渡辺美優紀)といったところだろうか。僕が推しているHKT48にも、さくにゃー・なつまど・めるみお・なこみく・えれみる…と数多くの2人組が存在する。公の場で語れるほど詳しくはないので具体例を挙げることはしないが、坂道グループにもジャニーズグループにも2人組は見られる。

この「2人組」には運営がセット売りしている場合や、同期の仲良しコンビ、フォーメーションでシンメを飾る組み合わせ、名前や出身地など共通の何かを持つ者同士、先輩後輩の師弟コンビなど様々なパターンがある。いずれの場合も、ヲタクはその2人でいることに意味を見出し、2人の絡みや関係性にヲタク心をくすぐられる。便利な言葉を使わせてもらえば、その2人に「エモさ」を感じるのである。そして、「好きな人が好きなものを好きになる」という現象に似ているのだろうが、推しメンが組んでいる2人組の相方のことも好きになるということも多い。

僕の推しメン秋吉優花について取り上げると、岩花詩乃と組んだ2期生の年少コンビ「しのゆか」は2人揃って少女から女性への素晴らしい成長を見せてくれてエモいし、愛称が「なつみかん」の田中菜津美と結成した「みかん姉妹」(秋吉はみかんが大好きである)のトークは48グループ1の面白さである(手島調べ)。


ここまで長々とアイドルの話を書いてきたが、要するに「2人組」はエモいということを伝えたい。

そして、この「2人組」は、東大ラグビー部の中にもあるように思う。
高校時代から同期の杉井さんと三方さんは仲良しコンビ型の、るーしーさん(4年の齋藤さん)と、るーしーさんにラインアウトのスローを教えてもらっている池田は師弟コンビ型の2人組と言えるだろう。


自分は誰と2人組を組んでいるのだろう。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが関戸悠真である。

僕が入部した時、同期で未経験だったのは関戸と僕の2人だけだった(後に2人増え、4人になるが)。同期の経験者は上級生に混ざって練習していたため、ジュニア練習は僕たち2人とジュニアコーチだけで行っていた。2人だけでのジュニア練習は約1ヶ月続き、その間お互いに相手を見てどうすればうまくいくのかを模索し、時に指摘しあい、悩みを打ち明けあった。まだまだ早すぎるのではないか、と思うタイミングで先輩たちの練習に混ぜてもらうようになってからも、ずっと2人一緒だった。入部して半年以上経った今でも手島と関戸を間違えて呼んでしまう人がいるほど、2人はずっと一緒である。

一緒にいてくれる仲間がいることはとても心強かったが、その存在が辛いこともあった。

2人というものは必ずと言っていいほど比べられるものである。僕たちも例外ではなく、比べられた。上達が速い関戸はとにかく褒められていた。手島も褒めていただいていたが、「手島も上達速いよ」だった。いつも先に褒められるのは関戸で、その次。いつものように「も」に悔しさを覚えていた。高校時代熱心に部活に取り組んでいた関戸には、パワーもスピードもスタミナも勝てない。成長スピードの速さとそのポテンシャルの高さが心の底から羨ましくて、辛かった。もっと普通の出来の子と一緒だったら良かったのにな、と思うこともあった。

辛いと感じることもあったが、やはり一緒にいたのが関戸で良かった。負けず嫌いな自分にとっては、関戸に負けていられないという気持ちがモチベーションになり、確実に自分の成長に繋がっていた。当時はそんなことを考える余裕がなかったけれど、今はとても感謝している。ありがとう。


関戸がどう思っているかは知らないが、今も手島のライバルは関戸だと思っている。お互いに刺激を与えて、高めあっていきたい。そして、今シーズン中に2人一緒にスイカジャージを着たい。その目標が叶ったとき、きっと2人のスタートを思い返して「エモい」と感じるだろう。もちろん、今シーズンに限らず、来年以降も高めあっていく「エモい」2人組であり続けたい。



今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


次は部内マッチで同じチームになったり、一緒に草むしりをしたりと、最近接点が多かった3年の松元さんにバトンを渡します。
草むしりをして綺麗になった通路を見て、3年生がみんな手島にだけお礼を言うので、少し申し訳なくなりました。笑
 
 

チーム愛[ラグビー部リレー日記]

 written by 手島 潤哉投稿日時:2020/12/19(土) 22:37

同クラで同じ部活、同じ未経験でのスタートで帰る方向も同じ。たくさんの「同じ」が重なっている池田からバトンを受け取りました、1年の手島です。
「同じ」が多い中、僕が時空をゆがませたせいで歳は違い、池田は時々手島のことを「パパ」と呼んでそのことをいじってきます。でも、それを許せるどころか、そのいじりに乗って親目線で可愛がってしまうほど可愛いのが池田です。良い紹介を書いてくれたのでお返しですが、池田はとてもカッコいい人です。「できないことがあるのが嫌い」と話してくれたことがあり、練習中にできなかったなと思うことがあるとすぐにジュニコや先輩、同期の経験者にアドバイスを求めに行っています。ただ、蝶々結びは練習してもうまくならないままのようで、やはり可愛い人です。



もうすぐ、4年生の最後のリレー日記の更新が始まる。前回のリレー日記にも書いた通り、僕はこのリレー日記がとても好きで、昨年の4年生の最後のリレー日記も全て遡って読んでいる。今年はイレギュラーな年で僕が入部したのは9月下旬であるから、今の4年生との思い出は足りないけれど、先輩方がどんな言葉を残して最後の試合を迎えるのかが楽しみなのである(ご本人に伝えられたことはありませんが、手島が密かに憧れていて、前回とても素敵な日記を書いていた山口さんの更新は特に楽しみにしています)。

4年生。

3年後、自分はどんな4年生になっているのだろう。そもそもラグビー部にいるのだろうか。本当に恥ずかしいことだが、僕は部活を最後までやり遂げたことがない。中学のテニス部は、同級生同士の喧嘩に巻き込まれることが面倒臭くなって、逃げるように幽霊部員になり、最終的に辞めてしまった。高校のバレーボール部も、先輩とうまく付き合うことができず、部の雰囲気に馴染めないまま1年で辞めてしまった。高校のバレー部に関しては、他にも理由があるのだが、中高どちらも人間関係に問題を抱えて退部を選択したのである。

人付き合いが得意なふりをしているけれど、本当はそんなことはない。クラスに話せる友達がいないある同期をいじっているけれど、本当はいじれるような立場ではない。人間関係はどちらかと言えば苦手分野で、すぐに疲れて一人でいることを選んでしまいがちだ。

同期は本当に良い人ばかりでこんな手島とも仲良くしてくれているし、先輩も本当に優しい先輩しかいない。だから、東大ラグビー部は続けたいと思っているし、続けられるとも思っている。部の雰囲気が、部活恐怖症とも言える僕の背中を押したのだから。それでも、人付き合いに疲れて逃げたくなってしまう日が来るのではないかと怖いのである。

では、どうすればこの恐怖は消えるのか。

今までの人生を振り返りながら考えて、2つの答えにたどり着いた。1つ目は、自分の好きな自分でいることである。周りの目を気にしすぎて自分の好きな自分でいられなくなると、苦しい。だから、自分には正直に生きていたい。だが、ありのままの自分をみんなが好きでいてくれるほど自分は魅力的な人ではない。そこで出てくるもう一つの答えが、仲間を好きでいることである。他の人がみんな同じかはわからないが、僕は、自分のことを好きでいてくれる人のことは好きだ。自分の居場所を居心地よくするために、仲間に自分を好きでいてもらうために、まずは自分が仲間を好きでいたい。好きな人と一緒にいる時間が疲れる時間になるはずがないから、これが解決策であることは間違いなさそうである。

ここまで書いてきて、2021年の目標を決めた。それは、チーム愛でチームNo.1になること。チーム愛で4年生に勝つのは難しいだろうが、この目標を胸にチームのために動ける人になりたいと思う。



恐怖と真剣に向き合い、来年の目標も決まったところで今回の日記は終わりにします。普段あまり言葉にしないような気持ちを書いたので、うまく伝わっているか不安ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


次はS&Cで大変お世話になっているあきらさんにバトンを渡します。
同期が「手島は怖い」と言いすぎるせいで、あきらさんにも怖がられていそうなのが少し残念です。同期が言うほど怖くないので、安心してください。
 
 
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2024/02/11(日) 22:05
神経質になってしまう人へ
2024/02/09(金) 23:59
自然
2024/02/09(金) 19:31
モーマンタイ
2024/02/08(木) 09:25
自信
2024/02/05(月) 14:47
自信に根拠を。
2024/02/02(金) 22:00
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