ブログ 大川 充穂さんが書いた記事
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副将として[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/12/19(金) 22:44
こんばんは。副将の江村からバトンを受け取りました、もう一人の副将大川充穂です。
ついに私のラグビー生活もあと数日でおしまい、というところまで来ました。あっという間のようにも思えますし、大学1年のころなどは逆にはるか遠い昔のようにも思えます。
今年一年、非常に苦しく長い時間でした。松木が、鉄本が、後輩の立山が、プレーでチームを盛り立てていく中で自分は副将として試合には出ているものの、チームを引っ張るようなプレーはまったくできずにいました。春シーズン目標としていた防衛大や九州大。勝った後も、自分が担当していたスクラムなどでは本当にこのままで大丈夫なのか、常にモヤモヤとした不安の中にいました。そして秋シーズン。結局最後まで、チームに明確な貢献をすることができずに、私のラストシーズンは終わってしまいました。私自身、最後までいいパフォーマンスができなかったことが非常に悔しく、そうした差が一橋、そして成蹊に届かなかった要因の一つになってしまったことに対して後悔しかありません。
そしてなにより、自分があまりに副将として能力が不足していたことが苦しく、また辛かった。FWの練習の統括を任されたものの、今まで一個人で好き勝手にプレーしていたときとはまったく違う上に立つ人間としての視点を持たなければならないということに最後まで不慣れなままでした。自分自身もプレーする中で周りを、全体を見て課題を見つけ、原因を特定し、しっかりと理論立てて指導する。声の大きさも抽象度も認識も様々な声が飛び交う中で何を選ぶかをその場その場で決断しなければならない。残念ながらそうしたことが自分ではほとんどできませんでした。結局ほかの練習も統括する松木や鉄本、立山たちに頼り切りになってしまうシーンも少なくありませんでした。自分が方針の芯になれない結果、練習自体がモヤモヤした状態で終わってしまうことも少なからずありました。そうした練習が積み重なった結果、果たして同期は、後輩たちは、この一年間でどれだけ成長できたのだろうか。彼らの一年間を受け取っておきながら、自分がやった練習はそれに応えることができたのだろうか。既に過ぎてしまった時間は戻ってきませんが、いま改めて振り返っても自分の能力のなさに歯がゆさしか覚えません。
さて、こうして後ろ向きな、後悔の話ばかりしてきましたが、幸いにしてあと一試合だけ自分には残っています。加藤も書いていましたが、そこで最高のプレーをして、後輩たちに少しでもカッコいい姿を見せられたらな、と思っています。
乱文失礼いたしました。さて、今シーズンのリレー日記もついに最後の1人です。
我らが主将松木秀伸、よろしくお願いします。
ついに私のラグビー生活もあと数日でおしまい、というところまで来ました。あっという間のようにも思えますし、大学1年のころなどは逆にはるか遠い昔のようにも思えます。
今年一年、非常に苦しく長い時間でした。松木が、鉄本が、後輩の立山が、プレーでチームを盛り立てていく中で自分は副将として試合には出ているものの、チームを引っ張るようなプレーはまったくできずにいました。春シーズン目標としていた防衛大や九州大。勝った後も、自分が担当していたスクラムなどでは本当にこのままで大丈夫なのか、常にモヤモヤとした不安の中にいました。そして秋シーズン。結局最後まで、チームに明確な貢献をすることができずに、私のラストシーズンは終わってしまいました。私自身、最後までいいパフォーマンスができなかったことが非常に悔しく、そうした差が一橋、そして成蹊に届かなかった要因の一つになってしまったことに対して後悔しかありません。
そしてなにより、自分があまりに副将として能力が不足していたことが苦しく、また辛かった。FWの練習の統括を任されたものの、今まで一個人で好き勝手にプレーしていたときとはまったく違う上に立つ人間としての視点を持たなければならないということに最後まで不慣れなままでした。自分自身もプレーする中で周りを、全体を見て課題を見つけ、原因を特定し、しっかりと理論立てて指導する。声の大きさも抽象度も認識も様々な声が飛び交う中で何を選ぶかをその場その場で決断しなければならない。残念ながらそうしたことが自分ではほとんどできませんでした。結局ほかの練習も統括する松木や鉄本、立山たちに頼り切りになってしまうシーンも少なくありませんでした。自分が方針の芯になれない結果、練習自体がモヤモヤした状態で終わってしまうことも少なからずありました。そうした練習が積み重なった結果、果たして同期は、後輩たちは、この一年間でどれだけ成長できたのだろうか。彼らの一年間を受け取っておきながら、自分がやった練習はそれに応えることができたのだろうか。既に過ぎてしまった時間は戻ってきませんが、いま改めて振り返っても自分の能力のなさに歯がゆさしか覚えません。
さて、こうして後ろ向きな、後悔の話ばかりしてきましたが、幸いにしてあと一試合だけ自分には残っています。加藤も書いていましたが、そこで最高のプレーをして、後輩たちに少しでもカッコいい姿を見せられたらな、と思っています。
乱文失礼いたしました。さて、今シーズンのリレー日記もついに最後の1人です。
我らが主将松木秀伸、よろしくお願いします。
スタート![ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/02/12(水) 21:35
リレー日記をお読みの皆様へ。
今年度副将を務めます東京大学ラグビー部4年の大川充穂です。
今年度もリレー日記がスタートします。部員それぞれが考えていることを、ここから発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
先日2月9日にキックオフミーティングが行われ、主将松木率いる新チームがスタートしました。
昨年までのような目立ったキープレイヤーは存在しませんが、全員でしっかりと団結して頑張っていくことを確認し、いいスタートが切れたように思います。
同じく2月9日の夕方からは、昨年度の納会が行われました。そこには内田前監督をはじめとして、非常に多くのOBの方々にいらっしゃっていただき、自分たちはこれだけ多くの方々に支えられているのだ、ということを強く感じました。皆様のご期待に応え、私たちの目標が達成できるよう、これからも努力を重ねていきたいと思います。
私自身、副将として、今年から首脳陣の一人としてチームをまとめていく立場になったわけですが、なってみて初めてそのむずかしさというものを痛感しています。今までの大して何も考えずにラグビーだけをしていればよかった3年間とは大違いです。この1年間は果たしてこれまでの3年間のようにあっという間に過ぎてしまうのか、それとももがきながらやっとというような長い1年間になるのかはわかりません。それが実際にはどうだったかは、今年の私の最後のリレー日記のときに振り返ってみたいと思います。
一つだけ確実に言えることは、この1年間を大学生活4年間を捧げたラグビーの集大成として、胸を張れるものにしたい、ということです。
まとまりのない文章になってしまい申し訳ありませんでした。
次は、口下手なもう一人の副将、江村君にお願いします。
今年度副将を務めます東京大学ラグビー部4年の大川充穂です。
今年度もリレー日記がスタートします。部員それぞれが考えていることを、ここから発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
先日2月9日にキックオフミーティングが行われ、主将松木率いる新チームがスタートしました。
昨年までのような目立ったキープレイヤーは存在しませんが、全員でしっかりと団結して頑張っていくことを確認し、いいスタートが切れたように思います。
同じく2月9日の夕方からは、昨年度の納会が行われました。そこには内田前監督をはじめとして、非常に多くのOBの方々にいらっしゃっていただき、自分たちはこれだけ多くの方々に支えられているのだ、ということを強く感じました。皆様のご期待に応え、私たちの目標が達成できるよう、これからも努力を重ねていきたいと思います。
私自身、副将として、今年から首脳陣の一人としてチームをまとめていく立場になったわけですが、なってみて初めてそのむずかしさというものを痛感しています。今までの大して何も考えずにラグビーだけをしていればよかった3年間とは大違いです。この1年間は果たしてこれまでの3年間のようにあっという間に過ぎてしまうのか、それとももがきながらやっとというような長い1年間になるのかはわかりません。それが実際にはどうだったかは、今年の私の最後のリレー日記のときに振り返ってみたいと思います。
一つだけ確実に言えることは、この1年間を大学生活4年間を捧げたラグビーの集大成として、胸を張れるものにしたい、ということです。
まとまりのない文章になってしまい申し訳ありませんでした。
次は、口下手なもう一人の副将、江村君にお願いします。
勝ちたい[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2013/10/22(火) 22:33
1年の坂田からバトンを受け取りました3年の大川です。
私は幸いにして今年の春からずっと3番を着て試合に出させていただいています。
その中で、私の中に今までよりも強く意識するようになった気持ちがあります。
勝ちたい、と。
今までの2年間はBチームで、たまにメンバーに選ばれても出場機会はほぼなく、今思えば対抗戦を自分のものとしてとらえることができていなかったのかもしれません。しかしながら、今年プレッシャーの中でスイカの3番をいただいて試合をしていく中で、より「勝つ」ということをはっきりととらえられるようになった気がします。
もちろん、勝つということがいかに難しいかはこれまでの今シーズンの成績がすでに物語っているのでしょう。既に入れ替え戦への道が断たれた中で、何をモチベーションとするかは難しいところです。
ですが、だからこそ、勝ちたい。勝って何かを達成するのではなく、勝つことを目標にしたい。試合だけじゃなく、セットプレーでも、すべてで勝ちたい。一人ひとりがそれを意識する中で、初めてチームの勝利に手が届くのではないでしょうか。そのために、できるだけのことをしたいと思います。
最後までお読みいただき、お読みいただきありがとうございました。次はチームに若い風をもたらしてくれている1年の棚橋君にお願いしたいと思います。
私は幸いにして今年の春からずっと3番を着て試合に出させていただいています。
その中で、私の中に今までよりも強く意識するようになった気持ちがあります。
勝ちたい、と。
今までの2年間はBチームで、たまにメンバーに選ばれても出場機会はほぼなく、今思えば対抗戦を自分のものとしてとらえることができていなかったのかもしれません。しかしながら、今年プレッシャーの中でスイカの3番をいただいて試合をしていく中で、より「勝つ」ということをはっきりととらえられるようになった気がします。
もちろん、勝つということがいかに難しいかはこれまでの今シーズンの成績がすでに物語っているのでしょう。既に入れ替え戦への道が断たれた中で、何をモチベーションとするかは難しいところです。
ですが、だからこそ、勝ちたい。勝って何かを達成するのではなく、勝つことを目標にしたい。試合だけじゃなく、セットプレーでも、すべてで勝ちたい。一人ひとりがそれを意識する中で、初めてチームの勝利に手が届くのではないでしょうか。そのために、できるだけのことをしたいと思います。
最後までお読みいただき、お読みいただきありがとうございました。次はチームに若い風をもたらしてくれている1年の棚橋君にお願いしたいと思います。
上級生?[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2013/02/24(日) 23:16
磯崎さんからバトンを受けた大川です。
最近の練習では、今年からフロントローへの転向が決定した選手が多いためスクラムの基礎の練習が多くなっています。ご存じのとおり非常に地味な練習ですが、その中でも西山コーチがおっしゃったように、きつい中に楽しさを見出していきたいと思います。
さて早いものでもう大学に入って2年が経ちます。つまりもう3年生です。上級生です。入部した当初とてつもなく大きな存在だった上級生というものに自分がいよいよなる、という実感はまだまだ湧きません。これから湧いてくるのかどうかかもわかりませんし、そもそも黙って待っていれば湧いてくるものかどうかもわかりません。
しかし、私個人の感覚などというものにかまってくれるほど世間は甘くないようなので、否が応でも責任というものは増えていきます。正直、実感のない中で責任だけが膨らんでいるような感じがないと言えば嘘になります。そのような中でこの責任を果たすにはどうすればいいか。個人的には、その答えはただがむしゃらにやることしかないのかな、と思います。まず自分自身が頑張る。努力する。その先で、見えたことを周りに伝える。そうしたことで自分自身の毎回の練習を充実させ、チームをいい方向へ持っていけるのではないか、と思います。
2年たち、大学でのラグビー生活も折り返しを過ぎました。年齢は年が進むにつれ1/20、1/21…とどんどん重さが薄くなっていき、時間を早く感じるといいます。ですがこれからのラグビー生活は1/400、1/399…と逆に一回一回の練習が重さを増していくのでしょう。ですが、重さを増していく1日はまた常に1/800でもあるのです。先日の納会でも言われ、また、自分自身常に意識しようとしてもやはり難しいこのことをいかに意識できるか。準備をしなければ当然勝てない。その準備にも対抗戦直前と同じ1/800を意識できるのか。こうしたことを我々はもっと考えなければいけないのでしょう。常にこのようなことを意識しつつ、今後の練習に臨んでいきたいと思います。
支離滅裂もいいところの乱文となってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回のバトンはそろそろバックスに、ということで同期の江村に回したいと思います。
東京大学運動会ラグビー部 新3年 大川充穂
最近の練習では、今年からフロントローへの転向が決定した選手が多いためスクラムの基礎の練習が多くなっています。ご存じのとおり非常に地味な練習ですが、その中でも西山コーチがおっしゃったように、きつい中に楽しさを見出していきたいと思います。
さて早いものでもう大学に入って2年が経ちます。つまりもう3年生です。上級生です。入部した当初とてつもなく大きな存在だった上級生というものに自分がいよいよなる、という実感はまだまだ湧きません。これから湧いてくるのかどうかかもわかりませんし、そもそも黙って待っていれば湧いてくるものかどうかもわかりません。
しかし、私個人の感覚などというものにかまってくれるほど世間は甘くないようなので、否が応でも責任というものは増えていきます。正直、実感のない中で責任だけが膨らんでいるような感じがないと言えば嘘になります。そのような中でこの責任を果たすにはどうすればいいか。個人的には、その答えはただがむしゃらにやることしかないのかな、と思います。まず自分自身が頑張る。努力する。その先で、見えたことを周りに伝える。そうしたことで自分自身の毎回の練習を充実させ、チームをいい方向へ持っていけるのではないか、と思います。
2年たち、大学でのラグビー生活も折り返しを過ぎました。年齢は年が進むにつれ1/20、1/21…とどんどん重さが薄くなっていき、時間を早く感じるといいます。ですがこれからのラグビー生活は1/400、1/399…と逆に一回一回の練習が重さを増していくのでしょう。ですが、重さを増していく1日はまた常に1/800でもあるのです。先日の納会でも言われ、また、自分自身常に意識しようとしてもやはり難しいこのことをいかに意識できるか。準備をしなければ当然勝てない。その準備にも対抗戦直前と同じ1/800を意識できるのか。こうしたことを我々はもっと考えなければいけないのでしょう。常にこのようなことを意識しつつ、今後の練習に臨んでいきたいと思います。
支離滅裂もいいところの乱文となってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回のバトンはそろそろバックスに、ということで同期の江村に回したいと思います。
東京大学運動会ラグビー部 新3年 大川充穂
分岐点[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2012/10/13(土) 22:28
梶川さんから可愛げがないとの評を受け、バトンを渡されました2年生の大川充穂です。
前回の梶川さんは教育学部ですが、私は無事第一希望の文学部社会学部へと内定することができました。今後も学問とラグビーの両立を目指していきたいと思います。
さて、タイトル通り、明日の成城大学戦は、私たち東大ラグビー部にとっての分岐点になる試合でしょう。上田コーチも今日のジャージ授与式おっしゃられた通り、明日勝てばその次の上位校3連戦にもいい波にのって臨めるでしょうし、逆に(想像したくもありませんが)負けてしまえば今シーズンの今後はかなり厳しいものになってしまうでしょう。
しかしながら、分岐点にあるのはチーム全体だけでなく、私自身、そしてさらに言えば2年生全体でもあるのだと思います。私自身現在メンバーには入れていませんがその間にどれだけ、スキルアップ、そしてウエイトの強化ができるか。そこが今後のラグビー人生を左右するのではないか、と思っています。私たちはまだ2年生です。ですが私たちがこの先いかにチームの力になれるかということを考えると、勝負の年は今年なのかもしれません。
と、やや目線を先に向けてみましたが、結局のところ一番大事なのは、一日一日しっかりやるべきことを本気でやること、そして目の前の勝負に集中して絶対に勝つこと。これに尽きると思います。これの積み重ねが先ほど自分が言った「チームの力になる」ことにもつながると思うのです。
私自身、明日の試合ではピッチの外からではありますが全力でチームをサポートしていきたいと思います。
次のバトンですが、現在スタメンとして活躍している、同期の2年生江村君にお願いしたいと思います。
まとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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